東北地方環境事務所野生生物の保護管理>ブラックバス駆除マニュアル

ブラックバス駆除マニュアル

<前のページ次のページ>


/目次 /伊豆沼・内沼の現状 /駆除の前に /人工産卵床の製作と設置 /観察と駆除 /稚魚の駆除 /定置網による駆除 /池干しによる駆除 /他地域における取組み /おわりに/

Ⅱ-6 人工産卵床の撤去

人工産卵床は、オオクチバスの産卵が終わったら必ず撤去しましょう。水温が25℃前後になって最低3回連続して産卵が確認されなければ、これを目安に撤去します。地域によって、オオクチバスの産卵期が大きく違うのでご注意ください。伊豆沼・内沼では5月はじめに始まったオオクチバスの産卵は、6月下旬に終了します。

撤去時、水位が低ければ撤去作業は容易ですが、梅雨の時期ですので、水位の状況を見ながら判断しましょう。

● 撤去の手順

1. 人工産卵床を引き上げて船まで運ぶ。


2. 船に砕石を入れます。溜まった砕石は、土のう袋に入れながら整理する。

3. 人工産卵床を船に移し、重ねていく。


4. 船で移送し、陸揚げする。

5. 保管場所へ運搬し終了。


<前のページ次のページ>


出典 「ブラックバス駆除マニュアル ~伊豆沼方式オオクチバス駆除の実際~」(2006年3月 環境省東北地方環境事務所 (財)宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)
Copyright(C) Tohoku Regional Environment Office, Ministry of the Environment. All Rights Reserved. 環境省東北地方環境事務所