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東北地方環境事務所

報道発表資料

2013年08月30日
  • 結果報告

報道発表:平成25年6月環境経済観測調査(東北版)の公表について(お知らせ)

東北地方環境事務所

 環境省東北地方環境事務所では、環境ビジネスに焦点を当てた経済動向調査として平成22年12月から全国的に実施されている「環境経済観測調査」の平成25年6月調査結果を活用し、今般、東北地域の環境ビジネス動向に特化した調査結果を取りまとめましたので、お知らせします。

調査結果の概要

主な調査結果は、以下のとおりです。

 東北地域において現在実施している環境ビジネスについては、平成24年12月調査(以下、前回調査)では圏外であった「再生可能エネルギー」が19.6%で第1位となった。続いて「太陽光発電システム(据付・メンテナンス等)」、「産業廃棄物処理」となっており、全国調査の結果とは順位が異なっている。
 東北地域の回答企業は、今後実施したいと考えている環境ビジネスとして、全国調査と同様「再生可能エネルギー」を第1位に挙げており、その割合も前回調査の30.0%から35.8%に上昇した。続いて全国調査及び前回調査では上位に入っていない「高効率給湯器」が第2位となり、その他環境ビジネス分類の「B 地球温暖化対策」に関するビジネスが上位に入った。
 東北地域における環境ビジネスの業況DI(『「良い」と回答した割合-「悪い」と回答した割合』)は「8」と、前回調査と同程度であった。環境ビジネス分類の中では、「B 地球温暖化対策」で、現在、半年先及び10年先ともに好調とみている企業が多く、10年先については、全国調査の業況DIを上回っている。

【参考】調査の概要

1.調査の概要

(1)
調査期間
平成25年6月3日(月)~平成25年7月5日(金)
(2)
調査対象
全国の資本金2,000万円以上の民間企業のうち、資本金、業種別の層化無作為抽出法により選定された東北地域所在企業602社。有効回答数296社、有効回答率49.2%。
(3)
調査項目(調査票は別掲)
問1
(1)我が国の環境ビジネス全体の業況(現在、半年先、10年先)
(2)我が国で発展している環境ビジネス分野(現在、半年先、10年先)
問2
ビジネス全体の業況等(現在、半年先、10年先)
①業況、②業界の国内需給、③提供価格、④研究開発費、⑤設備規模、⑥人員体制、⑦資金繰り(現在のみ回答)、⑧業界の海外需給(海外向け事業を実施している場合)、⑨海外販路拡大の意向(海外向け事業を実施していない場合)
問3
実施している環境ビジネスの有無
問3-1
実施中の環境ビジネス(最大3つ)とその業況等(現在、半年先、10年先)
※質問事項は問2の①~⑨と同様
問4
今後実施したい環境ビジネス(最大3つ、及び東北6県で新規展開・実施したいもの最大3つ)

【添付資料】
平成25年6月環境経済観測調査(東北版)[PDF 1,386KB]

【関連リンク】
環境省環境経済情報ポータルサイト

掲載資料
 ・調査結果報告書(全国版)
 ・統計表( PDF ファイル形式)
 ・地域別統計表( PDF ファイル形式)

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