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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

1月末の八幡平アスピーテライン

2009年01月30日
鹿角
 鹿角自然保護官事務所のAR大堀です。八幡平山頂の特別保護地区一帯では
植物の損傷や動物の繁殖への影響が懸念されるスノーモービルの乗り入れ規制
が行われています。しかし、昨年の12月には山頂付近でスノーモービルを目撃したとの情報があり、侵入経路として冬期閉鎖中ではあるが比較的緩傾斜であるアスピーテラインの可能性が考えられています。

 今週、スノーモービル巡回パトロールのスタッフに同行して秋田側のアスピーテラインを八幡平山頂まで往復しました。予想に反し、道路上の積雪量は一定では無く吹き溜まりでは4mを超えるところもあり、夏には車で数分の距離が1時間近くかかってしまいます。そこだけ樹木が無いのでかろうじて道路の上を歩いているのがわかるのですが、標高が上がるにつけ周囲の光景は霧氷をつけたダケカンバから樹氷をまとったアオモリトドマツの見事な姿に変化していきます。今回はスキーとスノーシューの利用者のトレイルを確認しただけですが、来月後半からは、いよいよ本格的なパトロールが開始されます。



夏は多くの車が行き交うアスピーテライン上とは思えぬ静けさが支配する。

秋田・岩手県境の頂上駐車場は雪が強風で吹き飛ばされ地面が露出している。遠景は秋田駒ヶ岳。