東北地方環境事務所 > 白神山地世界遺産センター > トピックス一覧 > 平成24年度白神山地世界遺産地域及び周辺地域入山者数調査について(お知らせ)

平成24年度白神山地世界遺産地域及び周辺地域入山者数調査について(お知らせ)

  • 2013.1.30

 環境省東北地方環境事務所では、平成12年度より白神山地世界遺産地域の環境保全対策の基礎データとなる入山者数を把握するため、白神山地世界遺産地域周辺の登山道入口等において赤外線式センサーによる自動計測を実施しています。
 この度、平成24年5月から11月の間の入山者数調査結果を取りまとめましたのでお知らせします。なお、本調査は今後とも継続し、白神山地の入山者数の把握に努めていく予定です。

1 自動計測機器設置箇所

 白神山地世界遺産地域及び周辺地域の13箇所の登山道入口に自動計測機器(以下、機器)を設置しています。このうち、大川林道終点(⑫大川)と真瀬岳登山道入口(⑭真瀬岳)の2箇所については、平成19年度に追加設置したものです(別添資料1参照)。機器の設置箇所は保守管理の都合上、①暗門の滝の機器を除いて世界遺産地域外の登山口付近に設置しています。

2 計測期間

 計測期間は平成24年5月14日から11月16日でした。ただし、アクセス道路・登山道の冬期通行止めの状況によって機器毎の計測期間は異なります(別添資料2参照)。

3 入山者数調査結果概要

(1)全体の入山者数

 登山道入口13箇所に設置した機器による自動計測データを基に推定した平成24年度の白神山地世界遺産地域及び周辺地域への入山者数は、延べ約3万7千人となりました(別添資料2参照)。
 全体の入山者数は平成23年度の約4万人より減少し、比較が可能となる過去9年間のデータ(平成19年度に設置した⑫大川と⑭真瀬岳の機器の値を除いた11箇所)の中で最も少ない結果となりました(別添資料3-①参照)。これは東日本大震災による観光客の減少に加え、例年以上の大降雪がもたらした道路の開通時期の遅れや、梅雨時期の土砂崩れに起因した通行止めが影響したと考えられます(別添資料3-②参照)。
 なお、全体の入山者数の傾向については、その約6割を占める①暗門の滝の入山者数の増減が大きく影響します。今年度は後述の通り、①暗門の滝の入山者数が減少しており、全体の入山者数の減少にも影響しています(別添資料2,3-①,3-②参照)。

(2)各登山道入口の状況

 入山者数の上位は、①暗門の滝の約2万3千人(62.4%)、岳岱自然観察教育林(⑪岳岱)の約4千5百人(12.2%)、⑦白神岳の約2千1百人(5.7%)、二ツ森(⑨二ツ森)の約2千8百人(7.6%)であり、この上位4箇所で、全体入山者数の約9割を占める結果となりました(別添資料2参照)。
 ①暗門の滝の入山者数は、前年度に比べて1割程度減少しました。今年度は暗門川の雪渓が7月下旬までと例年より遅くまで残っていたことや、雪崩による歩道の破損のために暗門の滝歩道の全面開通が遅れたことが要因と考えられます(別添資料2,3-①参照)。
岳岱自然観察教育林(岳岱⑪)の入山者数は、前年度と比べ1割程度減少しました。これも西目屋二ツ井線の砂子瀬〜釣瓶落峠間が、残雪や雪崩の影響で開通時期が遅れたこと、降雨による土砂崩れの影響で一時通行止めになったこと、道路の補修工事を行うために例年より早く閉鎖したことが要因と考えられます(別添資料2,3-②参照)。

別添資料

平成24年度白神山地入山者数調査結果 [PDF 1,266KB]