ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2010年1月

22件の記事があります。

2010年01月18日ホオジロの食事

秋田 足利 直哉

 今年って「暖冬になる」って言ってなかったけ??と思ってしまいますし、そういう声が多く聞かれます。このところ秋田では真冬日が続いたりと厳しい寒さが身にしみます。まとまった積雪もあったりして・・・もう「暖冬」とは程遠い毎日です。



 小鳥たちとの出会いは、ある種「運」が大きく影響するように感じます。天気によって、時間帯によって、周辺にいる鳥や動物によって、人通りによって、交通量によって等など小鳥たちを取り巻く環境によって出会えるか?出会えないか?大きく左右される気がします。
 その分、出会えた時の嬉しさもひとしおです。今日紹介する【ホオジロ】も決して珍しい野鳥ではなく、こちらでは年間を通じて観察できますし、繁殖も身近な場所で行っていたりするので、見慣れたお馴染みの野鳥ですが、この時期になると出会えたり出会えなかったりとちょっと「お馴染み感」が薄れてきます。私のフィールドノートを見ても随分と久しぶりの観察でした。

 その観察は採餌シーンでしたので、今日はそれをご紹介します。







 大潟村であれば何処に行ってもありつける身近な食材『ヨシの実』を食べていました。もし、仮に【ホオジロ】がこの実が大好きだったとすると・・・この大潟村は『天国』でしょうね??村中何処でも大量のヨシを見つけるのは難しいことではありませんから・・・


 でもきっと「好きな食材」でも無ければ「主食」でもないですね・・・小鳥たちが『ヨシの実』を食べるシーンが観察できるのは荒天の日が多いようですから、恐らく雪が降って地面が覆われ、地上で採餌することが出来なくなった時の「一時しのぎ」の感覚で手を出す食材なんだと推察しています。この日も風が強く、雪が降り続け、キーンと冷えた日でした。

 しかし別の言い方をすれば、大潟にいればどんだけ荒天が続いても「ヨシの実」だけは大量にあるから食いっぱぐれはない!!と言えそうですね。そうするとやはり大潟村は小鳥たちから見れば『天国』なのかも知れません。


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2010年01月15日ヒシクイの嘴掻き

秋田 足利 直哉

 秋田は昨日今日と連続して「真冬日」となりました。こんな日は内陸部は底冷え、沿岸部は強風と相まって寒さが身にしみます。



 そろそろ・・・「何日同じネタで続けるつもりだよ?」という声が聞かれそうですが・・・(苦笑)今日も『掻き』について。

 大潟では、塒で過ごす以外、ほとんど水辺で過ごすガン類を見ることが無く、専ら田んぼでの観察が多いのですが、この日はラッキーにもオオハクチョウの群れに混じって数羽の【ヒシクイ】がいて、しかも更にラッキーなことにじっくり観察することが出来ました。
 その時、水上にいる【ヒシクイ】が嘴を掻くシーンが観察できたのでお伝えしようと思います。


 一言で言えば・・・昨日のコハクチョウと同じ感じ。水上で身体を捩って足を上げ、頭を下げて、頭や嘴を掻くのですが、やはり真ん中の指爪をつかっていました。
 【ヒシクイ】とコハクチョウって似たような生態なんですかね??


 水中に隠れてしまって解りにくいかも知れないと思い、おもいっきりトリミングしてみました。確かに真ん中の指爪を使っていますよね??


 現在、大潟には数千羽の【ヒシクイ】が確認できますが(日中の場合)、警戒心が強く、群れで行動しているのでなかなかじっくりと間近で観察する機会がありません・・・。遠くにいる群れをスコープの倍率を上げて観察しても細かな動きまでは観察するのはかなり難しいことです。
 しかし、この時はたった1羽でしたが、直ぐ側で、羽繕いしたり、頭や嘴を掻いたり、水中から採餌したりと貴重なシーンを観察することが出来ました。私自身過去最短距離での観察だったかも知れません。一緒に過ごしていたオオハクチョウに感謝です!!

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2010年01月14日コハクチョウの頭掻き

秋田 足利 直哉

 今日は猛吹雪。ビルの窓から見ても横殴りの雪で視界が無くなるほど・・・道路では地吹雪。海岸沿いでは海風と相まって一段と強い吹雪となっていました。当地ではこの時期、吹雪は当たり前ですがそれでも各交通機関に影響が出ていました。今朝私が乗った電車も10分ほど遅れました・・・。余裕を持った行動を心がけましょう。


 さて、今日も『頭掻き』の話題。
 西部承水路の塒から動かずに過ごしていた群れの中から『頭掻き』する個体を狙って観察してきましたので、先ずは写真3連発をご覧下さい。


 【コハクチョウ】の足は大きいですね!!自分たちがする「手櫛」に置き換えて考えてみるとさぞかし広い範囲をカバーできそうですが・・・


 よ~く見ると大きな足の全体を使うのではなさそうです!!水掻きの付いた大きな足の真ん中(第3趾あるいは中指)の指爪だけを使っているようでした。
 目を細めて気持ちよさそうですね~。


 最後は頭を逆さまにした本気度の高い頭掻きを!!これもやはり真ん中の指爪を使っているようですね??


