2010年12月
21件の記事があります。
2010年12月09日嘴が真っ黒!?
秋田 足利 直哉
今、大潟村には滅多にお目にかかれない野鳥が数カ所で見られているようで普段より多くのバーダー達がやって来ているようです。既にいくつかのブログ等でも紹介されていますから皆さんの中には既にご存じの方もいるかも知れませんね。私はと言うと・・・完全に乗り遅れています。
はい。と、言うことで私はいつも通りに自分が仕事中に出会った野鳥達の話題です。
近頃、ハクチョウの群れがあちらこちらで観られるようになってきました。数羽から十数羽の小さな群れもあれば数百羽の大きな群れもあります。大潟草原鳥獣保護区沿いの水田にも決まって数十羽の群れがいて落ち穂や稲わらや雑草を食べています。
その中にちょっと変わった(?)ハクチョウを見かけました。

こちらがそのハクチョウです。大きさはコハクチョウよりもやや大きい感じ。最大の特徴は嘴です。

横からみるとこんな感じです。あれっ?と思ってじっくりと観察してみました。
嘴が真っ黒に見えます。体つきなどは周りにいるコハクチョウと大差はありませんがやはり若干大きいように見えます。

やはり最大の特徴である嘴をじっくり見てみようと思い・・・スコープでドアップにして見てみたら・・・真っ黒に見えた嘴にも眼の先にほんの僅かな黄色い部分がありました。田んぼの泥で解りにくくなっていますが両側に確かに黄色い部分が認められます。
このハクチョウはコハクチョウの亜種とされている【アメリカコハクチョウ】です。図鑑や様々な資料には「迷鳥」とか「稀な冬鳥」との記載がみられますが大潟村では継続して観察できています。少なくとも私がアクティブレンジャーになってからは毎年確実に観察できていますから。
珍鳥フィーバーに乗り遅れている私ですがこうして仕事中にも希少な野鳥を観察することが出来ています。改めて大潟村の鳥相の豊かさに驚かされ、それを支えて素晴らしい環境があることを実感する今日この頃です。
はい。と、言うことで私はいつも通りに自分が仕事中に出会った野鳥達の話題です。
近頃、ハクチョウの群れがあちらこちらで観られるようになってきました。数羽から十数羽の小さな群れもあれば数百羽の大きな群れもあります。大潟草原鳥獣保護区沿いの水田にも決まって数十羽の群れがいて落ち穂や稲わらや雑草を食べています。
その中にちょっと変わった(?)ハクチョウを見かけました。

こちらがそのハクチョウです。大きさはコハクチョウよりもやや大きい感じ。最大の特徴は嘴です。

横からみるとこんな感じです。あれっ?と思ってじっくりと観察してみました。
嘴が真っ黒に見えます。体つきなどは周りにいるコハクチョウと大差はありませんがやはり若干大きいように見えます。

やはり最大の特徴である嘴をじっくり見てみようと思い・・・スコープでドアップにして見てみたら・・・真っ黒に見えた嘴にも眼の先にほんの僅かな黄色い部分がありました。田んぼの泥で解りにくくなっていますが両側に確かに黄色い部分が認められます。
このハクチョウはコハクチョウの亜種とされている【アメリカコハクチョウ】です。図鑑や様々な資料には「迷鳥」とか「稀な冬鳥」との記載がみられますが大潟村では継続して観察できています。少なくとも私がアクティブレンジャーになってからは毎年確実に観察できていますから。
珍鳥フィーバーに乗り遅れている私ですがこうして仕事中にも希少な野鳥を観察することが出来ています。改めて大潟村の鳥相の豊かさに驚かされ、それを支えて素晴らしい環境があることを実感する今日この頃です。
2010年12月08日チュウヒが照準を定めたら・・
秋田 足利 直哉
このところ「大潟村の野鳥」が各新聞や業界誌などに取り上げられる機会が増えてきたように感じます。それも一面を飾ったり、トップ記事になっていたり・・・確実に注目が高まっているようです。
はい。今日は昨日の日記で書いたとおり、管理棟から観察した【チュウヒ】を取り上げます。
この時期、管理棟で観察しているとオオタカ、ハヤブサ、そして【チュウヒ】のハンティングが(運が良ければ・・)見られるのですがそれぞれ特徴的な方法で獲物に狙いを定め、それぞれが特徴的な方法で獲物を狩ろうとします。オオタカやハヤブサの場合、見通しの利く高い木の上で狙いを定めると言う点で共通していますが【チュウヒ】の場合、独特の浅いV字飛行をしながら顔をキョロキョロと動かして『何処かに獲物はいないかな~』という心境が見えるような動きをします。
そんな様子はかなりの頻繁に見ることが出来ますが、この日は管理棟近くで獲物を見つけたようで・・・とても面白い動きを見せてくれました。
先ほどまでゆったりとしたスピードでヒラヒラと飛んでいた【チュウヒ】が突如、急停止しました。

これがその急停止したときの様子です。先ほどまで水平になっていた身体をほぼ垂直にして尾羽をイッパイに広げて急減速しました。その時も視線は獲物を捕らえて離してはいなかったようです。

減速して獲物に照準を合わせた【チュウヒ】は高度を一気に落としてきます。そうしたときオオタカやハヤブサは直線的に猛スピードで飛んできますが、【チュウヒ】は一直線ではなく、いくつもの複雑な弧を縦に横に斜めに描くようにして降りていきました。

