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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

巣立ち雛がいっぱい

2008年06月18日
秋田
 今、森吉山麓高原のブナの森には新しい命がたくさん誕生しています。特に野鳥たちは今年生まれの雛たちが巣立った直後のようで、森の中は小鳥たちの鳴き声で充ち満ちています。
 この日は、色んな小鳥たちが混じり合って群れを形成する「混群」が見られるお気に入りのコースを歩いてきました。そしてその中で【シジュウカラ】と【ヤマガラ】の巣立ち直後の雛たちを見つけました。『幼鳥』と呼ぶにしてもあまりに幼い彼らは一見しただけでは何の種類なのか判別するのが難しかったです。近くに親鳥が付いている場合は良いのですが、雛だけで居た場合は『ん??』って感じです。親鳥に比べて全体的に色が淡く、目立つはずの特徴ある羽もまだ不鮮明でした。


【シジュウカラ】の巣立ち雛


【ヤマガラ】の巣立ち雛


 巣立ち直後の雛も混群に混じって一生懸命親鳥の後を追いかけていました。彼らはこうして集団の中で成長していくのでしょう。


-追記-
 森吉山野生鳥獣センターでは今年度のオープンに併せてAEDを設置いたしました。そして昨日、地元の北秋田市消防本部にお願いして森吉山野生鳥獣センター関係者全員で救命講習会を実施いたしました。
 森吉山麓高原エリア内では唯一のAED設置施設だそうです。万が一の場合「森吉山野生鳥獣センターに行けばAEDがある!」と覚えて下さい。