東北地域のアイコン

東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

りんごもぎ体験

2006年11月14日
白神山地
11月4(土)から6日(月)まで 西目屋村エコツーリズム推進秋季モニターツアー が実施されました。

モニターツアーには東京や千葉などの首都圏から15名の方が参加されました。

1日目は白神山地ビジターセンターで、大型上映『世界遺産白神山地 いのち輝く森』を観覧した後、りんごもぎ体験。2日目はブナ原生林散策体験や郷土料理体験、地元交流食事会が行われ、最終日は暗門の滝 第一の滝まで徒歩で目指しました。


ブナ原生林散策体験で訪れたマザーツリー


第一の滝

私が一番印象に残ったのは、1日目のりんごもぎ体験です。これが意外に上手くとれません。りんご名産地、青森県弘前市で生まれ育った私の周りにはりんごは沢山ありますが、りんごもぎをした経験がほとんどなかったので貴重な体験となりました。


りんごもぎ体験で収穫したのは「サンふじ」というりんごでした。全く品種の同じ「ふじ」に袋をかけないで育てたのが「サンふじ」と教えていただきました。袋をかけないで育てた「サンふじ」は日にあたって、さらにおいしいそうです。

参加者の皆さんは初めての体験で、どのりんごがおいしいかな、うまくとれるかな、と少し悩みながらも楽しんで収穫されていました。

参加者の皆さんと地元の方々の交流を通し、西目屋の生活文化に触れて白神山地の奥の深い魅力を発見できたと思います。


環境省は白神地区をエコツーリズム(※)推進の取り組みを行うモデル地区として決定し、その取り組みの支援(平成16年度?平成18年度)を行っています。

(※)自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のあり方