そしてヨシの穂先に達した時には長い足を伸ばして獲物に照準を合わせていたようです。この後しばらく【チュウヒ】の姿はヨシの中に隠れていました。此処で何があったのか?当の【チュウヒ】にしか分かりませんが・・・
この【チュウヒ】が降りた場所ですが、密生した背の高いヨシがある場所で身体の大きな猛禽類が出入り出来るような広い空間は無いはずです。このヨシ原の中では観察用に整備している通路以外では自由に身動きできる場所があるとは思えません。でも【チュウヒ】には(ほぼ)真下に降りて、(ほぼ)真上に飛び上がることが出来るという他の鳥達には無い特殊な能力が備わっているそうなのでスポット的にヨシが疎かな場所があればそれで充分なのだそうです。
私もこの情報は詳しい方に聞いたり、テレビで見たりして得た情報だったのですがこうして生で観察すると強い印象として残ります。【チュウヒ】が『ヨシ原のタカ』と称されるのは繁殖場所がヨシ原であるばかりではなく、ヨシ原で生きていく様々な能力を備えているからなのだと実感できる観察でした。
近頃大潟村には【チュウヒ】に魅せられた方々が訪れるようになりました。その方々とお話ししていると【チュウヒ】には実にたくさんの魅力があることに気付きます。よく言われるのは独特の浅いV字に広げた飛翔形。他には1羽1羽全て異なると思えるほどの羽の(色の)違い。あるいはまるでフクロウのような顔が好きだ!と言う方もいました。
どうやら【チュウヒ】にはまだまだたくさんの魅力がありそうです。皆さんも是非ご自身の目で実際に観察して下さい。
ちなみに・・・【チュウヒ】を観察するなら今がオススメです。これから冬が本格化し、大潟村のヨシ原が雪に覆われるようになると現在のようにたくさんの【チュウヒ】を観察することは出来なくなりますから・・
はい。今日は昨日の日記で書いたとおり、管理棟から観察した【チュウヒ】を取り上げます。
この時期、管理棟で観察しているとオオタカ、ハヤブサ、そして【チュウヒ】のハンティングが(運が良ければ・・)見られるのですがそれぞれ特徴的な方法で獲物に狙いを定め、それぞれが特徴的な方法で獲物を狩ろうとします。オオタカやハヤブサの場合、見通しの利く高い木の上で狙いを定めると言う点で共通していますが【チュウヒ】の場合、独特の浅いV字飛行をしながら顔をキョロキョロと動かして『何処かに獲物はいないかな~』という心境が見えるような動きをします。
そんな様子はかなりの頻繁に見ることが出来ますが、この日は管理棟近くで獲物を見つけたようで・・・とても面白い動きを見せてくれました。
先ほどまでゆったりとしたスピードでヒラヒラと飛んでいた【チュウヒ】が突如、急停止しました。

これがその急停止したときの様子です。先ほどまで水平になっていた身体をほぼ垂直にして尾羽をイッパイに広げて急減速しました。その時も視線は獲物を捕らえて離してはいなかったようです。

減速して獲物に照準を合わせた【チュウヒ】は高度を一気に落としてきます。そうしたときオオタカやハヤブサは直線的に猛スピードで飛んできますが、【チュウヒ】は一直線ではなく、いくつもの複雑な弧を縦に横に斜めに描くようにして降りていきました。

そしてヨシの穂先に達した時には長い足を伸ばして獲物に照準を合わせていたようです。この後しばらく【チュウヒ】の姿はヨシの中に隠れていました。此処で何があったのか?当の【チュウヒ】にしか分かりませんが・・・
この【チュウヒ】が降りた場所ですが、密生した背の高いヨシがある場所で身体の大きな猛禽類が出入り出来るような広い空間は無いはずです。このヨシ原の中では観察用に整備している通路以外では自由に身動きできる場所があるとは思えません。でも【チュウヒ】には(ほぼ)真下に降りて、(ほぼ)真上に飛び上がることが出来るという他の鳥達には無い特殊な能力が備わっているそうなのでスポット的にヨシが疎かな場所があればそれで充分なのだそうです。
私もこの情報は詳しい方に聞いたり、テレビで見たりして得た情報だったのですがこうして生で観察すると強い印象として残ります。【チュウヒ】が『ヨシ原のタカ』と称されるのは繁殖場所がヨシ原であるばかりではなく、ヨシ原で生きていく様々な能力を備えているからなのだと実感できる観察でした。
近頃大潟村には【チュウヒ】に魅せられた方々が訪れるようになりました。その方々とお話ししていると【チュウヒ】には実にたくさんの魅力があることに気付きます。よく言われるのは独特の浅いV字に広げた飛翔形。他には1羽1羽全て異なると思えるほどの羽の(色の)違い。あるいはまるでフクロウのような顔が好きだ!と言う方もいました。
どうやら【チュウヒ】にはまだまだたくさんの魅力がありそうです。皆さんも是非ご自身の目で実際に観察して下さい。
ちなみに・・・【チュウヒ】を観察するなら今がオススメです。これから冬が本格化し、大潟村のヨシ原が雪に覆われるようになると現在のようにたくさんの【チュウヒ】を観察することは出来なくなりますから・・
2010年12月07日大仙市からの野鳥観察会
秋田 足利 直哉
今日は「大雪」。文字通りの雪とはなりませんでしたが師走らしい寒さがやって来ました。これでこの時期としては平年並みになったのだとか・・・。と言うことはこれから先、空から落ちてくるのは雨ではなく雪になりますね~。
今日は先週金曜日に大潟草原鳥獣保護区管理棟と大潟村内の各地を回って行われた野鳥観察会についてのご報告です。
お越し頂いたのは秋田県大仙市の公民館で活動されている「大仙市広域生涯学習自然保護の会」の皆さん25名です。これより先に一度同じような企画をして大潟村各地で野鳥観察をしたところ非常に好評で「是非もう一度!」「前回行けなかったので是非!」との声を受けて行われた野鳥観察会だったそうです。
午前10時半を少し回った頃、管理棟に1台のバスが到着しました。
実はその30分ほど前から管理棟の2階で私一人で野鳥観察をしていたのですが、この時【チュウヒ】がカモの群れを追い回すいつもの光景が繰り広げられていました。それを見ながら・・「早く来ないかな?チュウヒがいるうちに来てくれないかな?」とソワソワしながら時間が経つのが遅いと感じていました。
よく見ると【チュウヒ】は2羽いて、それぞれヨシ原に降りたり、水辺を旋回したり色々な行動を見せていて、更にはオオタカも木の上からカモの群れをジッと見ていました。この状況を一人で見るのは勿体ない!!早くぅ~~ってタイミングにバスは到着したのです。
このチャンスを逃してはならない!と早速2階に上がっていただいて野鳥観察をしていただきました。皆さんいきなり【チュウヒ】を見られて大喜びです。


