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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

カモのカップル

2010年03月04日
秋田
 先日買い物をした時にレジの係の方に手渡したエコバックが、この頃使い込みすぎて少々汚れが気になってしまいました。エコバックも清潔にしないといけませんね・・・。



 さて・・この時期、西部承水路や南の池など淡水カモ達が集まる水辺ではカップル達の仲睦まじい様子が観察できます(なんか・・観察とか言いたくないくらいです。直視したくないような・・・(^^))。


 今、大潟で多く見られるのはカモ科マガモ属の仲間達。特に【マガモ】【オナガガモ】【コガモ】【カルガモ】です。彼らは既にどの種もカップルが成立していて、今は終日寄り添って行動しているようです。
  

 【マガモ】のカップルと【オナガガモ】のカップルが見えます。私が近くに来たので警戒していますが、それよりもお互いしっかりと寄り添う事の方が優先されているようです。
 

 その手前にいた【オナガガモ】のカップルです。狭いヨシの島に身を寄せ合って過ごしていました。背眠しながらこちらを警戒してはいるものの・・・2羽で過ごす心強さみたいなものがあるのでしょうか?このまま逃げることはありませんでした。


 カモのカップルは1年限りのものだそうで、これから繁殖地に行って巣作り、交尾、抱卵と続いていくのですが、子育ての頃になるとカモのオス♂はすっかりメス♀任せにして子育てには参加しないのだとか・・・


 その事を知ってか?知らずにか?カモのメス♀達はすっかりオス♂を信頼しているように感じられます。カモのカップルの絆って一見もの凄く強そうに見えます。が!しかし・・・

 そう思ってこの光景を見るとなんだか切ない感じがしますね・・・。