アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
パークボランティアの皆さん奮闘中
2007年06月03日
鹿角
八幡平地区も各地で山岳道路が開通すると厚い雪の衣を被っていた山々があっという間に新緑に衣替え。次から次に開花する花を求めこの地域を訪れる方も大変多くなってきました。そんな中で活躍しているのがパークボランティアの皆さんです。雪に押され登山道に倒れ込んでいる枝や幹の処理、傾いた道標の修復、雪渓での安全ルート確保、ビジターセンターでの最新の植物開花情報の提供など、皆さん忙しい日頃の仕事の合間をぬって協力してくれます。国立公園での安全で快適な利用が確保できているのは、こういった地味で目立たないボランティアの方々の努力あってのたまものと本当に頭が下がる思いの毎日です。「自然解説」オンリーで無く自分の得意ワザを生かし小さなことでもやれることで参加していく、そんなパークボランティア活動っていいなあ。
秋田駒ヶ岳頂上直下の雪渓で登山者の安全の為にルートづくりをする「南八幡平地区パークボランティア」のメンバー
「八幡平地区パークボランティア」の明石さん。得意の写真の腕を生かしビジターセンター掲示板にその都度、最新の開花情報を提供
秋田駒ヶ岳頂上直下の雪渓で登山者の安全の為にルートづくりをする「南八幡平地区パークボランティア」のメンバー
「八幡平地区パークボランティア」の明石さん。得意の写真の腕を生かしビジターセンター掲示板にその都度、最新の開花情報を提供