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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

巫女さん御一行

2010年02月18日
秋田
 いつも以上に天気予報が気になり、毎日チェックしています。いまのところ日曜日は天気が良さそうなのでかなり期待している今日この頃です。



 昨期、僅かでも氷が溶けている場所があれば、そこに【ミコアイサ】の姿がみられた大潟の水辺に今期は渡りの初期に通過していった後、【ミコアイサ】の姿が観られなくなり、暫く寂しい思いを抱きながら過ごしていましたが、ここに来て急激に数を増やしています。西部承水路や南の池などのお馴染みの水辺に限らず、何処に行ってもかなりの数を観ることが出来ます。

 そんな状況になってきていた先日のこと、いつも巡視&調査している西部承水路で【ミコアイサ】のメス♀ばかり15羽という御一行様をみかけました。周りも見渡してもオス♂の姿はありません。

 一般的にカモは越冬地で伴侶を見つけて繁殖地へと仲良く帰っていくものと思っていました。なので、この時期はいくつものカモのペアが仲良く過ごす光景を当たり前に思っていたので、違和感を覚えました。


 氷の溶けた僅かな場所に15羽も・・・
 そこで話す内容はやっぱり『ガールズトーク』でしょうか??きっと恋の季節は始まってますよね?と言うことは・・・男子(オス♂)の集まる場所に行く前の入念な打合せ??? まさかね・・・(笑)