こんな光景は大潟ならでは!皆さん口々に喜びの声を上げていました。
この時、私は鳥獣保護区の概要説明や最近の観察・調査からお話しさせていただく時間をもらっていたのですが・・・すぐ側を【チュウヒ】が飛び回っているのに私の話で耳を汚すのもかなり気が引けてしまいました。
そこで【チュウヒ】の行動が一段落するまでじっくり観察していただきました。

皆さんが観察した【チュウヒ】です。後ろの建物は大潟村で一番高い建物です。
さて・・・皆さんが管理棟に着くまでヤキモキしながら待っていた私ですが、結局皆さんが到着してから良い場面が目白押し!!【チュウヒ】3羽の競演やオオタカ、ハヤブサまで顔を見せてくれました。
私としても一度に【チュウヒ】を3羽見たのは何時以来だったか?思い出せないくらいです。きっとこの日来られた皆さんは鳥運がいい方ばかりだったのでしょう!!管理棟を出てからもシジュウカラガンの群れを観察したりとかなり充実した野鳥観察が出来たようです。
私もこの日は【チュウヒ】三昧の良い観察が出来ました。折角なので明日もその【チュウヒ】の観察シーンから日記を書こうかな?と思っています。お楽しみに^^
今日は先週金曜日に大潟草原鳥獣保護区管理棟と大潟村内の各地を回って行われた野鳥観察会についてのご報告です。
お越し頂いたのは秋田県大仙市の公民館で活動されている「大仙市広域生涯学習自然保護の会」の皆さん25名です。これより先に一度同じような企画をして大潟村各地で野鳥観察をしたところ非常に好評で「是非もう一度!」「前回行けなかったので是非!」との声を受けて行われた野鳥観察会だったそうです。
午前10時半を少し回った頃、管理棟に1台のバスが到着しました。
実はその30分ほど前から管理棟の2階で私一人で野鳥観察をしていたのですが、この時【チュウヒ】がカモの群れを追い回すいつもの光景が繰り広げられていました。それを見ながら・・「早く来ないかな?チュウヒがいるうちに来てくれないかな?」とソワソワしながら時間が経つのが遅いと感じていました。
よく見ると【チュウヒ】は2羽いて、それぞれヨシ原に降りたり、水辺を旋回したり色々な行動を見せていて、更にはオオタカも木の上からカモの群れをジッと見ていました。この状況を一人で見るのは勿体ない!!早くぅ~~ってタイミングにバスは到着したのです。
このチャンスを逃してはならない!と早速2階に上がっていただいて野鳥観察をしていただきました。皆さんいきなり【チュウヒ】を見られて大喜びです。


こんな光景は大潟ならでは!皆さん口々に喜びの声を上げていました。
この時、私は鳥獣保護区の概要説明や最近の観察・調査からお話しさせていただく時間をもらっていたのですが・・・すぐ側を【チュウヒ】が飛び回っているのに私の話で耳を汚すのもかなり気が引けてしまいました。
そこで【チュウヒ】の行動が一段落するまでじっくり観察していただきました。

皆さんが観察した【チュウヒ】です。後ろの建物は大潟村で一番高い建物です。
さて・・・皆さんが管理棟に着くまでヤキモキしながら待っていた私ですが、結局皆さんが到着してから良い場面が目白押し!!【チュウヒ】3羽の競演やオオタカ、ハヤブサまで顔を見せてくれました。
私としても一度に【チュウヒ】を3羽見たのは何時以来だったか?思い出せないくらいです。きっとこの日来られた皆さんは鳥運がいい方ばかりだったのでしょう!!管理棟を出てからもシジュウカラガンの群れを観察したりとかなり充実した野鳥観察が出来たようです。
私もこの日は【チュウヒ】三昧の良い観察が出来ました。折角なので明日もその【チュウヒ】の観察シーンから日記を書こうかな?と思っています。お楽しみに^^
2010年12月07日冬の渡り鳥観察会 化女沼編
仙台 鎌田 和子
昨日に引き続き、冬の渡り鳥観察会~冬は二本立て!動物園と化女沼で見てみよう2010!~長~いタイトルの観察会の二本目の様子を報告いたします。
12月5日、国指定化女沼鳥獣保護区でマガン、亜種ヒシクイの塒入りの観察会を開催、今回は仙台市八木山動物公園のご配慮で、動物公園始発仙台駅経由の貸し切りバスを出していただきました。仙台市近郊の車で現地へ出かける機会の無い方でも参加可能となり、大変助かりました。
バスの中では、八木山動物公園の永年取り組まれてきているシジュウカラガン羽数回復計画の一端を紹介していただきました。バスを利用した参加者の皆さんは特にお得でした。

八木山動物公園で講師をしていただいた曽地さんです。シジュウカラガンの生態を写真やクイズで優しく教えていただきました。また、化女沼を塒としているシジュウカラガンの情報も、楽しくあっという間に、化女沼に到着してしまいました。

化女沼での講師は、大崎市役所の三宅さんです。塒入りまでのしばらくの時間は、座学、動物園でのふりかえり、化女沼を塒とするヒシクイ、マガンについてや、参加者の皆さんからの質問に答えていただきました。

