アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十和田八幡平国立公園の大沼では昨年10月下旬に初雪が落ちてきて、11月6日にはアスピーテラインが通行止めとなり、八幡平頂上へ車で行く道は閉ざされました。（後生掛までは通年通行可能）

現在の蒸ノ湯ゲートは、下の写真のようにゲートが閉められており通行できません。
ゲートの向こう側では除雪作業が進められていることでしょう。

来週4月15日月曜日午前10時、いよいよこの通行止めが解除されます。
今年の山頂付近の残雪の様子や壁の高さが気になります。

4月12日(金)には八幡平ビジタセンターも開館します。

ビジターセンター周辺の除雪も進んでいます。

昨年度に大沼を周回する木道の再整備が完了し、今春からは一周していいただけます。（まだ雪がありすぎて木道が見えませんが）

写真に捉えることはできませんでしたが、鳥たちもアスピーテライン開通を待ちわびるかのように（喧噪の前の静寂を楽しんでいるとも言える）チピピピっとさえずっていました。

全国ニュースを賑わしているのは桜ですが、ここはまだ雪景色。
通行止めが解除されても、降雪や低温など気象状況によっては通行止めとなることもあります。また、夜間の通行止めはしばらく続きますので、情報を確認の上、お越しください。