東北地方環境事務所>野生生物の保護管理>ブラックバス駆除マニュアル
ブラックバス駆除マニュアル/目次 /伊豆沼・内沼の現状 /駆除の前に /人工産卵床の製作と設置 /観察と駆除 /稚魚の駆除 /定置網による駆除 /池干しによる駆除 /他地域における取組み /おわりに/
小型刺網を設置して2時間以上経過したら、刺網の引き上げ作業を行います。刺網を設置した場所に近づくと、オオクチバスが刺網にかかっている場合は支柱が揺れていることが多いので目安にしてください。揺れていなくてもかかっている場合があるので、慎重に近づきましょう。
かかり方が弱い場合には、引き上げる途中ではずれる恐れもあるので、必ず三角網やタモ網を使って引き上げましょう。
▲ 刺網にかかったオオクチバスの親魚1. 支柱を抜く
小型刺網を引き上げるため、支柱を抜き取ります。親魚がかかっていると支柱が揺れていることがあります。このような場合には、驚かさないようゆっくり近づいてください。
2. 刺網の引き上げ
支柱を引き抜いた後、刺網を引き上げます。このとき、オオクチバスに逃げられることもあるので、タモ網や三角網を使用してゆっくり引き上げましょう。
刺網の引き上げの際、人工産卵床などに引っかかり網が取れにくい場合があります。このようなときは、人工産卵床ごと刺し網を引き上げます。
3. 刺網にかかったオオクチバス
刺網に絡まったオオクチバスは網からはずしにくいです。沼の中では逃げられないようにするためにも網からはずさないようにしましょう。
伊豆沼・内沼では、船の上で安全な状況ではずしています。