もう一人の講師は大崎自然界部部長の若見さんです。マガンとお米のつながりを話しいただきました。

この日は12月とは思われないくらい温かく、天気に恵まれたのですがそのため塒入りの時間がいつもより少し遅くなり、「まだかな、まだかな?」焦りだしたその時16時30分、マガンの塒入りがはじまりました。化女沼の塒入りの特徴は私たちの頭上を通過して沼へと入るところ、数は伊豆沼、蕪栗沼に比べればはるかに少ないかもしれませんが、亜種ヒシクイの塒としても貴重なところです。
16時40分、亜種ヒシクイが帰ってきました。この日、マガン、亜種ヒシクイ合わせて4000羽、次から次と帰ってくるマガン達を仰ぎ見て、歓声がどこからともなく湧いてきました。
座学で、三宅さんが話してましたが、確かに伊豆沼、蕪栗沼に数は負けますが、こんな塒入りを観察できる場所は全国探しても数えるばかりです。日本に渡ってくるガン類17万羽のうち、14~15万羽を伊豆沼、蕪栗沼、化女沼で支えていることを考えると、ここが一番、二番などと比べることはできないように思います。それぞれの沼の特徴を鳥達が理解して塒としているのでしょうから。
2回に亘って開催した観察会で参加者の皆さんには、知識を深め、自然を理解していただけたのではと思います。
仙台市八木山動物公園、大崎市役所の皆様、ご協力ありがとうございました。
12月5日、国指定化女沼鳥獣保護区でマガン、亜種ヒシクイの塒入りの観察会を開催、今回は仙台市八木山動物公園のご配慮で、動物公園始発仙台駅経由の貸し切りバスを出していただきました。仙台市近郊の車で現地へ出かける機会の無い方でも参加可能となり、大変助かりました。
バスの中では、八木山動物公園の永年取り組まれてきているシジュウカラガン羽数回復計画の一端を紹介していただきました。バスを利用した参加者の皆さんは特にお得でした。
八木山動物公園で講師をしていただいた曽地さんです。シジュウカラガンの生態を写真やクイズで優しく教えていただきました。また、化女沼を塒としているシジュウカラガンの情報も、楽しくあっという間に、化女沼に到着してしまいました。
化女沼での講師は、大崎市役所の三宅さんです。塒入りまでのしばらくの時間は、座学、動物園でのふりかえり、化女沼を塒とするヒシクイ、マガンについてや、参加者の皆さんからの質問に答えていただきました。
もう一人の講師は大崎自然界部部長の若見さんです。マガンとお米のつながりを話しいただきました。
この日は12月とは思われないくらい温かく、天気に恵まれたのですがそのため塒入りの時間がいつもより少し遅くなり、「まだかな、まだかな?」焦りだしたその時16時30分、マガンの塒入りがはじまりました。化女沼の塒入りの特徴は私たちの頭上を通過して沼へと入るところ、数は伊豆沼、蕪栗沼に比べればはるかに少ないかもしれませんが、亜種ヒシクイの塒としても貴重なところです。
16時40分、亜種ヒシクイが帰ってきました。この日、マガン、亜種ヒシクイ合わせて4000羽、次から次と帰ってくるマガン達を仰ぎ見て、歓声がどこからともなく湧いてきました。
座学で、三宅さんが話してましたが、確かに伊豆沼、蕪栗沼に数は負けますが、こんな塒入りを観察できる場所は全国探しても数えるばかりです。日本に渡ってくるガン類17万羽のうち、14~15万羽を伊豆沼、蕪栗沼、化女沼で支えていることを考えると、ここが一番、二番などと比べることはできないように思います。それぞれの沼の特徴を鳥達が理解して塒としているのでしょうから。
2回に亘って開催した観察会で参加者の皆さんには、知識を深め、自然を理解していただけたのではと思います。
仙台市八木山動物公園、大崎市役所の皆様、ご協力ありがとうございました。
2010年12月06日冬の渡り鳥観察会 動物園編
仙台 鎌田 和子
冬の渡り鳥観察会~冬は二本立て!動物園と化女沼で見てみよう2010!~
長~いタイトルの観察会を開催しましたので2回に分けて報告いたします。
毎年恒例となりました観察会は、仙台市八木山動物公園、大崎市、環境省の共催です。
一本目は11月28日に仙台市八木山動物公園で開催いたしました。
動物園での観察会は、何といっても普段は間近に見ることができないマガン、ヒシクイをマクロの目で観察できることです。
まずは、こちらから!

座学での一コマ、贅沢にもシジュウカラガンの羽根で羽根のつくりを観察!

マガンのくちばしをア~ン、歯はありませんが、ギザギザの溝があり稲穂を銜えて扱くにはモッテコイのようです。

続いてこちらは、亜種ヒシクイのくちばし、マガンのくちばしと構造は似ていますが、私が指を出したらパクッ。まるで洗濯バサミに挟まれたような圧力でした。直ぐに指をひっこめたのでケガはしませんでしたが、動物園の職員さん曰く、「ケガしますよ~!」なるほどでした。写真を見ると、くちばしの先端は固いものを裁断できるような感じです。ヒシの実を食べるんだから、マガンより頑丈にできているのかも?

