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ブラックバス駆除マニュアル

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/目次 /伊豆沼・内沼の現状 /駆除の前に /人工産卵床の製作と設置 /観察と駆除 /稚魚の駆除 /定置網による駆除 /池干しによる駆除 /他地域における取組み /おわりに/

Ⅳ-2 定置網による幼魚・成魚の駆除

1. 定置網の設置

伊豆沼・内沼の場合、漁業協同組合の組合員が、定置網によるオオクチバスの駆除を行っています。水温の低下する11月から12月に約100ヶ統の定置網を沼全域に設置しています。


2. 網上げ

2~3日おきに網上げします。捕獲したオオクチバスはすべて回収します。


3. 回収

法令によりオオクチバスの生きたままの移動は禁止されています。

伊豆沼・内沼ではゴミ処理場で焼却処分しています。



▲ 定置網による駆除
オオクチバスの漁獲が減少すると他魚種の割合が多くなる

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出典 「ブラックバス駆除マニュアル ~伊豆沼方式オオクチバス駆除の実際~」(2006年3月 環境省東北地方環境事務所 (財)宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)
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