東北地方環境事務所>野生生物の保護管理>ブラックバス駆除マニュアル
ブラックバス駆除マニュアル/目次 /伊豆沼・内沼の現状 /駆除の前に /人工産卵床の製作と設置 /観察と駆除 /稚魚の駆除 /定置網による駆除 /池干しによる駆除 /他地域における取組み /おわりに/
オオクチバスが人工産卵床で産卵した場合、付近に卵を守っている親魚がいるのでゆっくり行動しましょう。
産卵された産卵床のそばでは、外敵を追い払おうと親魚が観察筒や足などに攻撃してきます。攻撃されるとびっくりするので注意しましょう。この場合には親魚が刺網にかかりやすいので、逃げられないよう慎重に作業を行ってください。
● 砕石表面の観察
人工産卵床の砕石の表面を観察します。
産卵のため掘削行動の見られた人工産卵床では、砕石部に浮泥などの堆積がなくきれいに見えます。一方、掘削行動の見られなかった人工産卵床では、砕石に浮泥が堆積しています。
● オオクチバスの卵
オオクチバスの卵の直径は約1.6㎜、黄褐色で砕石表面に付着しています。