ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2021年7月28日

3件の記事があります。

2021年07月28日「桧原湖観光船の運航再開」

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 田中謙行

こんにちは。裏磐梯自然保護官事務所の田中です。

今回のAR日記は、7月22日から運航再開された「桧原湖観光船」の試乗会の写真報告になります。

2019年11月から運行していなかった桧原湖の観光船が新たな運営をするグランベルホテルにより約2年ぶりに運航再開となりました。

観光船乗り場

桧原湖が凍る11月上旬まで1日6便の運航予定。約35分の周遊コースとなります。

中学生以上が\1,400- 4歳から小学生まで\700-(いずれも税込み)です。

出発してすぐに湖上からの磐梯山が望めます

       船内もさわやか。

湖上からはまた一味違った裏磐梯、桧原湖の景観が望め新鮮です。

                                                              

  安達太良山の沼の平も確認できました。          デッキは爽快感でいっぱいです。

この「あづま丸」が裏磐梯、桧原湖のシンボルの一つとして親しまれていくことを期待しています。

景観はもちろんですが、これから夏本番の猛暑がやって来ますので爽やかな「涼風」を、秋には湖上からの「紅葉」を満喫しに来てくらんしょ。

今回はこれで、おしまい。

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2021年07月28日朝日連峰の上空

磐梯朝日国立公園 羽黒 風間彩野

こんにちは。

羽黒自然保護官事務所の風間です。

先日、朝日連峰の上空をヘリが飛びました。

中には以東岳避難小屋のトイレの処理剤と登山道保全作業の資材が入っています。

今年度は朝日連峰の登山道保全で使う資材を、「人力(日暮沢小屋→竜門小屋・狐穴小屋)」+「ヘリの輸送(以東岳避難小屋)」の二つの方法で荷揚げしています。

様々な関係者が集まってようやく資材の空輸ができました。

山小屋のトイレを使うとき、登山道を歩くときに少しでも意識していただけますと幸いです!

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2021年07月28日気象観測塔

白神山地 西目屋アクティブレンジャー

 環境省では白神山地遺産地域周辺の3カ所に気象観測塔を設置して、気温や降雨量、積雪深などを計測しています。

そのうちの1つが櫛石山に設置されています。

【櫛石山の気象観測塔】

 櫛石山は世界遺産地域の核心地域に位置します。西目屋事務所から車で舗装道路15分、砂利道45分、砂利道(悪路)1時間。そこから山道を歩いて1時間でやっとたどり着きます。当地の標高は約620m。冬は大雪に覆われます。

【気象観測塔から撮影した周囲の様子(冬)】

 雪の多い年には4m近い積雪深となる厳しい環境です。雪の重みや強風、低温に耐えられる頑丈な施設でなければ計測を続けられません。

とても職員では対応できないので、専門の業者さんに維持管理をお願いしています。正確な計測が継続できるよう、経験と知恵と体力を駆使して対応していただいています。

【気象観測塔から撮影した周囲の様子(夏)】

 長期的な計測を続けて基礎資料の蓄積に努めます。

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