令和5年度後期自然共生サイト認定証授与式を開催しました
環境省では、令和5年度から「自然共生サイト」を認定する仕組みを開始しており、全国で後期は62箇所を認定しました。そのうち、東北地方環境事務所管内では7箇所が認定されました。令和6年3月22日に、令和5年度後期自然共生サイト認定証授与式(東北管内)を開催しましたので、その結果・概要をお知らせします。
当日は認定者の他、関係省庁、関係自治体等からも多数ご参加いただきました。
(参考:令和5年度後期「自然共生サイト」認定結果について)
当日は認定者の他、関係省庁、関係自治体等からも多数ご参加いただきました。
(参考:令和5年度後期「自然共生サイト」認定結果について)
■自然共生サイト認定結果について
認定サイト一覧
サイト名 | 申請者名 | 所在地(都道府県) | 所在地(市町村) |
ベンセ湿原 | 青森県 | 青森県 | つがる市 |
久保川イーハトーブ世界(内、知勝院敷地内・自然再生実践地) | 久保川イーハトーブ自然再生協議会 | 岩手県 | 一関市 |
北越コーポレーション外川山林 | 北越コーポレーション株式会社 | 岩手県 | 岩手郡葛巻町 |
仙台市水道局青下水源涵養林 | 宮城県仙台市 | 宮城県 | 仙台市 |
旧品井沼周辺ため池群 | 特定非営利活動法人 シナイモツゴ郷の会 | 宮城県 | 大崎市 |
鹿島建設日影山山林・ボナリ山林 | 鹿島建設株式会社 | 福島県 | 耶麻郡猪苗代町 |
レンゴー株式会社福島矢吹工場ビオトープ | レンゴー株式会社 | 福島県 | 西白河郡矢吹町 |
■自然共生サイト認定証授与式について
1.認定証授与式の様子
1. 開会挨拶(東北地方環境事務所長 田村)
地球沸騰化とも呼ばれる気候変動により、暮らしを支える生物多様性が大きな影響を受ける中で、自然共生サイトが、生物多様性条約の下の新しい国際目標である昆明モントリオール枠組の達成に直結するものであることを紹介し、認定サイトの先進的な取り組みに対して感謝を伝えました。
ご挨拶全文はこちら(PDF)
2. 認定証授与
授与の後、各認定サイトの代表者よりサイトの概要についてご説明いただきました。
東北管内の7つの認定サイトの申請者は、県、市、企業、協議会、NPOなど多岐にわたり、
また認定サイトには湿原、溜め池、森林など多様な生態系が含まれています。
各サイトで特徴的な管理活動が行われていることが紹介され、大変参考になりました。
認定サイトと関係自治体の皆様で集合写真を撮りました。
4. 講演(東北地方環境事務所 統括自然保護企画官 羽井佐)
東北地方環境事務所の取組と環境省の施策について、東北地方環境事務所の羽井佐より説明しました。
自然再興に関する施策を進めるため東北地方環境事務所の体制や3月に閣議決定された地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律案など、環境省施策の最新の動向については皆さんの関心も高い様子でした。
5. 意見交換
農林水産省東北農政局宮城拠点の山田参事官より、「みどりの食料システム戦略と生物多様性保全」、
大崎市世界農業遺産未来戦略室安倍世界農業遺産推進監より「世界農業遺産「大崎耕土」& SDGs未来都市 ネイチャーポジティブの推進について」について話題提供をしていただきました。
続く意見交換においては、希少種の保全についての環境省に対する意見や、企業が自然共生サイトの認定にどのような価値を見いだしているか等の興味深い発言が聞かれました。
自然共生サイトの認定をきかっけにした新しいネットワークが広がることを期待しています。
地球沸騰化とも呼ばれる気候変動により、暮らしを支える生物多様性が大きな影響を受ける中で、自然共生サイトが、生物多様性条約の下の新しい国際目標である昆明モントリオール枠組の達成に直結するものであることを紹介し、認定サイトの先進的な取り組みに対して感謝を伝えました。
ご挨拶全文はこちら(PDF)
2. 認定証授与
授与の後、各認定サイトの代表者よりサイトの概要についてご説明いただきました。
東北管内の7つの認定サイトの申請者は、県、市、企業、協議会、NPOなど多岐にわたり、
また認定サイトには湿原、溜め池、森林など多様な生態系が含まれています。
各サイトで特徴的な管理活動が行われていることが紹介され、大変参考になりました。
認定サイトと関係自治体の皆様で集合写真を撮りました。
4. 講演(東北地方環境事務所 統括自然保護企画官 羽井佐)
東北地方環境事務所の取組と環境省の施策について、東北地方環境事務所の羽井佐より説明しました。
自然再興に関する施策を進めるため東北地方環境事務所の体制や3月に閣議決定された地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律案など、環境省施策の最新の動向については皆さんの関心も高い様子でした。
5. 意見交換
農林水産省東北農政局宮城拠点の山田参事官より、「みどりの食料システム戦略と生物多様性保全」、
大崎市世界農業遺産未来戦略室安倍世界農業遺産推進監より「世界農業遺産「大崎耕土」& SDGs未来都市 ネイチャーポジティブの推進について」について話題提供をしていただきました。
続く意見交換においては、希少種の保全についての環境省に対する意見や、企業が自然共生サイトの認定にどのような価値を見いだしているか等の興味深い発言が聞かれました。
自然共生サイトの認定をきかっけにした新しいネットワークが広がることを期待しています。
2.当日資料
3.問い合わせ先
東北地方環境事務所
生物多様性保全室
担当:相澤
電話:022-722-2874
生物多様性保全室
担当:相澤
電話:022-722-2874