次はオオハクチョウの登場です。首の長さを計っています。さて、何センチだったでしょうか? 因みに昨年は体重を抱っこして体感しました。
興味津津の内容を動物園の皆さんには用意していただきました。このほかにもいろいろ観察しましたが、観察会の細かなところは、参加者の皆さんのお宝に!
是非、来年も企画しますから、皆さん参加お待ちしております!
次回は化女沼編です。
長~いタイトルの観察会を開催しましたので2回に分けて報告いたします。
毎年恒例となりました観察会は、仙台市八木山動物公園、大崎市、環境省の共催です。
一本目は11月28日に仙台市八木山動物公園で開催いたしました。
動物園での観察会は、何といっても普段は間近に見ることができないマガン、ヒシクイをマクロの目で観察できることです。
まずは、こちらから!
座学での一コマ、贅沢にもシジュウカラガンの羽根で羽根のつくりを観察!
マガンのくちばしをア~ン、歯はありませんが、ギザギザの溝があり稲穂を銜えて扱くにはモッテコイのようです。
続いてこちらは、亜種ヒシクイのくちばし、マガンのくちばしと構造は似ていますが、私が指を出したらパクッ。まるで洗濯バサミに挟まれたような圧力でした。直ぐに指をひっこめたのでケガはしませんでしたが、動物園の職員さん曰く、「ケガしますよ~!」なるほどでした。写真を見ると、くちばしの先端は固いものを裁断できるような感じです。ヒシの実を食べるんだから、マガンより頑丈にできているのかも?
次はオオハクチョウの登場です。首の長さを計っています。さて、何センチだったでしょうか? 因みに昨年は体重を抱っこして体感しました。
興味津津の内容を動物園の皆さんには用意していただきました。このほかにもいろいろ観察しましたが、観察会の細かなところは、参加者の皆さんのお宝に!
是非、来年も企画しますから、皆さん参加お待ちしております!
次回は化女沼編です。
2010年12月06日斜め45度
秋田 足利 直哉
12月言うのにそれほど気温が下がらず、この時期としては薄着での行動が可能となっているここ数日の秋田市内です。しかし明日以降各地で平年並みの気温に戻るのだとか・・・
さて、普段は山岳地等に生息していて冬になると平地にやって来る野鳥がいます。そんな彼らを「漂鳥」と呼ぶそうですが、今、大潟ではそんな漂鳥たちの姿をたくさん見ることが出来ます。
今日ご紹介する【キクイタダキ】もそんな漂鳥のひとつです。
【キクイタダキ】は普段、森吉山麓などの山岳地に生息しています。その他各地の里山等にも生息しています。
大潟にいる【キクイタダキ】が普段は何処で暮らしているのか解りませんが確かに冬になると増えてくるのです。先日、大潟草原鳥獣保護区の管理棟の目と鼻の先に広がる松林にヒガラ・シジュウカラの混群がいました。しばらく観察していると末の枝先にちょっと羽色の異なる小さな小さな小鳥を見つけました。
ちょこまかと忙しなく動くその小鳥を双眼鏡で追いますがなかなか姿をじっくり見せてはくれません。

ようやく姿を見せてくれたと思ったら・・・後ろ姿でした。

それでも枝先で動き回るのでこちらを向いてくれるのを期待して暫く見ていましたが・・・時々チラッと目が見えるくらい・・・。

また動いて、飛んでいってしまうかな?と思ったら最後に一度振り返ってくれて下斜め45度からその可愛らしい姿を見せてくれました^^
ようやく魅せてくれたその姿に嬉しさと同時に何か不思議な感覚を感じました。斜め45度から見る顔には何か特別な力でもあるのでしょうか?
おっと、話がちょっと違う方向へ行きかけてます・・・もとい!!
これまでの大潟草原鳥獣保護区での【キクイタダキ】の観察記録を見ると冬期に散見される程度で、夏の間には観察が途絶えます。その年によっては春の渡りの時期に見られたり、厳冬期に見られたりしますが、どうやら決まって見られる時期というのが無いようです。観察範囲を大潟村全域に広げるともう少し違った傾向が見られるのかも知れませんが今のところそういったデータがありません。
一昨年2月、友人が森吉山中で【キクイタダキ】の鳴き声を聞き、それを聞いて私と友人数名が目を凝らしたら姿をチラッと見ることが出来ました。その時はこんな厳冬期にこんな山奥に【キクイタダキ】がいるんだ?と思い、中には移動しないで山岳地帯に留まる個体もいるのかな?と思った記憶がありますが、実際のところどうなんでしょうかね?
森吉の奥山地域でも繁殖地よりは気象条件が厳しくはなく、そこで冬を乗り切っていたのか?はたまた当時思った通り移動しないで留まっていたのか?大潟草原鳥獣保護区で冬期に観察される【キクイタダキ】はどこからやってきたのか?知りたいことは山ほどありますね・・・。
さて、普段は山岳地等に生息していて冬になると平地にやって来る野鳥がいます。そんな彼らを「漂鳥」と呼ぶそうですが、今、大潟ではそんな漂鳥たちの姿をたくさん見ることが出来ます。
今日ご紹介する【キクイタダキ】もそんな漂鳥のひとつです。
【キクイタダキ】は普段、森吉山麓などの山岳地に生息しています。その他各地の里山等にも生息しています。
大潟にいる【キクイタダキ】が普段は何処で暮らしているのか解りませんが確かに冬になると増えてくるのです。先日、大潟草原鳥獣保護区の管理棟の目と鼻の先に広がる松林にヒガラ・シジュウカラの混群がいました。しばらく観察していると末の枝先にちょっと羽色の異なる小さな小さな小鳥を見つけました。
ちょこまかと忙しなく動くその小鳥を双眼鏡で追いますがなかなか姿をじっくり見せてはくれません。

