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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

秋と冬が出会った日?

2007年10月16日
十和田
 ごぶさたしております。十和田自然保護官事務所アクティブレンジャーの村田です。今日は、秋と冬についての話題を一つずつお伝えします。
 まずは、秋の話題から、先日持塚アクティブレンジャーがお伝えしましたとおり、10月14日に「秋の十和田山自然ふれあい登山」が行われました。当日は秋晴れのいい天気で、しかも空気はひんやりと冷たく絶好の登山日和となりました。登山が初めてという参加者の方もいて、ちょっぴり不安でしたが、八甲田地区パークボランティアの皆さんの自然解説を受けながらゆっくり歩いたので、全員登頂し、下山できました。山頂からは、八甲田連峰はもちろん岩木山、岩手山なども見ることができました。
 続いて冬の話題です。ちょうどここまでアクティブレンジャー日記を書いたところで、電話のベルが鳴り、十和田ビジターセンターの方から、十和田湖の湖畔にハクチョウが来ている、と教えてもらいました。望遠鏡を持って湖畔にでかけていくと、群れからはぐれたのか、灰色の幼鳥が1羽だけ手の届きそうなところに漂っていました。周囲はまだ紅葉も終わっていない秋の景色なので、冬の初めての知らせが頼りなげなハクチョウの幼鳥1羽というのは、適当な気もしますが、早く仲間に再会できるよう祈りました。


自然解説の様子

山頂からの眺め

コハクチョウ?