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【お知らせ】FRP船リサイクルシステムについて

2009.03.31 東北地方環境事務所

　FRP（ガラス繊維強化プラスチック）を材料として使用している小型船舶（モーターボート、ヨット、水上オートバイ、漁船など）、いわゆる「FRP船」は、その製品特性からこれまで適正な処理が困難であり、それが不法投棄の要因の一つとなっていました。

　このため、（社）日本舟艇工業会は主要メーカーとともにリサイクルシステムの構築を進め、平成17年11月に廃棄物処理法に基づく広域認定を受けて、FRP船リサイクルを開始しました。その後、平成19年度にFRP船リサイクルシステムは全国展開され、東北地区においても運用が開始されています。

　個人ユーザーの所有するFRP船を廃棄処分する場合は、市町村または一般廃棄物処理業者に依頼することが必要です（一般廃棄物）。また、漁船等の業務用や販売店で在庫している船を廃棄処分する場合は、産業廃棄物処理業者に処理を委託することが必要です（産業廃棄物）。

　FRP船リサイクルシステムでは、これらいずれの場合も対象となっており、このような処理を依頼できる施設が限られる地域でも利用することができます。

　FRP船リサイクルマークのある「登録販売店」では、リサイクルの受付や廃FRP船の処理を、マリン販売店やマリーナ等の「相談窓口」では、リサイクルに関する一般的な情報提供をしています。

　東北地区における、平成21年度のFRP船リサイクルの日程等は以下のとおりです。

　FRP船リサイクルの手続方法や日程等の詳細、登録販売店の一覧、各種料金等については下記を参照下さい。

　廃FRP船は、製造事業者等による広域的、全国的な処理・リサイクルシステムづくりを推進することを目的とする広域認定制度の対象品目となっています。