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東北地方環境事務所

環境影響評価(環境アセスメント)に関する取組

 近年、東北地方において、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、大規模な風力発電所、太陽光発電所や地熱発電所の建設が数多く計画されています。特に、風力発電事業については、陸上では既に運転している風力発電所を更新する計画が増加傾向にあります。一方、海域では「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(平成三十年法律第八十九号)の施行に伴い、法律に基づいて設定された促進区域等では大規模な洋上風力発電所の建設が計画されています。このような、大規模な土地改変や海域利用の可能性がある再生可能エネルギーの導入を推進するにあたり、自然環境や生活環境の保全について適正な配慮がなされるためには、東北地方の自然環境の地域情報や各自治体の再生可能エネルギーに関連する制度の情報が非常に重要となっています。
東北地方環境事務所においては、大規模開発事業が実施される予定の現地の確認、自然環境や生活環境に関する地域情報の収集を行うとともに、本省と連携し、環境影響評価法に基づいて実施される環境影響評価図書の審査等を行っています。
 また、環境省では、環境アセスメントに関わるさまざまな関係者と情報を共有することで、環境アセスメントが円滑に行われる効果を期待し、環境アセスメントおいて地域特性を把握するために必要となる自然環境や社会環境の情報を、地図上で閲覧できる地理情報システム(GIS)で提供しています。

◆環境影響評価制度の概要についてはこちらをご覧ください。
 環境影響評価制度のあらまし(環境影響評価支援ネットワーク)

再エネ海域利用法の概要についてはこちらをご覧ください。
 
制度の概要|洋上風力発電関連制度|なっとく!再生可能エネルギー

環境アセスメントデータベース「EADAS」についてはこちらをご覧ください。
 
環境アセスメントデータベース