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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

機能的な姿

2010年03月01日
秋田
 バンクーバーオリンピックが閉幕しましたね。日本選手は銀メダルが3つ。銅メダルが2つ。その他にも多数の入賞がありました。
 選手の皆さん!お疲れ様でした。全ての競技は見られませんでしたが、目にした選手は全員が超かっこよかったです!!



 さて、今日から3月ですが、私に日記はいつもと変わらず・・・今日は私の上空を何度も旋回してくれた【トビ】の話題。
 この【トビ】はサービスが良くて、私のちょっと上を何度も何度も飛んでくれたのでこんな写真が撮れちゃいました!!


 カメラをほぼ真上に向けながら撮影したのですが、過ぎゆく【トビ】の後ろ姿をこんな至近距離で!!
 そこで気付いたのですが・・・飛翔時の【トビ】の脚ってこんな風になっていたんですね??アップにしてみます。


 上手いこと収納(?)格納(?)されてますよね?これだと脚による空気抵抗もほとんど無いのではないでしょうか??
 飛行機のタイヤが格納されるようになったのも鳥が飛翔しているときの姿を参考にしてだそうですが、開発者が見たのはこの様な【トビ】の姿だったのかも知れませんね??


 細かく見ていくと・・・脚でも羽のある部分は完全に胴体と一体化していてどこにあるのか?解りません。またそこから続く跗蹠(ふしょ)もほとんど見えていません。見えているのは足指の部分だけ。それも折り畳んだ上に、下腹~下尾筒の羽に覆われるよう収納(?)されています。この姿は「飛ぶ為に」進化した姿なんだろうな~と思うとなんだか感動にも似た感覚がこみ上げてきました。


 鳥のことを知るにつけ、「野鳥の身体って本当に良くできているな」と感心することばかりですが、今回も【トビ】の飛翔型がこれほどまでに機能的な姿であったとは・・・