鳥獣保護管理法の申請・届出

鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律により、野生鳥獣及び鳥類の卵の捕獲等（捕獲、殺傷又は採取）は、狩猟により捕獲する場合などを除いて原則禁止されています。
ただし、生態系や農林水産業に対して鳥獣による被害等が生じている場合や、学術研究上の必要性が認められる場合などには、地方環境事務所長または都道府県知事の許可を受けて、捕獲等を行うことが認められています。

手続きのフローや、狩猟と許可捕獲の違いはこちらでご確認下さい。

次に該当する場合は東北地方環境事務所長の許可が必要です。それ以外の場合は、都道府県知事の許可が必要となります。捕獲等を行う都道府県の担当部局にお問い合わせ下さい。

東北地方環境事務所管内（青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県）で行う以下の行為。

1. 　国指定鳥獣保護区内での鳥獣の捕獲等
2. 　希少鳥獣（鳥獣保護管理法施行規則第１条の２別表第１）の捕獲等
3. 　かすみ網を用いた鳥獣の捕獲等
4. 　危険猟法（麻酔薬、爆発物、毒薬など）による鳥獣の捕獲等
5. 　国指定鳥獣保護区特別保護地区内で工作物の設置、水面の埋立又は干拓、木竹の伐採、その他鳥獣の保護に影響を及ぼす恐れがある行為として政令で定めるものを行う場合

※申請書の受理から許可までに概ね1ヶ月ほど要します。書類に不備等がある場合は、さらに補正に時間を要しますので、時間に余裕をもってご相談いただくようお願いします。

※当所ホームページに掲載している様式は、東北地方環境事務所管内（青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県）で捕獲等をする場合に使用するものです。その他の地域で１～５の行為を行う場合は、該当地域を管轄する地方環境事務所等にご相談ください。

　①申請書（様式1）
　②申請者名簿（共同捕獲の場合）
　③捕獲場所を明らかにした縮尺１：5,000以上の地形図
　④使用する捕獲用具の構造、設置方法等を示す図面
　⑤捕獲目的、方法、捕獲後の処置等を記述した文書等及び捕獲等をする事由を証する書面

　※添付書類については、（様式１）の備考を確認願います。その他にも必要な書類を求めることがあります。

【様式】
　・（様式１）鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の許可申請書[Word]
　・許可申請者名簿[Excel]
 

捕獲等許可を受けた者のうち、国、地方公共団体、認定鳥獣捕獲等事業者、環境大臣が定める法人（農業協同組合、森林組合、漁業協同組合など）は、従事者証の交付を申請することができます。

【様式】
　・（様式２）従事者証の交付申請書[Word]
　・従事者名簿[Excel]

以下の資料を申請書へ添付の上申請して下さい。
　①申請書（様式3）
　②申請者名簿
　③捕獲場所を明らかにした縮尺１：50,000以上の地形図
　④麻酔銃・吹き矢等の構造図等
　⑤それを使用する方法を示す図面
　⑥捕獲目的・方法・捕獲後の処置等を記述した文書等
　⑦捕獲等をする事由を証する書面

【様式】
　・（様式３）危険猟法許可申請書[Word]
　・危険猟法許可申請者名簿[Excel]
 

鳥獣保護区の区域内で鳥獣の保護又は生息地の保護を図るために必要があると認める区域を特別保護区に指定しています。特別保護区内においては、狩猟が禁止されているほか、工作物の新改増築、水面の埋立、木竹の伐採といった鳥獣の保護に影響を及ぼすおそれのある行為が規制されます。
 

• 東北地方環境事務所管内の国指定鳥獣保護区特別保護地区内で規制行為を行おうとする場合は、申請書を提出する前に、申請内容や申請書の記載方法について、下記お問い合わせ先にご相談下さい。
• 県指定鳥獣保護区については、各県にお問い合わせください。

 
【様式】
　・様式１（１）特別保護地区内建築物その他の工作物の新（改、増）築許可申請書[Word]
　・様式１（２）特別保護地区内木竹の伐採許可申請書[Word]
　・様式１（３）特別保護地区内水面の埋立て（干拓）許可申請書[Word]
　

許可証など（許可証、従事者証、危険猟法許可証、指定猟法許可証）を紛失した場合、速やかに再交付又は紛失した旨を届出して下さい。

【様式】
・（様式９）許可証等再交付申請書・許可証等亡失届出書[Word]

東北地方環境事務所　野生生物課
〒980-0014　宮城県仙台市青葉区本町３－２－２３　仙台第２合同庁舎６階
TEL：022-722-2876（平日8：30～17：00）
Email：TOHOKU@env.go.jp