報道発表資料
2015年07月23日
- その他
報道発表:磐梯朝日国立公園裏磐梯地区における特定外来生物オオハンゴンソウの一斉駆除活動の実施について(お知らせ)
磐梯朝日国立公園裏磐梯地区の五色沼周辺では、特定外来生物であるオオハンゴンソウが侵入し、在来植物の生育を脅かすなど生態系への影響や景観の悪化が懸念されています。
そのため、関係機関等と連携し、共同でオオハンゴンソウの一斉駆除活動を実施しますのでお知らせします。この一斉駆除活動は、平成19年から取り組みが始められ、今年で9回目の実施になります。
1.オオハンゴンソウとは
北アメリカ産のキク科の多年生草本で、高さは0.5~3m程度になる。日本では中部地方以北の寒冷な土地に分布し、路傍、荒地、畑地、湿原、河川敷などに生育する。開花期は7~10月で、黄色の頭状花をつける。
平成18年2月1日に『特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律』に基づき栽培等が原則禁止される「特定外来生物」に指定された。
2.日時:
平成27年8月6日(木)10:00~12:00
3.場所:
磐梯朝日国立公園 裏磐梯地区五色沼周辺(毘沙門沼一帯)
集合場所・時間:裏磐梯ビジターセンター駐車場・9:45
4.実施者:
東北地方環境事務所、福島県、北塩原村、福島県自然保護協会、裏磐梯エコツーリズム協会、
福島大学、国立磐梯青少年交流の家、地元住民
5.駆除方法:
(1)抜取り
根から抜き取る。広範囲に密集して生育している場所では、公園利用者に注意しながら草刈り機による刈り払いを行う。
(2)処分方法
抜き取ったオオハンゴンソウは全て回収し、北塩原村のごみ処分の方法に従い適切に処分する。
6.その他:
・雨天決行(ただし、荒天時は除く。)
- ■ 問い合わせ先
- 東北地方環境事務所
国立公園課長:佐々木 真二郎
担当:裏磐梯自然保護官事務所 二神 紀彦
電話:0241-32-2221