 私たちが頭を掻く時は確かに爪を立てますが、指1本という事はないですよね?また髪をかき上げる手櫛も掌全体を使いますよね??注意して観察すると【コハクチョウ】は皆、指爪1本を使って『頭掻き』をしていました。きっと見逃しているのもあると思うので断言は出来ませんけど、このやり方がスタンダードなのではないでしょうか??


 また一つ。新たな収穫を得た観察でした。明日の日記もまた『頭掻き』の話しでも良いでしょうかね??

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2010年01月14日ふゆみずたんぼ

仙台 鎌田 和子

1月7日の情報で、蕪栗沼でマガン11万羽が飛び立ちの時点で数えられました。えっ、ほんと!なぜ?と思い、岡島保護官と翌日確認に出かけてきました。

どうして、この時期に蕪栗沼にこんなに集まるのだろうか?ちょっと考えてみました。
・冬季期間、餌場となる田んぼが雪に覆われることが少ない
・餌場の傍に、塒となる沼があり、凍結しにくい
・転作物の大豆畑、麦畑も比較的多い(餌場)
・パッチワーク状に田んぼに水が張られている


写真左側の田んぼは稲刈り後耕され、右側の田んぼはわらをそのままにわらが隠れるくらいに水が張られている。水鳥の食べる落穂を残すため、田んぼを耕さないまま残す。これが「ふゆみずたんぼ」なのです。


「ふゆみずたんぼ」に降りたマガンは落穂を食べ、そこに糞をし、それは良質な肥料となり、田んぼの土の中ではいろいろないきものたちを育み、やがておいしいお米となるのです。
地域の人々がマガンを呼んでいるようです。

という訳で、蕪栗沼にはこれだけのマガンが集まっているようです。立地条件(環境)、人々の理解、そこを選んだ水鳥、これを合わせたら、雁という漢字になるのかしら?

この日、「ふゆみずたんぼ」のごはんをいただきました。格別な味に感じたのはきのせいでしょうか!

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2010年01月13日直接嘴掻き

秋田 足利 直哉

 このところ、「新型インフルエンザ」の影響で始業式が早まったとか、○年生は始業式前だけど今日から授業。なんて事が聞かれます。ややもするとインフルエンザは過ぎ去ったことで、今はその影響がやや残っていると考えがちですが、「季節性インフルエンザ」はこれからが本番です。しっかりとした予防をしていきましょう!! 



 さて・・・
 どういう訳か・・このところ相性の良い【チョウゲンボウ】が居まして、時々近くでじっくり観察する機会に恵まれます。勿論確信はありませんがきっと同じ個体なんでしょうね??
 先日、またじっくりと観察に付き合って貰ったのでご報告します。ちなみに以前もこの日記にその(?)【チョウゲンボウ】の記事を書いてますのでご参考までにこちらを・・

 この時はタンチョウの確認を終えて移動中でした。道ばたの杭の上に【チョウゲンボウ】の姿がありました。慎重に観察・撮影しましたが、気にする素振りはありません。確かに私を見ているのですが「またこいつか?」位に思われているのかも知れません・・・全く意に介していないようなので近づいてみました。
 

 とってもリラックスした様子で、伸びをしたり羽繕いをしたりしていました。その動きの中で、嘴を掻き始めたので撮影してみました。

 野鳥たちは「羽繕い」の一環として頭や顔の周辺の羽の手入れ等をするために足爪で掻くことがありますが、その動きの特徴から「直接頭掻き」と「間接頭掻き」に分けられています。
 端的に言えば、「直接」とは足下近くまで頭を下げて、頭を掻く動きで、「間接」とは翼越しに足を上げて、頭を掻く動きのことです。なので【チョウゲンボウ】の動きは「直接」にあたります。で、掻いた場所が「嘴」だったのでタイトルを『直接嘴掻き』としたのですが、その嘴を見ると・・・またもや!血や毛がたくさん付着していました。足にも血が付いているようです。

 つまり、今回も食後の『ブレイクタイム』にお邪魔してしまったようです。
 
 血痕や毛の付着した様子から、なにか獲物を足で押さえながら引きちぎって食べた様子が浮かびます。リラックスした和やかな表情に見えても、やはり猛禽類!ですね。


 そしてひとしきり、羽繕いをすると・・・


 この様に少しだけ翼を緩めて、身体全体をブルブルッと振るわせました。この直後何処かへと飛んでいきました。「おかわり」を獲りに行ったのでしょうか?それとももっと落ち着く場所で休憩するのでしょうか?

