東北地方環境事務所>野生生物の保護管理>ブラックバス駆除マニュアル
ブラックバス駆除マニュアル/目次 /伊豆沼・内沼の現状 /駆除の前に /人工産卵床の製作と設置 /観察と駆除 /稚魚の駆除 /定置網による駆除 /池干しによる駆除 /他地域における取組み /おわりに/
観察と駆除が確実に行える砂地に人工産卵床を設置して下さい。その 際、天候や水利用による水位変動を考慮して設置することが必要です。
水位変動の大きな湖沼では、設置時に安全に沼に入れることができた場所 でも、少し雨天が続くと水位が上昇し、観察できなくなります。
観察と駆除作業を怠ると、人工産卵床が、オオクチバスの良い産卵場 所として利用され、本来の目的とは逆に、オオクチバスの繁殖を助長する可能性があります。
このため、事前に水位変動の有無を調べ、余裕を持って設置することをおす めします。なお、センサー付き人工産卵床は、水位上昇にも対応可能です。