久慈市のまちなかから、源義経の逃避行伝説が残る源道、
もぐらんぴあ水族館を経て、美しい森の中のトレイルを歩きます。
洋野町種市は伝統的な南部もぐりの技術が残る里です。漁師集落、漁業施設、漁場、美しい砂浜の海岸線を巡ります。
10:30
琥珀のロマンを感じる久慈駅からいざ、スタート!
JR八戸線と三陸鉄道北リアス線が乗り入れる久慈市の玄関口・久慈駅がトレイルの出発地点。JR久慈駅舎内には、琥珀を購入できるコーナーがあるのが、日本最大の産地ならでは。地図で行き先を確認したら、いざスタート!約600m (徒歩約8分)
10:45
にぎわう道の駅で、久慈をまるごと満喫
町に出て、道の駅へ。ここは、物産館と昭和の思い出博物館がある「土の館」と、郷土資料展示とレストランがある「風の館」からなっています。土の館で焼きたての串もちや串田楽などの郷土食を食べたり、風の館で久慈秋まつりの山車を見物するのがおすすめ。昼食のお弁当を調達するのも忘れずに!道の駅くじのスタンプ設置場所は、「風の館」にある観光物産協会の窓口近くにあります。
本モデルコースで紹介している場所以外にも、スタンプ設置ポイントが設けられています。
※青森県八戸市~岩手県普代村区間限定
地元に住む中野正利さんが50年以上かけて集めた昭和時代のおもちゃや生活用品数千点を展示。某テレビ番組の鑑定で高額とされた人形も見られます。昭和の時代にタイムスリップしたかのような博物館は一見の価値あり。
約2.1km (徒歩約25分)
11:30
精霊が宿るといわれる巨木で歴史を感じる。
久慈川を渡って町の山側にある、長泉寺へ。平石敷きの参道を行くと山門の先に立つのが、樹齢1100年の大銀杏の木。昭和6年に国の天然記念物に指定された時、日本一とされた巨木です。秋には見事に黄葉し、落葉すると境内は黄色のじゅうたんが敷きつめられたようになります。約900m (徒歩約13分)
12:00
木々に囲まれ、森のなかでランチタイム
お腹の虫が鳴く頃に、紲(きずな)の森へ。水車小屋もあるこの森は四季折々の表情が楽しめます。坂を登った先の展望台で久慈港と太平洋を眺めた後は、お弁当を広げてお待ちかねの昼食タイム。展望台には、慰霊の祈りが込められた、鎮魂の鐘があります。約8km (徒歩約107分)
14:50
幾重に連なる鳥居の先で見つけた、牛島の眺め
赤い欄干に沿って山道を奥へ進み、厳島神社へ。急な坂や階段を登りきると、いくつもの鳥居が建つ社に到着。梁に掘られた龍や獅子の彫刻が見事です。久慈湾の端に建つ社から、海岸線を見下ろすと、沖に浮かぶ牛島を眺める絶景が広がります。約6km (徒歩約107分)
16:40
波と岩礁が見せる海岸線の美しさ
厳島神社から森の中のトレイルを北上し、本ルート随一の横沼展望所をめざしましょう。展望台からは、岩礁の続く海岸線に波がぶつかり合う景色に目を奪われます。撮影ポイントとしてもおすすめです。約1km (徒歩約20分)
17:10
海と山の静けさに
自然に体がほぐれる宿
侍の湯きのこ屋のスタンプ設置場所は、ロビーです。
本モデルコースで紹介している場所以外にも、スタンプ設置ポイントが設けられています。
※青森県八戸市~岩手県普代村区間限定
8:00(2日目:出発)
約1.4km (徒歩約30分)
8:30
白波が間近に迫る
伝説も残る石畳
約4.0km (徒歩約90分)
川を渡るポイント。遊歩道から川岸までは草が茂っている場合がありますので、注意深く進み、渡渉できるポイントを探します。渇水時は、濡れるのを構わず、靴をはいたまま川底を踏んで渡りましょう。(飛び石伝いに渡るのは危険です!)水量が多く渡れない場合は、無理をせずトレイルマップに記載している迂回路を利用してください。
約2.6km (徒歩約40分)
10:50
ふれあいも楽しい
トレイル途中のオアシス
大久保商店のスタンプ設置場所は、入口を入ってすぐのテーブルです。
本モデルコースで紹介している場所以外にも、スタンプ設置ポイントが設けられています。
※青森県八戸市~岩手県普代村区間限定
約3.4km (徒歩約66分)
12:10
小さな砂浜はまるでプライベートビーチ
事前に商店などで昼食を調達したら、ランチスポットには有家駅がおすすめ。有家駅は、東日本大震災で津波を受けた駅のひとつ。現在は新しい駅舎です。目の前に海が広がる砂浜で、潮騒を聞きながらランチタイム。ごはんを食べた後は、砂浜を観察してみましょう。地表が露出した海岸線を進みます。波がギリギリまで迫るような高潮時には、迂回路を利用してください。また、浜辺を通過中に地震、大波などが発生した場合は、線路を超える避難路が途中2ヶ所ありますので、そこを通って高台へ避難してください。
約7.4km (徒歩約2時間28分)
15:10
働く人も訪れる人も
いきいき輝く活気あるハマ
約6.9km (徒歩約2時間18分)
17:40
このにおいを思い出せば、
いつでもこの景色がよみがえる。
海食断崖が続き、つりがね洞や兜岩、夫婦岩などの奇岩が楽しめる景勝地。岩礁とリアスの海岸線を縫うように走る曲がりくねった道は撮影のポイントとしてもおススメ。ただ、道が狭く見通しが悪い車道を歩くため、車には十分注意しましょう。奇岩に近寄ることのできる浜もあります。