ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2015年9月

8件の記事があります。

2015年09月28日秋の裏磐梯 トレッキングコース紹介

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 渡部 のり子

みなさんこんにちは裏磐梯の渡部です。

だんだんと寒さも増し、磐梯山の頂上付近も紅葉が始まりました。本格的な紅葉シーズン到来ですね。

      

さて今回の日記では、裏磐梯自然保護官事務所がある、ここ裏磐梯のトレッキングコースを紹介したいと思います。

裏磐梯のトレッキングコースといえば五色沼自然探勝路が有名ですが、その他にも沢山の探勝路が存在しています。その数なんと...19コース!!

今回は裏磐梯の紅葉シーズン(10月なかばから下旬にかけて)に向けて、ぜひ歩いていただきたいコース、3コースをご紹介します。

     

①五色沼自然探勝路

 裏磐梯のトレッキングコースといえばまず五色沼自然探勝路です!

裏磐梯には磐梯山の噴火によってできた大小300余りの湖沼群があり、探勝路沿いにある8つの沼を見ることができます。(毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼があります。)

これからのシーズン、紅葉した木々が沼に映るおだやかな風景が待ち遠しいですね。

      

片道3.6kmのコースで、1時間半~2時間の道のりです。

訪れた際はぜひ、コース沿いにある全ての沼を見ていって下さい!

     

写真:紅葉シーズンの柳沼と青沼の様子

     

②桧原湖畔探勝路

 桧原湖畔探勝路は片道約3.4kmの湖畔沿いを歩く探勝路になっています。

この探勝路は夏も魅力的なのですが、秋もその魅力が衰えることがありません。

磐梯山が一望できるスポットがあったり、桧原湖の入江を進む道であったり、吊り橋を渡るところもあります。

少し寂しさを滲ませた、穏やかな桧原湖の水と色づいた浮島を見ながら秋のやわらかい光の中を散策してみてはいかがでしょうか。

     

写真:秋の桧原湖畔探勝路

      

③秋元・中津川渓谷探勝路

 秋の裏磐梯といえば、秋元・中津川渓谷探勝路は外せません。

片道約1.5kmの道のりです。裏磐梯のトレッキングコースの中では短いコースですが、

その中にたくさんの見所がつまっています。特に秋にその魅力は輝きを増します。

中津川の河口からスタートになり、流れに逆らうように川沿いに進んでいきます。

落ち葉が積もった道を歩きながら、落ちている栃の実を観察したり、中津川の澄んだ川の水を見たり、川の流れによってけずられた岩肌を眺めたり、楽しみ方は様々です。

これからの紅葉シーズン、ぜひ裏磐梯に来てみて下さい。

     

写真:秋の秋元・中津川渓谷探勝路

      

最後に、ヤマウルシやツタウルシなど肌がかぶれる植物も探勝路内にはございますので、長袖・長ズボンでの散策をお願い致します。また、ハチなどの行動も活発になってきますので、黒っぽい服装よりも明るい色の服装をおすすめします。

散策の際はマナーを守って、安全に自然散策を楽しんで下さい。

       

●マナーブック『ようこそ国立公園へ ~4カ国語パンフレット~(PDFファイル)

http://www.env.go.jp/nature/np/pamph7/index.html

国立公園内でのルールやマナーについて書かれています。ぜひご一読下さい。

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2015年09月14日白神学習~大川トレッキング~

白神山地 野原七恵

9月8日に、西目屋小学校4年生の子どもたちと白神山地の自然を体験するために、白神山地が源流の大川周辺の生き物探しに行ってきました。

前回の春の森と何が違うのか...色々と探してきました!

ただ、今年は残念ながら、大川に行くための林道が今年の雪どけと共に崩れてしまっていて奥までバスで行くことができませんでした....

そこで、林道も探検の一つということで歩きます。道ばたにあった大きいフキを日傘にしながら歩くだけで楽しそうです。

車で通り過ぎればただの道ですが...

両脇がブナの林という自然豊かな道なので、歩いてみるとキノコや鳥の羽やクマの糞まで。色々なものが落ちていて、意外と退屈しません。歩きながらもカナヘビやカエルを捕まえたり観察したりと、色んな生き物とも出会えました。

途中でお休みしていたマムシを発見し、遠巻きに観察できたときには、

「バスからじゃ気がつかなくて見られなかったね!」と林道歩きも満喫できたようです。

クマの糞を見つけたときには

「動物の糞を調べれば、その動物が何を食べているのかが分かるよ」

と教えると、さっそく木の枝を拾ってきて、ほじくります。

この落とし物をしていったクマさんは木の実と昆虫を食べているという発見がありました。

歩き疲れたところで、歩きながら葉っぱをひろって、葉っぱでじゃんけんをして遊びました。

"大きい葉っぱが勝ち""ギザギザしている葉っぱが勝ち"などルールを自分たちで決めてじゃんけんをします。

最後にみんなの葉っぱを集めると...

