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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

試験投稿(鹿角)

2008年02月28日
仙台
深い雪にとざされていた大沼にもようやく春めいた日差しが差し込むようになりました。夏の間コウホネが黄色い花を見せていた大沼もすっかり氷結して平らな雪原となっています。

強い北西の季節風で雪煙が舞い上がる凍結した大沼
泥火山の周りは地熱で雪が積もらずそこだけ異質な世界を作り出しています。

雪の中で噴気(水蒸気)を吹き上げる泥火山

この周囲は野生動物の痕跡も目にしますが、深い雪の中での食料確保は私たちの想像を超えた厳しいものに違いありません。

一直線に続く足跡はキツネ特有のもの
3月16日(日)大沼周辺で雪上自然観察会を開催

環境省東北地方環境事務所と自然公園財団八幡平支部主催でスノーシューやカンジキを使って大沼周辺を散策しながら生き物たちの冬越しの姿を観察する催しを計画しています。