ようやく姿を見せてくれたと思ったら・・・後ろ姿でした。

それでも枝先で動き回るのでこちらを向いてくれるのを期待して暫く見ていましたが・・・時々チラッと目が見えるくらい・・・。

また動いて、飛んでいってしまうかな?と思ったら最後に一度振り返ってくれて下斜め45度からその可愛らしい姿を見せてくれました^^
ようやく魅せてくれたその姿に嬉しさと同時に何か不思議な感覚を感じました。斜め45度から見る顔には何か特別な力でもあるのでしょうか?
おっと、話がちょっと違う方向へ行きかけてます・・・もとい!!
これまでの大潟草原鳥獣保護区での【キクイタダキ】の観察記録を見ると冬期に散見される程度で、夏の間には観察が途絶えます。その年によっては春の渡りの時期に見られたり、厳冬期に見られたりしますが、どうやら決まって見られる時期というのが無いようです。観察範囲を大潟村全域に広げるともう少し違った傾向が見られるのかも知れませんが今のところそういったデータがありません。
一昨年2月、友人が森吉山中で【キクイタダキ】の鳴き声を聞き、それを聞いて私と友人数名が目を凝らしたら姿をチラッと見ることが出来ました。その時はこんな厳冬期にこんな山奥に【キクイタダキ】がいるんだ?と思い、中には移動しないで山岳地帯に留まる個体もいるのかな?と思った記憶がありますが、実際のところどうなんでしょうかね?
森吉の奥山地域でも繁殖地よりは気象条件が厳しくはなく、そこで冬を乗り切っていたのか?はたまた当時思った通り移動しないで留まっていたのか?大潟草原鳥獣保護区で冬期に観察される【キクイタダキ】はどこからやってきたのか?知りたいことは山ほどありますね・・・。
2010年12月03日コガモ 潜った!?
秋田 足利 直哉
今日は10度台の後半という12月とは思えない高い気温の元での仕事でした。秋田県内でも12月の最高気温を記録したところがあったようです。まだ寒さに体が慣れていないので良かったような気もしますが・・・あまり温かいのも変な感じがします。
そんな暖かい日だったからという訳ではありませんが・・・今日は南の池で観察した【コガモ】の水浴びについて取り上げました。
この日記では色々な野鳥の水浴びシーンを取り上げてきました。大きなタンチョウから小さなスズメまでほとんどの野鳥達が水浴びをします。そんな中でもこの時期飛来してきているカモ達の水浴びは観察できる頻度も高く、皆さんもご覧になるチャンスが多いと思って取り上げました。
南の池で調査をしていると、たくさんの【コガモ】達が水浴びを始めました。上空を猛禽が旋回し飛んで逃げ回って一息ついた後でした。こうしたタイミングでは実に多くの個体が水浴びをします。その中の1羽が激しい水しぶきを上げて水浴びをしていました。

頭から水を被るように激しく水を浴びて翼を水に浸けるように羽ばたくので水しぶきが凄い!!私も観察しながら「このオス♂はかなり激しくやってるな~」と思いながらある予感があったのでずっとカメラを向け続けていました。
するとこれまでよりも更に激しく豪快な水しぶきが上がりました。

あまりに激しくて水浴びをしている当の本人(鳥)が見えないくらいです。
この時、私の予感は的中し、狙った場面を撮影することが出来ました。

その激しい水しぶきを上げた後、水浴びをしていた【コガモ】オス♂の姿が忽然と消えてしまいました。
皆さんももうお分かりかと思いますが・・・【コガモ】は水の中に潜っていったのです。
【コガモ】はいわゆる潜水ガモの仲間ではなく淡水ガモの仲間です。しかし【コガモ】を初めカルガモやマガモなどの淡水ガモ達もこの様な水浴びスタイルをする事があるため、水中に姿を消すことは意外にも(?)よくあります。
確かに水中に潜ってしまった方が体全体に水を浴びる事が出来ます。というかもう水浴びどころの話ではありませんよね?きっと彼らも短い時間で効率よく水浴びをして羽繕いが出来るように潜水というスタイルを取り入れているのでしょう。
皆さんも【コガモ】達の潜水しての効率よい水浴びを是非、観察してみて下さい。非常に短時間で効率よく行われるためお時間は取らせません^^
そんな暖かい日だったからという訳ではありませんが・・・今日は南の池で観察した【コガモ】の水浴びについて取り上げました。
この日記では色々な野鳥の水浴びシーンを取り上げてきました。大きなタンチョウから小さなスズメまでほとんどの野鳥達が水浴びをします。そんな中でもこの時期飛来してきているカモ達の水浴びは観察できる頻度も高く、皆さんもご覧になるチャンスが多いと思って取り上げました。
南の池で調査をしていると、たくさんの【コガモ】達が水浴びを始めました。上空を猛禽が旋回し飛んで逃げ回って一息ついた後でした。こうしたタイミングでは実に多くの個体が水浴びをします。その中の1羽が激しい水しぶきを上げて水浴びをしていました。

頭から水を被るように激しく水を浴びて翼を水に浸けるように羽ばたくので水しぶきが凄い!!私も観察しながら「このオス♂はかなり激しくやってるな~」と思いながらある予感があったのでずっとカメラを向け続けていました。
するとこれまでよりも更に激しく豪快な水しぶきが上がりました。

