2016年8月
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2016年08月05日夏のお出かけスポット紹介その①~普代浜園地~
三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子
宮古自然保護官事務所の古館です。
7月末、東北北部も梅雨明けの発表があり、待ちに待った本格的な夏が到来しました。
夏休みを利用して三陸復興国立公園を訪れる計画を練ってらっしゃる方もいるかと思います。今回から2回に分けて岩手県沿岸北部のお出かけスポットを紹介いたします。
第1弾は、先月7月16日に開園したばかりの普代浜園地です。
開園当日は普代浜園地の整備に携わった関係者などが出席し、普代浜園地の愛称発表やテープカットなど開園式が執り行われました。
【開園式の様子】
普代浜園地の愛称は、地元の中学生が考えた「キラウミ」に決定しました。光輝く普代村の海を想像させる爽やかな愛称ですね!
この日は梅雨時期らしいどんよりとした雲に覆われてしまいましたが、晴れた日の普代浜の様子を写した写真があるので、こちらとともに普代浜の様子をご紹介いたします。
【気持ちよい潮風を感じながらゆったりと過ごせる休憩所】
【津波で海底から打ち上げられた石】
海を目の前にした休憩所が整備されたほか、園地内は芝生が張ってあるので、ピクニックシートを広げてお弁当を食べたり、寝転んだり、思いっきり走り回ったりと思い思いの時間を楽しめる場所です。
また、園地内の随所には津波で打ち上げられた大きな石を展示していて、津波の威力を感じることができます。
このほか、周辺にも見どころがたくさんあります。
【黒崎展望台からの景色】
この写真は、普代浜園地から車で15分ほどのところにある黒崎からの眺望です。
断崖の上にある展望台からは、普代の美しい海岸線の風景を眺められ、視界の良い日は普代浜園地や15km以上先の半島までくっきりと見ることができます。
今年の夏は普代浜園地の浜辺で思いっきり遊んで、あなただけの楽しい夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
第2弾は、浄土ヶ浜の夏の様子をご紹介したいと思います。お楽しみに!
2016年08月04日ラムサール条約登録湿地『仏沼』
三陸復興国立公園 八戸 大友千夏
八戸自然保護官事務所の大友です。
青森県三沢市にある、ラムサール条約登録湿地の仏沼の現地調査へ行って来ました。
絶滅危惧種である「オオセッカ」「コジュリン」などが生息しています。
小鳥の飛び立つ姿を見るとともに、鳴き声を聴く事が出来ました。
また、国指定鳥獣保護区管理員さんから、
仏沼に生息する野生生物のお話を伺い、
鳥類だけでなく、綺麗な草花や水生昆虫、蝶類など、
生物多様性に溢れた場所であるということを教えていただきました。
駐車場にはガイドブックや来訪者ノートもあり、
はじめての人が行っても楽しむことができます。
是非皆さんも訪れてみて下さい!
暑い日が続いています。皆様お元気にお過ごしですか。
8月1日(月)より8月31日(水)の日程で、五城目町にある秋田県環境と文化のむら内の拠点施設である自然ふれあいセンター1階の研修室で『東北アクティブ・レンジャー写真展2016』開催中です。秋田県環境と文化のむらでの開催は平成23年(2011年)度から続けて6年目となります。環境省直轄施設以外では最も長く写真展を開催して頂いている施設です。
秋田県環境と文化のむらは午前9時から午後5時までの開館で、毎週月曜日が休館日となっています。写真展の鑑賞のみの利用や、休憩での利用も可能とのことです。暑い日の休憩やお出かけのついでにでもお立ち寄り頂ければ幸いです。