ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2016年6月

8件の記事があります。

2016年06月30日白神まるごと体験博覧会

白神山地 野原七恵

6月30日に白神山地ビジターセンターで白神まるごと体験博覧会のオープニングセレモニーが開催されました。

「白神まるごと体験博覧会」の開催期間中には、世界自然遺産白神山地やその周辺での様々な体験プログラムを博覧会に見立てて実施します。

そのことで、より多くの人に白神山地の魅力や価値を体感してもらおう!という目的で7月1日から9月30日の3ヶ月間にわたり体験博覧会が開催されます。

白神山地は11月~5月までアクセス道路が冬期閉鎖となりなかなか近づくことができない場所です。

ブナの緑も深くなり、沢歩きにもちょうどいいハイシーズンに様々な体験ができるという魅力的な企画です。

http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/shizen/shirakamimarugotohaku.html

↑詳細は青森県自然保護課HP(上記URL)まで

今回は、西目屋自然保護官事務所も実行委員として参加しているため、セレモニーに出席してきました。

白神山地ビジターセンターの大型映像を見ることができる映像体験ホールで開催されました。

200席近くある会場もガイドさんや午後からのイベント参加者も含めて、多くの人で賑わっていました。

オープニングで津軽笛奏者の佐藤ぶん太、さんの演奏と共に白神山地の景色を映像で紹介。

実行委員会名誉会長である青森県知事の三村知事からの挨拶。

続いて友好交流協定を締結している韓国で初めて世界自然遺産に登録された「済州火山島と溶岩洞窟」を有する済州特別自治道からのゲストの挨拶。

実行委員会の構成団体の紹介。

と、セレモニーらしく進んで行きます。

「白神まるごと体験博覧会」としては「白神山地の清流を水遊びしながら登るシャワークライミング」や「ゴムボートで川を下ってくるラフティング」、「白神岳を海から望むシーカヤック体験」など夏らしい体験プログラムが多く用意されているのがウリです!とのことで...

それぞれ体験を提供する団体から、写真などで簡単にプログラムの紹介がありました。

業務で山と沢ばかりに行っている私には、特に海の体験は休みの日に行こうかしら...と、ついつい誘惑されてしまいました。

最後に博覧会の開幕宣言です。

会場みんなで手をつないでバンザイをして博覧会のキャッチフレーズである「来たか、白神山地」の言葉とともに開催を宣言しました。

白神山地の世界遺産地域はほとんど手つかずの森なだけあって、なかなか簡単に入ることはできません。

でも、周辺地域にも豊かな自然や文化が残っているのが白神山地の魅力だと私は思います。

そんな地域の魅力を気づかせてくれて、体験することのできるイベントが博覧会開催期間には多くあるようです。

興味があるかたは夏休みなどを利用してぜひ白神山地に遊びにきてください。

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2016年06月17日森吉で野鳥観察会

秋田 足利 直哉

 6月12日(日)、森吉山野生鳥獣センター運営協議会と日本野鳥の会秋田県支部との共催で、野鳥観察会『アカショウビンに会いたい』を実施しました。当日は曇り空で風もなく野鳥観察には最適の条件が揃いました。

 2013年度から初めて今年で3回目(2014年は道路通行不可のため中止)の開催となるこの観察会ですが、昨年はオオジシギが森吉初観察という成果を上げ、今年も期待が膨らむ中での開催となりました。

    

  

 桃洞滝までの片道4㎞程度のコースを歩きながら野鳥の声が聞こえたら立ち止まって物音を立てずにみんなが一斉に双眼鏡をのぞき込んで野鳥の姿を探すというスタイル。初めての方はつい「どこどこ?」と声を出していましたが次第に周りの空気に慣れて一緒に双眼鏡をのぞき込んでいました。

   

     

 この日、観察できた野鳥は30種類。ちなみに参加者は森吉山野生鳥獣センター運営協議会と日本野鳥の会秋田県支部会員を併せて30人。そしてその中にはなんと、今年も出ました"森吉初観察"の野鳥「アリスイ」。肝心のアカショウビンは残念ながら声だけでしたが、貴重な野鳥とその行動も観察できましたし、成果も上げて素晴らしい観察会となりました。

  

  

 そして第2部は森吉山麓高原自然再生協議会(事務局:秋田県自然保護課)が担当する植樹活動です。ここからは秋田県自然保護課の職員2名にバトンタッチして進めていただきました。

  

   

       

 野鳥に興味を持った方々が集まっての野鳥観察会後の植樹ですから、願いは一つ『○年後に私の植えたブナがクマゲラの営巣木になりますように』です。

 植え穴を掘ると意外にも条件の良い土で、植樹後の成長にも期待が持てそうな感じでした。今回は割と狭い範囲に密集して植樹しましたが、どうなっていきますかね。みんな大きく育ってくれると良いですね。

 

 

   

   

