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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

冬の芸術作品

2009年01月29日
十和田
昨日の夜、十和田湖はとても冷え込みました。
-12℃くらいだったようです。
すると朝、とんでもない光景を目にしました!

いろいろな形をした氷の結晶が、私の車の表面にびっしりついていました。




その結晶は、大きいものでは2センチくらいのものまであり、
こんなものや


こんな透明のものまで。


厳しい寒さが作り出した、自然の芸術作品。
十和田湖では、湖岸にふりかかった波しぶきがつくる「しぶき氷」や、湖面に張った氷が割れたり波にもまれたりしてできる「ハスの葉氷」や「氷球」、氷の表面に模様ができる「氷紋」など、気温や風などの気象条件によって様々な「作品」ができあがります。
雪崩や雪氷の研究をしていた高橋喜平さんという方が、「冬の十和田湖は雪と氷の博物館である」と表現しています。

冬も魅力たっぷりの十和田湖。
自然の造形美って、素晴らしいなぁと感激しました。