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2010年01月12日オオタカ あれから2ヶ月

秋田 足利 直哉

 今週の天気予報は雪マークがずらりと並びました。そして今日は「スキーの日」。今期は早くからまとまった雪が降ってスキー場は喜んでいることでしょう。日常生活は大変ですけどね・・・。


 11月の初旬、大潟ではカモの群れが飛来し始め、水辺に賑やかさが感じられるようになりますが、それと同時に飛来したばかりのカモを狙う猛禽類の姿を観察することがあります。
 およそ2ヶ月前のこの日記でも、そんな話題を取り上げていました。
※参考までに・・・
11月11日の記事
11月2日の記事

 思い起こせば・・その時はちょっとした縁もあって、猛禽の補食シーンを意識して観察していましたが、当時は狩りを成功させていたのは、オオタカ・ハヤブサの成鳥ばかりで、若鳥たちはどこかやる気がないというか、当を射ていないというか、未だ未熟だったのか?
 なんとなく鬼気迫るものを感じない、幼さが同居していた印象でしたが、あれから2ヶ月。先日出会った【オオタカ】の若い兄弟(?)にはどこか違った雰囲気を感じました。


 地面にいた【オオタカ】に気付くのが遅れ、近くから飛び立つ後ろ姿に、「何か」細かな物が飛び散っていくのが見えました。【オオタカ】は近くの樹に止まったのですが、遠くへは行こうとしません。そこで彼がいた場所を見るとおびただしい量の羽が飛び散っているのが見えました。どうやらキジのようでした。


 獲物が気になって逃げようとしない【オオタカ】をちょっと失礼して撮影しました。なかなか鋭い眼光をしています。


 私が戻ろうとした時、獲物を食べ残していた方の個体が飛び立ちました。行き先は・・・・。
 と言っても捕まえたシーンや食べてるシーンを観察できたわけではありませんから断言は出来ませんけど・・・



 この2ヶ月の間に成長した【オオタカ】の姿がありました。


<追記>
 来る1月24日(日)午後7時30分より、NHK総合の『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』のなかで大潟村で撮影したチュウヒが取り上げられます。タイトルは『農地を愛したタカ チュウヒ』です。是非ご覧下さい!


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2010年01月12日井土浦(名取川河口)は「春の海」

仙台 鎌田 和子

あけましておめでとうございます。

今年はじめての巡視は、仙台海浜の巡視でしたが、いつもより少し足を延ばし、井土浦特別保護地区の中でも一番南側の名取川河口を見てきました。まるでそこは、お琴の曲の「春の海」の調べが聞こえてくるような、そんな穏やかな海と川が交わる感じの場所でした。

岸でのどかに休んでいたのはヒドリガモの小さな群れでした。定期的に運動するかのように一斉に飛び立ち、旋回してまた元の岸に降り立つ、それを何度か繰り返し、人間に例えると「正月太り解消法を実践中」そんな感じに見えてました。

名取川の河口は対岸まで200m以上離れているので、写真はトリミングしてもこの程度です。

天気も好かったので、しばらく観察していたら、地味なカモの群を発見しました。

オカヨシガモでした。静かにヒドリガモの前を横切り、私の目の前を通っていきました。すると、オカヨシガモの周りをうろちょろしながら、潜水を繰り返しているカイツブリを発見!


眼は赤(充血しているのではありません)、眼から下が白く、嘴が反っていないので、ミミカイツブリでした。

巡視日和の一日でしたが、今年も漫然とではなく、常に新鮮な眼で見てまいりたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2010年01月08日もしも証明写真があったら・・

秋田 足利 直哉

 昨日、NHK秋田のニュース番組内で「秋田のタンチョウ」が取り上げられました。それを受けて今日一日は『ニュースで見たんですけど、タンチョウは何処に行ったら逢えますか?』という方々が大勢、大潟草原鳥獣保護区の管理棟へお越しになっていました。
 更に追加情報です。1月11日(月)NHK総合の『ニュースウォッチ9』の中でも「秋田のタンチョウ」が取り上げられる予定だそうです。


 こうしてすっかり有名になって、秋田県内を中心に多くの方々に親しまれるようになった、【タンチョウ】。今日、ふと・・・『もしかしたら住民票を・・・』なんて声が上がるかも知れないな?なんて【タンチョウ】の傍らで観察しながら思っていました・・・。
 いわゆる「妄想」ですね?そこから加速して・・・『証明写真があったらこんな感じかな?』という思いが巡ってきて・・・撮影しちゃいました。



 【タンチョウ】の正面顔です。本来であれば「胸から上」を撮影しなければならないはずですけど、首の長い【タンチョウ】ですのでちょっと胸は切れてしまっています(笑)。しかし超望遠だとこんな写真も撮れちゃうんですね!