あまりに激しくて水浴びをしている当の本人(鳥)が見えないくらいです。
この時、私の予感は的中し、狙った場面を撮影することが出来ました。

その激しい水しぶきを上げた後、水浴びをしていた【コガモ】オス♂の姿が忽然と消えてしまいました。
皆さんももうお分かりかと思いますが・・・【コガモ】は水の中に潜っていったのです。
【コガモ】はいわゆる潜水ガモの仲間ではなく淡水ガモの仲間です。しかし【コガモ】を初めカルガモやマガモなどの淡水ガモ達もこの様な水浴びスタイルをする事があるため、水中に姿を消すことは意外にも(?)よくあります。
確かに水中に潜ってしまった方が体全体に水を浴びる事が出来ます。というかもう水浴びどころの話ではありませんよね?きっと彼らも短い時間で効率よく水浴びをして羽繕いが出来るように潜水というスタイルを取り入れているのでしょう。
皆さんも【コガモ】達の潜水しての効率よい水浴びを是非、観察してみて下さい。非常に短時間で効率よく行われるためお時間は取らせません^^
2010年12月02日ハシボソガラスの羽繕い
秋田 足利 直哉
今日はとても綺麗な夕焼けが見られた秋田市内。日中は風もなく穏やかな陽気でシェルジャケを着て活動していると汗ばむほどでしたが日が沈むと急激に気温が下がってきますね。気温の日格差が大きくなってますので体調管理には充分に注意して過ごしましょう。
今日は昨日に引き続いてのカラスですけど、今日はカラスの中でも最も観察機会が多い【ハシボソガラス】を取り上げました。
観察機会が多いと見つけても「あぁハシボソガラスね・・」とか「なんだハシボソガラスか・・」と素っ気なく流してしまいそうになりますがそれはかなり勿体ない話です。なにせ【ハシボソガラス】は警戒心それほど強くないので近くで色々な行動を魅せてくれます。
この時は2羽の【ハシボソガラス】がとある看板の上に止まりました。程なくして1羽の【ハシボソガラス】が羽繕いを始めました。

この様な行動は皆さんもご覧になったことがあるかも知れませんね。野鳥達にとって羽繕いは命に関わる大切な行動なのでかなりの時間を費やします。
この時も向かって左側の【ハシボソガラス】はかなり入念に時間をかけて羽繕いをしていました。その間、右側の【ハシボソガラス】は、ほとんど動くことはありませんでした。
どれくらい時間が経ったのでしょうか?私もカメラを構える手が怠くなり始めた頃。今度は左側の【ハシボソガラス】が右側の【ハシボソガラス】の羽繕いを始めました。

自分の羽繕いが終わった左側の【ハシボソガラス】はその間ほとんど動かずに隣で過ごしていた右側の【ハシボソガラス】の首の辺りから羽繕いを始めました。
自分以外の個体の羽繕いをすることを「相互羽繕い」と呼ぶそうですが、このシーンは「相互」ではなく「一方的」な羽繕いでした。なにせこの後ひとしきり羽繕いをして貰ってスッキリしたのか?2羽で飛び去ってしまいましたから・・・。
ちなみに・・・2枚目の写真のように羽繕いをして貰っている間、向かって右の【ハシボソガラス】は先ほどまでと同じようにほとんど動くことは無く”されるがまま”でした。それが私にはとても可笑しく^^どんどん笑いがこみ上げてきました。
こうした面白い行動も【ハシボソガラス】なら近くで観察でいるかも知れませんよ!!是非皆さんも身近な【ハシボソガラス】をじっくり観察してみて下さい。
今日は昨日に引き続いてのカラスですけど、今日はカラスの中でも最も観察機会が多い【ハシボソガラス】を取り上げました。
観察機会が多いと見つけても「あぁハシボソガラスね・・」とか「なんだハシボソガラスか・・」と素っ気なく流してしまいそうになりますがそれはかなり勿体ない話です。なにせ【ハシボソガラス】は警戒心それほど強くないので近くで色々な行動を魅せてくれます。
この時は2羽の【ハシボソガラス】がとある看板の上に止まりました。程なくして1羽の【ハシボソガラス】が羽繕いを始めました。

この様な行動は皆さんもご覧になったことがあるかも知れませんね。野鳥達にとって羽繕いは命に関わる大切な行動なのでかなりの時間を費やします。
この時も向かって左側の【ハシボソガラス】はかなり入念に時間をかけて羽繕いをしていました。その間、右側の【ハシボソガラス】は、ほとんど動くことはありませんでした。
どれくらい時間が経ったのでしょうか?私もカメラを構える手が怠くなり始めた頃。今度は左側の【ハシボソガラス】が右側の【ハシボソガラス】の羽繕いを始めました。

自分の羽繕いが終わった左側の【ハシボソガラス】はその間ほとんど動かずに隣で過ごしていた右側の【ハシボソガラス】の首の辺りから羽繕いを始めました。
自分以外の個体の羽繕いをすることを「相互羽繕い」と呼ぶそうですが、このシーンは「相互」ではなく「一方的」な羽繕いでした。なにせこの後ひとしきり羽繕いをして貰ってスッキリしたのか?2羽で飛び去ってしまいましたから・・・。
ちなみに・・・2枚目の写真のように羽繕いをして貰っている間、向かって右の【ハシボソガラス】は先ほどまでと同じようにほとんど動くことは無く”されるがまま”でした。それが私にはとても可笑しく^^どんどん笑いがこみ上げてきました。
こうした面白い行動も【ハシボソガラス】なら近くで観察でいるかも知れませんよ!!是非皆さんも身近な【ハシボソガラス】をじっくり観察してみて下さい。
2010年12月01日みんなで「よいしょ!」 西目屋小学校収穫感謝祭
白神山地 谷口 哲郎
ついに師走になってしまいました。
通勤途中にある弘前公園周辺では色鮮やかなイルミネーションが先日より点灯し、クリスマスや正月を意識させられるようになりました。
さて、皆さん、師走と言えばどんな行事があるでしょうか?
ちなみに『白神山地世界遺産地域科学委員会設置記念シンポジウム』や『子供パークレンジャー ~親子で作ろう!!自然の素材を使ったクラフト&白神山地の食文化~ 』などもあります。
さて師走と言えば、クリスマス会やしめ縄づくり、大掃除などこの時期ならではのイベントが目白押しですね。
その中でもお正月を迎える為といえば・・・。そう『餅つき』です。
総合学習や観察会などに参加してくれる『西目屋小学校』で、児童が1年かけて育てた餅米を使い『餅つき』が行われました。
もちろん、機械に頼らない、『杵』と『臼』を使った餅つきです。
まずは重い『杵』を担いで、『臼』の中の餅米めがけて『ヨイショ!』
おばあちゃんと仲間のかけ声に合わせてもひとつ、『ヨイショ!』

