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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

「悠々」の訳

2010年02月03日
秋田
 今日は節分。皆さんのお宅では豆撒きをされますか??鬼の面を被らされるのは??


 さて・・今日も【タンチョウ】の話題。昨日の記事が長かったので今日は短めにいきましょう!!

 昨日の記事で南の池で過ごす【タンチョウ】の写真を載せましたが・・周りが閑散として物寂しい感じがしましたよね?本来であればサギ類やカモ類などがたくさんいるのですが・・・
 結果としてこの【タンチョウ】は一人(一鳥?)悠々と過ごしているように見えますが、今日はその訳を写真で紹介します。






 昨日の写真にも写っている南の池に半島状にせり出している部分には、いつもアオサギやダイサギがいます。それを見た【タンチョウ】は1枚目の写真のように歩いてジリジリと距離を詰めていきます。一見して無関心を装っているように見えますが・・・実は確信犯です!!
 そして・・アオサギたちに緊張が走り・・その後2枚目の写真のように飛んで逃げていきます。塒で過ごすときは一緒にいても平気なようですが、採餌や羽繕いや休憩などの「普段の生活」の場面ではこの【タンチョウ】は一人(一鳥?)が好きなようで・・・いつもこうして周りにいる鳥たちを飛び散らしてしまいます。

 そして・・・みんながいなくなると満足したように・・・

 笑みを浮かべているかのように堂々と歩いてきて自分の過ごしたい場所に向かいます。


 この後に向かったのが昨日の日記の1枚目の写真の場所!!そしてその後何をしたのか?それは明日の日記をお待ち下さい(笑)!