2021年3月30日
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2021年03月30日種差海岸天然芝生地の保全活動
三陸復興国立公園 八戸 大友千夏
八戸自然保護官事務所の大友です。
先日、種差観光協会主催で三陸復興国立公園種差天然芝生地の保全活動が行われました。
芝生の成長に影響が出ないようマツの落ち葉拾いを主に行い、
芝生に日が当たりやすくなるようにしました!
他にも折れたマツの枝の片づけ、実生マツの引き抜き、モグラが掘り起こした土を均す作業も行いました。
芝生地では周辺から運ばれてきた種子によってマツが自然増殖しています。
それらのマツを放置したままにしておくと、
いずれ芝生の面積は縮小して林になってしまいます。
実生マツの引き抜きを定期的に実施することで、
マツの拡大を防止し、芝生の景観を維持しています。
地元の方から「シカのように崖に登って!」と指名を受け、抜く太刀川レンジャー。
穏やかな天気の中さわやかに作業をすることが出来ました!
美しい景色を美しいまま維持する地元の方々の心もまた、美しいです。
多くの方にこの美しい景観の種差海岸でリフレッシュしていただければと思います!
盛岡管理官事務所の工藤です。ようやく盛岡でも最高気温が15度を超える日が増えて、
春が大股で近づいてきました。
網張ビジターセンターリニューアルの紹介も第四弾となりました。
今回は展示の紹介ではなくイベントの報告です。
先日、網張ビジターセンターリニューアル記念イベントとして
「十和田八幡平国立公園網張ビジターセンターに自分の作品を飾ろう!」を行いました。
以前AR日記でご紹介した館内のイラストを手掛けて下さったイラストレーターのさいとうゆきこ先生を
講師にお招きし、子ども達とその家族と一緒にポストカードフレームにお絵かきをして、完成した作品は
網張ビジターセンターの展示品としてしばらくの間飾らせていただくというイベントです。
イベント前半では岩手県立図書館の司書2名にもお越しいただき、自然に関する絵本、岩手山に関する絵本
を読んでいただき、参加者の皆さんには身近な自然について学んでいただくことが出来ました。
イベント後半ではポストカードフレームに動物たちの「おうち」をイメージしてお絵かきをしました。
それぞれ独創的な作品に仕上がっていて、子ども達の発想に感心させられました。
これらの作品は夏休みまで館内に展示しておりますので、皆様もぜひ子ども達の豊かな発想で描かれた作品を
鑑賞してください。
網張ビジターセンターHPはコチラ
※網張ビジターセンターでは、新型コロナ感染症対策として館内数カ所に消毒液を設置していますのでご利用下さい。またマスクの着用もお願いいたします。
国立公園でお会いしましょう