【開催報告】種差海岸インフォメーションセンターと種差海岸休憩所開所式
【開催報告】種差海岸インフォメーションセンターと種差海岸休憩所開所式
東北地方環境事務所
平成26年7月12日、三陸復興国立公園の種差芝生地前に種差海岸インフォメーションセンターと種差海岸休憩所がオープンしました。環境省と八戸市では、これを記念してオープニングセレモニーを開催しました。青空の下、地元の子供達による「よさこい」の演舞、地元有志による「種差海岸磯の香りの八戸せんべい汁」のお振舞もあり、賑やかな開所式となりました。
北川 知克 環境副大臣と八戸市長 小林 眞様より主催者挨拶が行われた後、ご来賓の衆議院議員 大島理森様、青森県副知事 佐々木郁夫様、階上町長 浜谷 豊美様、三陸復興国立公園協会 理事 久慈市長 遠藤 譲一様よりご祝辞を賜りました。その後、施設の概要説明に続き、八戸市のイメージキャラクター「いかずきんズ」とともにテープカットが行われ、晴れてインフォメーションセンターがオープンしました。
種差海岸インフォメーションセンターは、種差芝生地前という絶好のロケーションに位置しています。
館内からはゆったりとくつろぎながら海と芝生を一望出来ます。展示は、種差海岸・階上岳地域の自然と人との関わり、種差海岸を訪れた文人、みちのく潮風トレイルなどについて楽しくわかりやすく発見できる内容になっています。
また、式典にあわせて八戸市と民間団体によるサイドイベントも開催されました。周辺の民宿・食堂11店舗が店の前でめかぶ汁ご飯やシウリ貝、ウニの豆乳寄せなどの軽食を販売する「種差マルシェ」。インフォメーションセンター横の休憩所前でカクテルやおつまみ、カントリーミュージックを楽しむ「種差バル」。来訪者と地元の方が一緒になって開所を祝い、イベントを楽しんでいらっしゃいました。このような地域全体で行うイベントを、今後も連携しながら実施していきたいと考えています。
さらに、みちのく潮風トレイル踏破認定制度(スタンプラリー)も7月12 日に開始されました。みちのく潮風トレイルとは、青森県八戸市蕪島から福島県相馬市松川浦までの全長約700km になる予定のロングトレイルです。東北太平洋岸の自然や文化、人などさまざまなものとの出会いがあるひとつなぎの道です。八戸市、階上町、洋野町、久慈市の各3~4箇所のチェックポイントのスタンプを集めると、それぞれの市町の達成証明書とピンバッジがもらえます。また、4市町のスタンプ全てを集めると、踏破証明書とワッペンがもらえます。歩く楽しみの一つ、チェックポイントの地元の方との交流のきっかけとなればと期待しています。
今後は、体験プログラムや企画展などのさまざまなイベントを地域の方々と一緒に実施し、何度でも来たくなる施設、地域を作っていきます。是非、新しい種差海岸にお越しください