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東北地方環境事務所

○災害廃棄物(がれき)の処理に向けた取組【廃棄物・リサイクル対策課】(H24.1)

2012年01月13日

○災害廃棄物(がれき)の処理に向けた取組【廃棄物・リサイクル対策課】(H24.1)

東北地方環境事務所

 東北地方環境事務所では、東日本大震災により発生した災害廃棄物(がれき)の適正かつ効率的な処理を推進するため、岩手県、宮城県、福島県の各県に職員を派遣するなど、現場の声を踏まえたきめ細やかな対応を進めています。

災害廃棄物の処理について

 東日本大震災においては、地震による大規模な津波により膨大な量の災害廃棄物(がれき)が発生いたしました。
災害廃棄物の発生量は、岩手県、宮城県、福島県の合計で約2,270万トンと推計されており、これは、3県において一年間で排出される一般廃棄物の約11年分の廃棄物量に相当するとされています。また、青森県においても津波により甚大な被害が出ています。現在、住民が生活している場所の近くの災害廃棄物については、概ね仮置場へ搬入され、今後は、残る損壊家屋等の解体を進めるとともに、仮置場へ搬入した災害廃棄物の処理及び再生利用を進めてまいります。
細野環境大臣の災害廃棄物仮置場視察
細野環境大臣の災害廃棄物仮置場視察(H23.10.8)

環境省職員・研究者・技術者チームの巡回訪問について

 東北地方環境事務所(環境省現地災害対策本部)は、災害廃棄物の処理の現状や問題点の把握、これらを踏まえた必要な助言を行うため、環境省職員、研究者及び技術者によりチームを構成し、定期的に被災市町村を訪問しています。これまで各市町村からは、災害廃棄物の処理方法に加え、衛生害虫等の課題、腐敗水産物の課題、仮置場における火災防止などに関する相談が多数寄せられ、対応してまいりました。 仮置場の火災防止に向けた現地調査
仮置場の火災防止に向けた現地調査

災害廃棄物処理優良取組事例について

 東北地方環境事務所では、上記の巡回訪問を実施する中で、各市町村における仮置場の管理等について多くの優良な取組事例を取りまとめ、災害廃棄物処理優良取組事例集として平成23年7月15日に公表いたしました。

トピックス

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