「ヨイショ! ヨイショ!!」 photo 2010.12.1
回数を重ねるごとに餅米が、『お餅』に変わります。
つきあがったお餅は、餅つきのベテランのおばあちゃんやお母さん達と一緒に、みんなで丸めていきます。
つきたてのお餅の感触に、みんなちょっと楽しそうです。

「おいしいお餅にな~れ! !」 photo 2010.12.1
できあがったお餅は、きな粉やあんこ、くるみなど思い思いの味をつけて食べます。なかには、チョコレートをつけるという子もいました。
用意された物はこれだけでなく、さらにお雑煮のなかに入れて食べます。中には全部で8個や10個食べたという子もいました。
自分でついたお餅をおいしそうに頬張る子ども達の姿に、お腹がすいてしまいました。

「おいしいお餅を頬張る! !」 photo 2010.10.23
餅つきの最後には、子ども達の収穫に関する感謝や喜びの感想がありました。その中で一緒に餅米作りに尽力してくださった地元の方々への感謝の言葉には、大変心打たれるものがありました。
これから年末に掛けて、全国で『餅つき』や『しめ縄作り』が行われると思います。
本来、『餅つき』や『しめ縄作り』は収穫に感謝し、新年を祝う準備を行う為の物です。
ぜひ、自分の力で杵をふり、今年の収穫に感謝し、おいしいお餅を食べてみてはいかがでしょうか?
通勤途中にある弘前公園周辺では色鮮やかなイルミネーションが先日より点灯し、クリスマスや正月を意識させられるようになりました。
さて、皆さん、師走と言えばどんな行事があるでしょうか?
ちなみに『白神山地世界遺産地域科学委員会設置記念シンポジウム』や『子供パークレンジャー ~親子で作ろう!!自然の素材を使ったクラフト&白神山地の食文化~ 』などもあります。
さて師走と言えば、クリスマス会やしめ縄づくり、大掃除などこの時期ならではのイベントが目白押しですね。
その中でもお正月を迎える為といえば・・・。そう『餅つき』です。
総合学習や観察会などに参加してくれる『西目屋小学校』で、児童が1年かけて育てた餅米を使い『餅つき』が行われました。
もちろん、機械に頼らない、『杵』と『臼』を使った餅つきです。
まずは重い『杵』を担いで、『臼』の中の餅米めがけて『ヨイショ!』
おばあちゃんと仲間のかけ声に合わせてもひとつ、『ヨイショ!』

「ヨイショ! ヨイショ!!」 photo 2010.12.1
回数を重ねるごとに餅米が、『お餅』に変わります。
つきあがったお餅は、餅つきのベテランのおばあちゃんやお母さん達と一緒に、みんなで丸めていきます。
つきたてのお餅の感触に、みんなちょっと楽しそうです。

「おいしいお餅にな~れ! !」 photo 2010.12.1
できあがったお餅は、きな粉やあんこ、くるみなど思い思いの味をつけて食べます。なかには、チョコレートをつけるという子もいました。
用意された物はこれだけでなく、さらにお雑煮のなかに入れて食べます。中には全部で8個や10個食べたという子もいました。
自分でついたお餅をおいしそうに頬張る子ども達の姿に、お腹がすいてしまいました。

「おいしいお餅を頬張る! !」 photo 2010.10.23
餅つきの最後には、子ども達の収穫に関する感謝や喜びの感想がありました。その中で一緒に餅米作りに尽力してくださった地元の方々への感謝の言葉には、大変心打たれるものがありました。
これから年末に掛けて、全国で『餅つき』や『しめ縄作り』が行われると思います。
本来、『餅つき』や『しめ縄作り』は収穫に感謝し、新年を祝う準備を行う為の物です。
ぜひ、自分の力で杵をふり、今年の収穫に感謝し、おいしいお餅を食べてみてはいかがでしょうか?


はい。今日も昨日に続いて西部承水路沿いの水田で過ごしていたハクチョウの群れの観察からお伝えします。
この時期、田んぼでは稲が刈り取られ、畑の作物からも緑色が少なくなり、周囲は茶色主体の光景となっています。そんな中でハクチョウの大きくて真っ白な身体は遠くからでもよく目につきます。ですから水路に集中しているつもりでもパッと目を惹かれ・・・観察してしまいます^^
この時は100羽ほどの群れが田んぼで採餌していました。この群れはコハクチョウ主体の群れで、2~3割ほどオオハクチョウが混じっていました。
採餌の様子を観察していると近くにいたハクチョウが水を飲み始めました。
水田の中の水溜まりに嘴を水平に下ろし、下嘴に水をため込みます。
下嘴に溜まったら嘴を閉じて首を挙げ、喉に流し込みます。
ハクチョウを初めほとんどの野鳥は私たちのようにグビグビと吸い込んで水を飲むのではなくこの様に嘴に水を溜めて汲み上げてそれを流し込むようにして水を飲むのだそうです。この2枚の写真からはその様子がよくわかりますよね?
この飲み方で一度にどれくらい飲めるのか解りませんが、何度か繰り返して水を飲んでいました。
そして飲み終えると満足そうな表情を浮かべていました。
ところで皆さん気付かれました?この一連の写真ですが手前のハクチョウとその奥にボケて写っているハクチョウの動きがシンクロしていた事を!!3枚目の写真は、水を飲み終えた2羽のハクチョウたちがお互いの顔を見合わせているかのようですよね?
それともう一つ。こちらは気付かれた方も多いかと思いますが、左手前のハクチョウは嘴の大部分が黒く、黄色い部分がごく僅かに見られる程度です。そうこちらもコハクチョウの亜種である【アメリカコハクチョウ】です。黄色い部分を見比べると解るように、昨日の日記の【アメリカコハクチョウ】とは別個体です。