あっという間に3月、伊豆沼、蕪栗沼、化女沼の賑やかさがウソのように静寂な世界に変わってしまいました。
冬の賑わいマガンたち15万羽の8割以上は旅立ち「北帰行」です。水鳥といえば、マガモやオナガガモが中心となり、周りの木々の梢で春の囁きをはじめている小鳥たちが目につき、声までが春を感じさせています。
ベニマシコは、冬場も観察してましたが、木の芽は膨らみだしたので栄養価の高い「ごちそう」、お食事に夢中でした。
エナガは群れで移動しながら、こちらは木の幹周りや枝先で、クモなどを物色中でした。
別れで春を感じ、出会いで春を感じる、複雑な季節です。