ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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三陸復興国立公園 石巻

34件の記事があります。

2016年02月26日自然体験リーダー養成講座 その③

三陸復興国立公園 石巻 黒田和真

みなさん、こんにちは。

今回も自然体験リーダー養成講座についてご紹介します。

 

1月に海藻おしば講座を行いました。

海藻おしばとは、海藻を素材とした押し葉作りのことです。

あまり認識されていませんが、東北の海は多くの海藻が生息しています。

つまり素材が多く手に入るので、海藻おしばを楽しむには、うってつけの環境なのです。

 

 

写真中にある緑色の海藻は、食用にされているアオサという海藻です。

このアオサは幅広な形をしているので、例えば生き物の体や髪の毛のように見立てたりして、

海藻おしばを作る事が出来ます。

このように海藻は種類によって色彩が異なり形も様々なので、

アイディア次第でオリジナリティー溢れる作品を作る事が出来ます。

 

 

また海藻は植物なので光合成のために、太陽光を必要とします。

カラフルな海藻が存在しているのは、実は光合成が関係しています...

その理由が気になる方は、ぜひ海藻おしばを体験しに来て下さい。

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2015年12月07日自然体験リーダー養成講座 その②

三陸復興国立公園 石巻 黒田和真

みなさん、お久しぶりです。

石巻自然保護官事務所の黒田です。

最近寒くなってきましたね。

落葉が目立ち、ついに冬がやって来たなぁと感じる今日この頃です。

 
 

前回のアクティブレンジャー日記では、自然体験リーダー養成講座についてご紹介しました。

早々更新から三ヶ月以上が経過いたしましたが、この間に開催してきた自然体験リーダー養成講座をドドドッと紹介したいと思います。

 

9月から11月の間にかけて、スノーケル、カヤック、野外調理、クッブ、里山保全活動、企画立案、リスクマネジメントに関する講座を開催しました。

盛りだくさんですね!それではいくつか講座をピックアップして紹介いたします。

【上:スノーケル講座  下:野外調理講座】

 

 

「クッブ」という自然体験活動をご存じでしょうか?

スウェーデンが発祥で、もともとはバイキングが暇つぶしに

薪を投げ合っていたことが始まりと言われています。

クッブとは薪を表していて、これが名前の由来となっています。

ルールの概要は、2チームに分かれて、カストピンナと呼ばれる丸棒を交互に投げ合い、敵陣地に置いてある角材、もといクッブを先にすべて倒した方が勝ちとなります。

子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しむことができ、さらに

芝生地や砂地など場所を選ばないワンダフルな自然体験活動です。

また間伐体験と合わせて、地場の木からお手製の用具を作る、

なんて企画も出来そうです。

【クッブ講座、カストピンナを投げているところです】

 
 

里山保全活動講座では、イヌワシの餌場再生を目指して山の尾根沿いに火防線を作りました。イヌワシは山にある草地を餌場としていますが、近年草地の消失とともに飛来数が減少しています。火防線作りは、イヌワシの餌場を復活させよう!という試みであり、山火事の拡大を防ぐ効果や、林道と連結して林業者の道となるなど、地元産業に寄与して生物多様性を維持する役割も果たせます。

【里山保全活動講座、手ノコで木々を切っています】

 
 

全講座の中で一番重要な講座は、リスクマネジメント講習と言えるかもしれません。

安全にプログラムを行えるように、リスク回避の考え方や保険についてなどの内容を二日間かけて学びました。二日目の講座の最後には、現場の活動に活かせるように、判例を基に事故を未然に防ぐマニュアル作りのワークショップを行いました。

 
 

 

さて、2015年の自然体験リーダー養成講座はすべて終了となりましたが、

来年1-3月中にも講座を開催する予定です。その時はまたアクティブレンジャー日記で紹介したいと思いますので、よろしくお願いします。

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2015年08月11日自然体験リーダー養成講座

三陸復興国立公園 石巻 黒田和真

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

石巻自然保護官事務所の黒田です。

7/18から7/20の3日間、自然体験リーダー養成基礎講座を開催しました!

宮城県石巻市・登米市・南三陸町にまたがる翁倉山を中心としたエリアで、

森・里・川・海の繋がりを感じられるエコツーリズムや環境教育を推進するために、

自然体験リーダーを養成する取り組みを行っています。

今回の講座は新たに自然体験リーダーを目指す方々を対象に行いました。

三日間の講座で、座学で自然体験活動を行う意義や野外活動時の安全確認についてや、

実習ではカヤックを題材に、安全にプログラムを運営する方法や、参加者への技術指導法について学びました。

台風が接近していたため開催が危ぶまれましたが、

日頃の行いが素晴らしい参加者のみなさんのおかげで(?)

当日は晴天に恵まれました!

万一の時に備え、カヤックから転覆した時の復帰方法や、

応急手当などのレスキュー法もしっかり学びました!


参加者のみなさんは普段から自然に親しんでいる方々ですが、

今回の講座で自然の中で活動すると楽しいだけではなく、冒険心が身についたり

体や心の調子を整える力があるなど、あらためて自然体験活動の重要性に気づかされた、と感想があがっていました。

今年度は、この基礎講座を皮切りに、カヤックや野外調理などの実習やリスク管理講座などを開催する予定です。

参加者は今年しっかり学んでリーダーとなり、来年度からこの地域でプログラムを提供していただくことになります。

ちゃっかり養成講座に参加しているアクティブレンジャーの私も、

この地域を盛り上げていけるようにリーダー共々頑張っていきたいと思います!

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2015年05月20日石巻自然保護官事務所、開設!

三陸復興国立公園 石巻 黒田和真

みなさん、はじめまして!

4月より石巻自然保護官事務所に着任しました、

アクティブレンジャーの黒田和真(くろだかずま)と申します。

私の専門は、環境省ではちょっと珍しい (?) 水産分野です。

前職は南三陸町で、水生生物の調査や、標本作りなんてことをしていました。

これから様々な情報をお伝えしていきたいと思いますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

みなさん、すでにご存じでしょうか?

今年の3月31日、南三陸金華山国定公園(気仙沼から石巻)のエリアが、

三陸復興国立公園に編入されました!

そして、これを受けて4月1日、

『石巻自然保護官事務所』が新設されました!

石巻自然保護官事務所の管轄エリアは、

北から、南三陸町・登米市・女川町・石巻市となります。

(気仙沼市は、大船渡自然保護官事務所の管轄となります。)

事務所開設1年目の今年は、「みちのく潮風トレイル」の開通や、

ビジターセンター開設の準備に向けて、ドタバタしそうな予感です。

私も先日、「みちのく潮風トレイル」のルート開設に向けて、

初の現地調査に出かけました!

シカが生息していることで有名な金華山に上陸しました。

「山」と付いて紛らわしいですが、石巻市には金華山という名の島があります。

みちのく潮風トレイルは、すでに開通している区間がありますので、

これに続けるように私も着々と準備を進めていこうと思います。

今後の日記更新をお待ちください!

すでに開通している区間につきましては、こちらをご覧下さい。

「みちのく潮風トレイル ルート紹介」

http://www.tohoku-trail.go.jp/routeIntroductions

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