三陸復興国立公園ステップアッププログラム2025の策定について

　環境省では、2016（平成28）年３月に政府がとりまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づき、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてブランド化することを目標とした「国立公園満喫プロジェクト」の取組を進めています。
　三陸復興国立公園では2022（令和４）年度より本公園の関係者で構成した「三陸復興国立公園満喫プロジェクト推進協議会」を設立し、部会等において本プロジェクトの実施計画である「三陸SUP2025」の検討を進めてまいりましたが、令和５年12月の第４回協議会において「三陸SUP2025」を策定しましたのでお知らせします。
　「三陸SUP2025」では、「自然の恵みと脅威、人と自然との共生により育まれてきた暮らしと文化が感じられる国立公園」をコンセプトに、本公園の持つ魅力や守るべき価値を磨き直し、将来世代に引き継ぐとともに、上質な自然体験やサービスを提供することで国内外を問わず訪問者を惹きつけ満足させる国立公園となるためのハード・ソフトの両面からなる取組をまとめています。
　今後は、国、県、市町村及び民間事業者・団体等による連携をさらに図り、「三陸SUP2025」に掲げた取組を実施してまいります。

(問い合わせ先)
東北地方環境事務所 宮古自然保護官事務所
電話：0193-62-3912
担当：渡辺