 この時は、いつもより近くで観察していました。そこで調子に乗ってこんな写真を撮ったのですが・・・・彼にとってその距離が近すぎると・・・



 こんな感じで『威嚇』されます。『ハーーーッ』という威嚇の声を発しています。


 この週末も連休を利用して多くの方々が大潟へと足を運んで下さるかも知れませんが、相手は野鳥ですからどうか、適度な距離感を持って観察して下さいますよう、お願いいたします。

 

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2010年01月07日ハクチョウ着地

秋田 足利 直哉

 今日で「松の内」も終わり(地域によってはその期間が様々なようですが・・)。七草粥を食べて体調を整えたいところです。


 その年、初めて写真撮影することを「初撮り」と言うのだそうですが、私の場合、【オオハクチョウ】でした。鳴き交わすシーンを狙ってみましたがなかなかポイントが絞れず苦戦しました・・・。



 この時に観察した【オオハクチョウ】の鳴き交わしは、採餌していた田んぼに他の個体がやって来たのをキッカケに始まりました。到着した個体と既にそこにいた個体とがお互いに挨拶するように鳴き交わす光景は、なんとも微笑ましく感じられました。
 もし【オオハクチョウ】の言葉が聞き取れたなら・・・どんな会話がなされていたんでしょうかね?気になります。

 その時、たまたまですが、【オオハクチョウ】の着地シーンを観察&撮影できましたのご紹介します。



 着地寸前のところから、着地するまでを連写してみました。上から順番に並べてみました。
 1番上の写真は、着地に向けて足をめいっぱい前に出して、翼を広げてブレーキをかけるような動作がハッキリと確認できます。
 2番目の写真は、両足が設置したその瞬間ですが、勢いが良すぎたようで・・・3番目の写真では勢い余ってスライドしてしまった様子が確認できます。
 そして最後の写真で無事に着地し、羽を畳もうとする場面が確認できるかと思います。

 
 翼や羽の動きのしなやかさには驚かされますね?
 彼らはその動作を意識して行っているのでしょうね!私たちが腕や指を動かすようにこの一連の動作が行われているのでしょうね!
 何気なく見ていた動きもコマで切り取ってみると、面白い発見があるものですね!!今度は着水シーンに挑戦してみようかな?


 

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2010年01月06日ところ変われば

秋田 足利 直哉

 昨日の「小寒」を過ぎ、秋田では『雨』です。おかげで道路はすっかりアスファルトが出て運転はしやすいのですが、果たしてこれで良いのか?
 そして明日は「七草」です。皆さんこの「七草」全部言えますか?ちなみに明日の「七草」はいわゆる「春の七草」の事ですよ?私は「あれ?春でよかったんだっけ?」と戸惑ってしまいました・・・そんなんで良いのか?



 昨日の日記で、森吉山麓のヌルデの実を啄むオオアカゲラのことを紹介しましたが、今日は同じヌルデの実を食べる様子を大潟で観察した1シーンを紹介します。

 同じ木の実でも「山」と「低地」では食べにやってくる野鳥も違って当たり前ですが、大潟でヌルデの実を食べるシーンを観察できたのは【ムクドリ】だけでした。



 大潟にもツグミ・ヒヨドリ・アカゲラ・コゲラ・シジュウカラ・コガラと森吉でヌルデの実を食べていた野鳥が生息しているのですが、やはり「数の優位性」と言う点で【ムクドリ】に独占されているのでしょうか?



 ヌルデの木、自体は決して多くはなく、しかも数本が点在しているだけですが、何処に行っても見られるのは【ムクドリ】だけ!!
 きっと他の野鳥も食べたいのでしょうが、ここに入っていくのはちょっと・・・って感じでしょうか?しかもこの羽数で食べていますから、実も残り少なくなっていました。昨日の写真と比べると随分と実の数に差がありますよね??
 間もなく大潟の「レストランぬるで」は品切れで閉店に追い込まれることでしょう・・。


 <追記>
 森吉山鳥獣保護区内ではまだ【ムクドリ】の確認情報がありません。街場から遠く離れているので、【ムクドリ】の生息域にはなっていないのがその理由だと思われますが、言われているように【ムクドリ】の数が増えて、生息域が拡大していけば、森吉山麓でも同じような光景を見る日が来るのかも知れませんね・・・。

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