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【開催報告】野鳥観察会『大潟草原に集うアオサギと小鳥たち』
2008.05.18 東北地方環境事務所
大潟草原のヨシ原はオオジュリン・コジュリン・ホオアカなど草原性の小鳥たちが繁殖する重要な場所であり、その周囲にある松林にはサギのコロニーが形成されます。5月はアオサギが子育ての真っ最中であり、草原では小鳥たちの巣作りが行われています。
これら野鳥たちの様子を観察する野鳥観察会を実施し、観察後にはクリーンアップも行いました。
- 実施日:
- 2008/5/18(日)
- 参加者:
- 12名
- 講師・スタッフ:
- 6名
- 協力:
- (財)日本野鳥の会秋田県支部
先ずは管理棟の2階からサギのコロニーを観察しました。アオサギの雛にようやくアオサギの特徴が現れてきています。その可愛い姿に「うわぁ~可愛い!」と声が上がっていました。
続いてヨシ原にでて観察しました。この日はなかなか小鳥たちが姿を見せてくれませんでしたが、それでも野鳥の会の講師の方がめざとくコヨシキリ・コジュリンを見つけてくれました。 参加者の方は普段から野鳥観察をされている方が多く、歩くと大きな音が出るヨシ原を静かに移動し、会話も小声で行うなど野鳥たちへの配慮がなされていて感心させられました。私たちも見習わなければなりません!
この日観察した野鳥たちは・・・
アオサギ・ダイサギ・ゴイサギ・トビ・ノスリ・マガモ・コガモ・オナガガモ・ヨシガモ・カルガモ・オオバン・キジバト・カッコウ・カワセミ・アカゲラ・ツバメ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・モズ・ウグイス・コヨシキリ・オオヨシキリ・コジュリン・ホオアカ・オオジュリン・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラスの29種類でした。
観察会終了後には鳥獣保護区内を走る村道大潟西部線のクリーンアップを行いました。大潟村役場からゴミ袋を提供していただきました。「なんでこんな物が捨てられてるの?」というゴミもありましたが、短時間でびっくりするほど大量のゴミを拾って下さいました。
【文・写真】
秋田自然保護官事務所