 最後になりましたが、参加してくださいました皆様、ありがとうございました。スタッフの皆様、お疲れ様でした。

  

 

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2016年06月17日磐梯朝日国立公園 第8回 月山を外来植物から守ろう

磐梯朝日国立公園 古川望

 6月12日(日)、「磐梯朝日国立公園 第8回 月山を外来植物から守ろう」が開催されました。

 

 このイベントは、月山にもともと生育していなかった外来植物を、手作業によって除去していこうという活動です。今回はスタッフを含め43名の皆様と活動してきました。

 

 今回のイベントでは月山8合目の駐車場付近において、外来植物「セイヨウタンポポ」の除去を行いました。セイヨウタンポポの種子が「わた毛」になって飛んでしまう前のこの時期に除去作業を行うのは、昨年に引き続き2回目となります。

 

【セイヨウタンポポ除去作業中の様子】

 

 作業時間1時間弱で、37.1kgもの量を除去することができました。この場所のセイヨウタンポポが減った姿を、来年見ることができるのではないでしょうか。

 

 除去作業の後は、月山8合目弥陀ヶ原湿原の観察会を行いました。実は、通常この時期は月山8合目までの道路は通行止めとなっており、自らの足でたどり着かない限り弥陀ヶ原湿原を見ることはできません。ただ今回は、外来植物除去を含めたイベントということで、特別に許可を得て8合目に入らせて頂いております。そのため観察会は普段は中々見ることのできない、誰もいない早春の弥陀ヶ原湿原の景色と花々をゆっくりと楽しんだ、特別な観察会となりました。

 

【湿原観察会の様子】

 

 ご参加いただきました皆様、汗ばむ気温の中でも根気強い作業をありがとうございました。また、弥陀ヶ原湿原でのガイドを担っていただきました羽黒地区パークボランティアの皆様、ありがとうございました。

 

 ところで、どのようにして外来植物の分布は高山にまで広がったのでしょうか。それは種子が登山者の服、靴、工事用資材等に付着して運ばれてきたからだと考えられています。そのため月山8合目の登山道入口には、靴底マットが敷設してあります。登山道に入る前に、靴底に付着した植物の種子等を落としてから登山等をお楽しみ頂くことも、外来植物の分布を防ぐひとつになります。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 

【靴底マットで種子落とし】  

 

 (今回の外来植物の駆除作業は関係機関・土地所有者の了承を得て実施しております。月山の8合目駐車場より上は、磐梯朝日国立公園に指定されており、植物の採取は外来種であっても許可を受けなければ実施できませんのでご注意ください)

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2016年06月15日パークボランティア活動で公園名のプレート設置を行いました

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

 突然ですが、みなさんは【パークボランティア】という言葉を耳にしたことはありますか?

 パークボランティアとは、全国の国立公園などで活動しているボランティアさんのことで、標識や自然歩道などの修理や、美化清掃を行っています。宮古周辺で活動している【三陸復興国立公園中部地区パークボランティア】には22名が所属しており、浄土ヶ浜ビジターセンターの野外イベントのサポートやみちのく潮風トレイルの管理などを行っています。

 

※パークボランティアについて詳しく知りたい方は下記URLからご覧いただけます。

https://www.env.go.jp/park/workers/index.html

 

 先日のパークボランティア活動では、標識に記載されている【陸中海岸国立公園】の公園名の表示を【三陸復興国立公園】に変える作業を行いました。名称が変更されたのは3年前ですが、名称がそのままになっていた場所が数か所あったので、ボランティアさんのお力を借りて直してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 普代村・黒崎園地にある案内看板です。ここでは公園名を変更するほか、【環境庁】のままになっている省庁名を変えたり、老朽化により落ちてしまった【アンモ浦展望台】の板を取り付ける作業を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電動ドリルを使いプレートを固定すること15分...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

看板が息を吹き返しました。これからは看板の役割をしっかり果たしてくれることでしょう。

 

実は...木材でできたこのプレートは、4月に行ったボランティア活動で作製したものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(左上から時計回りに)

① 木材をノコギリで適当な大きさに切断している様子

  1. ② 木材に防腐剤を塗っている様子

  2. ③、④ スポンジに絵の具を染みこませ、自分たちで作製したテンプレートの上から板に文字をのせている様子

  3.  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【完成したプレートを持って集合写真】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【取り付けたプレートの前で集合写真】

今後もボランティアさんたちとともに国立公園を訪れる方々のことを想って活動していきたいと思います。

 

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2016年06月13日第3回草刈清掃活動イベント

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

6月4日に種差海岸インフォメーションセンター運営協議会主催の、

「第3回草刈清掃活動イベント」が行われました。

この日は一般の方々、20名程度が参加して、

種差の北須賀のオオイタドリなどの刈り取りをしました。

伸びすぎたオオイタドリは視界を遮り、

道も歩きにくくなっていたので、

今回の刈り取りで景観も良くなりました。

草刈り後は種差漁港女性部の方達が作ってくださった、

漁師鍋をいただきました。

次回は10月に開催予定との事で、

種差の美しい景観を地域のみなさまと保全していけたらと思います。

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2016年06月09日海岸・海浜漂着ゴミ調査に参加してきました

