東北地方環境事務所>野生生物の保護管理>ブラックバス駆除マニュアル
ブラックバス駆除マニュアル/目次 /伊豆沼・内沼の現状 /駆除の前に /人工産卵床の製作と設置 /観察と駆除 /稚魚の駆除 /定置網による駆除 /池干しによる駆除 /他地域における取組み /おわりに/
● 塩化ビニールパイプ
観察筒の本体に使用します。
長さ:約1.3~1.4m
規格:VP75管(内径75㎜)
● プラスチックシャーレ
培地用のシャーレを使用します。上蓋の内径がパイプとぴったり合います。これをビニールテープでしっかりとめます。
直径90㎜×高さ15㎜のサイズを使用します。
注意点:必ず水が侵入しないように作成してください。
シャーレは薄く、亀裂が入りやすいため、交換頻度が高くなります。このため、予備のシャーレを多めに用意しましょう。
1.パイプにシャーレを取り付ける
シャーレの上蓋を最初に、被せます。
2.ビニールテープで固定
上蓋のシャーレをビニールテープで巻いていきます。ビニールテープを少し引っ張りながら巻き付けましょう。
3.底面のシャーレを取り付け
上蓋のシャーレの取り付けが終わったら、補強のために底面のシャーレを上蓋とは反対方向に取り付けます。シャーレ1 枚では割れやすく、浸水しやすくなります。
4.ビニールテープで固定
上蓋と同様にビニールテープで巻き付けます。あわせ部分に 隙き間が空かないようにしっかり巻付けます。
また、シャーレの補強のため、縁の内側にもビニールテープを貼ります。
5.指で折り込む
補強用に余分に巻いたビニールテープを指でしっかり折り込みます。
6.完成
運搬や観察の時、シャーレを壊さないように気を付けましょう。亀裂が入って見えにくくなった場合には、交換しましょう。