特別パネル展示『陸中海岸国立公園 復興の歩み』の開催について(お知らせ)~環境省グリーン復興プロジェクト~
特別パネル展示『陸中海岸国立公園 復興の歩み』の開催について(お知らせ)~環境省グリーン復興プロジェクト~
東北地方環境事務所
≪概要≫
環境省東北地方環境事務所は、浄土ヶ浜ビジターセンター運営協議会との共催で、特別パネル展示『陸中海岸国立公園 復興の歩み』を浄土ヶ浜ビジターセンターにおいて開催します。
東日本大震災から1年8ヶ月が経過し、人々の営みと自然環境がどのように変化してきたかをパネル展示で紹介します。
岩手県から宮城県にかけて南北180kmに及ぶ陸中海岸国立公園は、平成23年3月に発生した東日本大震災により、全域にわたって甚大な被害を受けました。
国立公園の資源である自然環境が大きく改変を受けた場所も多く、自然に親しむために整備された園地や野営場等が全壊した地域もあります。一方で、長い年月を経て形成された海蝕や奇石等の多くは、変わることなくその姿を残しました。
震災から1年8ヶ月が経過し、国立公園内の各利用拠点では施設の復旧 ・ 再整備が進められているほか、景観や自然を活かした利用体験プログラムも徐々に再開され、宮古市浄土ヶ浜をはじめとした利用拠点では、震災前の水準に近い利用者が訪れています。また、海浜部の植物等は1年前に比べて力強く再生した姿を所々で見せてくれました。
この度、浄土ヶ浜ビジターセンターで開催する特別パネル展示『陸中海岸国立公園 復興の歩み』では、国立公園をとりまく沿岸地域の現在の状況をパネルで紹介します。
パネル展示を通じて、自然の脅威や回復力についての理解を深め、自然とともに歩む復興のあり方について考えるきっかけとなればと考えています。浄土ヶ浜ビジターセンターへぜひお越しください。
1 行事名
特別写真パネル展示『陸中海岸国立公園 復興の歩み』
2 主催等
主催 東北地方環境事務所、浄土ヶ浜ビジターセンター運営協議会
3 開催期間
平成24年11月~12月
4 開催場所
浄土ヶ浜ビジターセンター(岩手県宮古市日立浜町)
5 浄土ヶ浜ビジターセンターについて
陸中海岸国立公園を紹介する中核施設として、2010年4月にオープンしました。浄土ヶ浜を中心とした陸中海岸国立公園の自然環境や沿岸12市町村の見所等の情報を紹介しています。大型映像コーナーでは、陸、海、空の視点から迫力ある映像で陸中海岸国立公園の自然を余すことなく体感することもできます。
- 場所 : 〒027-0001 岩手県宮古市日立浜町32-69
- 休館日 : 4月~10月無休、11月~3月水曜日及び年末年始
- 開館時間 : 9:00~17:00(4月~10月) 9:00~16:00(11月~3月)
- 入館無料
- 問合せ : TEL 0193-65-1690 FAX 0193-65-1691
[参考 : 国立公園の創設を核としたグリーン復興の取組について]
環境省では、三陸復興国立公園の創設をはじめとした様々な取組を通じて、森 ・ 里 ・ 川 ・ 海のつながりにより育まれてきた自然環境と地域の暮らしを後世に伝え、自然の恵みと脅威を学びつつ、それらを活用しながら三陸地域の復興に貢献するため、「グリーン復興プロジェクト」の取組を進めています。
関連リンク : 国立公園の創設を核としたグリーン復興の取組について(環境省HP)