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東北地方環境事務所

報道発表資料

2016年01月25日
  • その他

平成27年9月関東・東北豪雨により発生した災害廃棄物の処理の完了等について(お知らせ)

 「平成27年9月関東・東北豪雨」により、東北地方環境事務所管内でも多くの災害廃棄物が発生しましたが、今般、被災自治体による災害廃棄物の処理が完了しましたので、ここにお知らせします。

 なお、東北地方環境事務所では、昨年9月11日に「東北地方環境事務所災害廃棄物対策本部」を事務所内に設置し、被災自治体に対し水害による災害廃棄物処理の留意点をまとめた資料を配布するとともに、被災自治体に赴いて災害廃棄物処理に対する補助制度の説明や技術的なアドバイス等を行ってきました。

  1. 気象の概要

     平成27年9月9日午前10時過ぎに愛知県知多半島に上陸した台風第18号(その後温帯低気圧に変化)や、日本の東海上にあった台風17号等の影響により、南から湿った空気が流れ込んだ影響で、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となり、特に関東地方と東北地方では記録的な大雨となった。

  2. 災害廃棄物の発生状況(その処理について、災害等廃棄物処理事業費補助金の申請があった自治体に限る。)

     この大雨により、東北地方環境事務所管内では宮城県を中心に大量の災害廃棄物が発生した。環境省に対して、その処理事業費について補助金の申請があった計10自治体における災害廃棄物の発生量は、以下のとおり。

県 名

自 治 体 名

発生量(t)

備 考

宮城県

栗原市

863

大崎市

683

柴田町

33

大和町

1,382

※1

大郷町

24

※1

大衡村

9

※2

加美町

38

涌谷町

18

宮城県分計

3,049

※3

福島県

伊達市

34

南会津町

76

福島県分計

111

※3

東北地方環境事務所管内分計

3,159

※3

※1 処理費用の一部の補助申請については、黒川地域行政事務組合から実施。

※2 処理費用の補助申請については、黒川地域行政事務組合から実施。

※3 四捨五入により、下1桁の合計が合わない。

                                                    

  3.災害廃棄物の処理の状況

 被災自治体が日ごろ廃棄物を処理している処理施設において、また黒川地域行政事務組合にあっては仙台市及び宮城東部衛生処理組合の協力も得て処理が行われ、平成28年1月21日をもって補助申請のあったすべての災害廃棄物の処理の完了を確認した。

 

※環境省全体における対応については、下記URLを御参照下さい。

 URLhttp://kouikishori..env.go.jp/h27suigai/