秋田 足利 直哉

 6月7日(火)、秋田海上保安本部が主体となって実施する「海岸・海浜漂着ゴミ調査」が男鹿市戸賀公民館前海浜で行われ、当事務所からも参加してきました。秋田自然保護官事務所の業務では「海」とは縁が無く、プライベートでもどちらかと言えば山派の私なので、この「海岸・海浜漂着ゴミ調査」は非日常の業務です。

 この調査に参加してくれたのは男鹿市立北陽小学校の5年生と6年生。6年生の児童は4年生で初めて参加して今年で3回目になるそうです。先ずは秋田海上保安本部の担当の方々から挨拶や調査のやりかた説明などがあった後、早速海岸に移動して調査を始めました。

  

    

 

 この活動は単に海岸のゴミを拾うのではなく、そのゴミがなんなのか?どこから来たのか?などを考えながら実施します。ゴミが多くて直ぐにゴミ袋が一杯になる児童も居ましたが、みんなしっかりと調査していました。

   中には国外から流れ着いたであろうゴミもありました。児童達も慣れたもので「あっ、ハングルだ」と言いながら拾ってました。

  

    

海岸清掃+調査活動前

     

  海岸清掃+調査活動後

  

 上の写真は児童達が来る前に、清掃+調査活動をする海岸を写したもので、下の写真は児童達が調査を終えて室内学習をしている間に写したものです。大きなゴミも目立っていましたが、とてもキレイになりました。北陽小学校の5年生、6年生と教職員の皆さん、秋田海上保安本部の皆様、暑い中お疲れ様でした。

  

  

  

 みんなが一生懸命にゴミを集めて調査をしている最中、私には気になっている事がありました・・。現地に到着するなり海上保安本部の方から「調査地になにかの卵がある」といわれ、確認したのがこれ。

  

    

 地面を僅かにくぼませて、そこに巣材などは無しで4つの斑模様の緑灰色の卵でした。パッと見てチドリ類だと思ったのですが、近くに親鳥の姿はなく・・・。これから始まる活動が原因で放棄なんて事にならなければ良いなと思いながら、内心ハラハラしながらの活動でした。

   活動終了後、遠巻きに卵の様子を見ているとコチドリがやってきて抱卵したので、ホッと一安心です。海岸をキレイにするための清掃をして野鳥に悪影響を与える事にならず良かったなと思っています。

  

 

  

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2016年06月06日みちのく潮風トレイル先進地視察同行

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

みちのく潮風トレイル八戸区間に、

先日、八戸区間と同じヘッド&ポイントがある相馬区間の地元の方達が、

八戸区間のおもてなしなどの取り組みやルートを勉強する目的で来られました。

八戸区間の地元のガイドさんと実際にトレイルコースを歩き、

おもてなし方法やガイド方法を学びました。

今回のみちのく潮風トレイルの八戸区間視察で、

トレイルを利用する方の増加に繋がる取り組みが出来ていければと思います。

↓↓☆みちのく潮風トレイルのFBはこちら☆↓↓

https://ja-jp.facebook.com/michinoku.trail

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2016年06月03日森吉山野生鳥獣センター開館しました

秋田 足利 直哉

 6月1日は、色々とスタートの日。近傍では太平湖の湖水開き、竜ヶ森の山開き等がありますが、当事務所が所管する森吉山野生鳥獣センターも開館しました。昨年11月初旬に閉館してから約7ヶ月の冬期閉鎖を経て、13回目のシーズンが開幕です。

   

 早速、館内では企画展示が始まっています。先ずは日本野鳥の会秋田県支部の皆様が撮影した秋田県内の野鳥写真を集めた「あきたの野鳥」写真展。既に恒例の企画となりまして、この時期森吉山野生鳥獣センター周辺の夏鳥を見て、ついでにこの写真展も見ていただければ、その日の野鳥観察が更に印象に残るのではないでしょうか?。

            

        

 続いて今年初めて企画した「藍染め作品展」です。こちらは長年、北海道から森吉山麓に通ってこられて、6月と10月のそれぞれ一月をこの地で過ごしている徳村さんとそのお仲間の作品展です。作品点数が多く見応えのある展示になってます。また北海道らしいモチーフや森の住人らしいモチーフも多く魅入ってしまう物ばかりでした。

      

    

 これから約5ヶ月間、奥森吉と呼ばれる秘境の入り口で森吉山野生鳥獣センターは、期間中休まず開館していますので是非とも足を運んでみてください。皆様のお越しをお待ちいたしております。

  

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