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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十和田おもしろ自然キャンプ

2008年08月04日
十和田
今年も、8月1日~3日までの3日間、十和田湖畔にある生出(おいで)キャンプ場にて、地元の小学3年~6年生を対象とした自然キャンプが行われました。このキャンプは自然公園財団十和田支部主催の自然体験プログラムの一つで、私は昨年も参加させていただきました。
昨年の日記→http://tohoku.env.go.jp/blog/2007/08/13/index.html
私は、キャンプネーム『もっちー』のバッジをつけ、1班の子供たち8人のリーダーとして、子供たちのパワーに圧倒されながらも、3日間奮闘しました…。
プログラムの内容は、水生昆虫観察、ナイトハイク、十和田湖湖畔ハイキング、キャンプファイヤー、自然素材を使った工作と、盛りだくさん!十和田の子供たちはみんなとっても元気で素直で、どの活動も目を輝かせながら一生懸命に取り組んでいました。


キャンプ2日目、あいにくの雨で登山ができず、湖畔散策をしました。捜し物ゲームではカッパを着て広場をうろうろ。お題の小さなミゾカクシという植物をやっと見つけ、「あったー!」の声にみんなが駆け寄ります。




最終日の工作は、落ち葉や木の実、石などの自然素材をつかってお弁当を作る、というもの。一人ひとりが、思い思いの素材をお弁当箱に敷き詰め、みるみるうちにカラフルで個性豊かなお弁当ができあがっていきました。写真は作品発表会の様子です。





私は、子供たちに自然の中でいろいろなものに興味を持ち、その中でいろんな発見をして欲しいと思いながら子供たちと接しました。子供たちの絵日記に、「いろんなガがいることがわかった」、「かわいいクワガタを見つけた」、「サンショウウオを捕まえられてうれしかった」、「青いキノコがあった」など、その日自然の中で発見した内容が書かれているのを読み、なんだかとってもうれしい気持ちになりました。

国立公園の中にある十和田湖という、すばらしい自然の中で過ごした3日間の体験が、子ども達の心の中にいつまでも残っていますように…
そして、普段の生活の中でも、自然の中でいっぱい遊んで欲しいと思います。