ブナ林の中だけでも多種多様な葉っぱがあり、多様性があることがわかりました。

目的のブナ林まで辿りついてからは、ブナ林のトレッキングです。

すでに紅葉している葉っぱがあったり、赤い木の実がついていたりして春とは様子が違います。

大きなブナの木を発見して、ほおずりをしてみると「すべすべして気持ちいい」と言っていました。春の森で観察している子どもたちは、どれがブナの木なのかもすぐに分かるようで、学習の成果が出ていました。

まだ若いものでしたがブナの実も落ちていて、秋を感じることもできました。

帰り道は林道を戻っても面白くないので、子どもたちのリクエストを聞いて川を下ってバスまで戻ります。

最初は「冷たい!無理!」と騒いでいましたが、慣れてくると楽しくなってくるようで、歩きやすい川原があっても無駄に川の中を歩き回ります。子どもたちの驚異的な体力には驚かされます。

春の森、夏(秋)の川の体験をしたので、次は雪山の体験です。

色んな体験をして、白神山地を身近に感じてもらえれば嬉しいなと思いました。

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2015年09月11日観察会『樹木医と歩く森吉の森』開催報告

秋田 足利 直哉

 去る9月6日(日)、森吉山野生鳥獣センター運営協議会行事の自然観察会『樹木医と歩く森吉の森』を実施しましたのでご報告いたします。

 この観察会は、森吉山野生鳥獣センター運営協議会と森吉山麓自然再生協議会が主催。樹木医会秋田県支部に所属する樹木医3名を講師に迎えて観察会を実施しました。この観察会は今年で3回目となりますが、毎回新しい話題を提供してくださったり、色々と資料や道具類を準備して下さる樹木医さん達は皆さんそれぞれが勉強熱心で、各方面で活躍されている方々です。

    

    

 観察会で歩いたコースはこれまで何十回(100回以上?)と歩いているであろう桃洞滝コース。すでに何処にどんな樹木があるかおよそ把握していて、よく知ってる(と思っている)コースを『樹木』をテーマに樹木の専門家である樹木医さん、それも大学の樹木医補の講座を担当されている方々と一緒に歩くと、勉強する事しきりでした。

 樹木や植物の特性や樹木が果たす役割、樹高や胸高直径などの測定など、一度は見たり聞いたりしたことがある内容はほんの序章。観察会が進むにつれてどんどんディープな内容になっていきました。これには観察会に参加された方々も私も大満足。今回参加してくださった方々は普段から山を歩き、自らも自然観察指導員としての経験を有するような方々でしたが、『今日は勉強になった』と口々に言うほどで、その内容の濃さから、むしろ地元でガイドをしている方々向けに実施しても良かった思ったほどです。

  

  

 更に樹木医さん達が活躍してくれたのは、観察会の後の植樹の時。毎回観察会の後には、森吉山麓で実施されている『森吉山麓自然再生事業』の一環で、広葉樹の植樹をしていただくのですが、今回は樹木医さんに植樹場所のデザインや植樹方法の検討までをお願いして、これまでとはちょっと違った方法で植樹を行いました。今後この場所で観察を続けていくと面白い結果が出そうな予感がしました。

  

 

 最後になりましたが、今回ご協力いただきました3名の樹木医の方々、ご参加下さいました皆様、本当にありがとうございました。森吉山麓自然再生協議会事務局として参加して下さいました秋田県自然保護課のお二方もお疲れ様でした。

 

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2015年09月10日山田町エコツーリズム先進地視察in田野畑村

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

宮古自然保護官事務所の古館です。

 

9月1日、山田町でエコツーリズムの取組を行っているメンバーや山田町役場関係者など13名が、体験型観光の先進地である田野畑村の机浜番屋群で視察会を行いました。

今回の視察は、机浜番屋群を運営しているNPO法人体験村・たのはたネットワークの方々や、田野畑村役場のご協力のもと、体験メニューやガイドの解説の中で、どのようにお客さんの満足度上げているのかなどを、各体験メニューを通して学びました。

 

机浜番屋群では、漁師の方々の作業場である番屋を拠点に、海水から塩を作る「塩づくり体験」や、地元の漁師の方が「サッパ船」と呼ばれる小型船で北山崎周辺の断崖を案内する「サッパ船アドベンチャーズ」などの体験メニューを提供しており、その中の4つのメニューを体験!

番屋群漁師ガイドでは、震災前の机浜番屋群の様子や地名(机)の由来、番屋の中に展示してある漁具などを、クイズを交えながら案内してくださりました。

【番屋群漁師ガイド】

 

塩づくり体験は、海水を汲んで塩づくり番屋内の窯に入れ煮立たせ、結晶化した塩の水分を蒸発させるまでの一連の工程を。また、番屋料理体験では、その日獲れた新鮮な魚を捌いたり、地元で獲れた食材を使用して漁師のお母さん方と一緒に和やかな雰囲気の中、昼食を作りました。

【塩づくり体験一時間コース】

 

【番屋料理体験】

 

そして4つ目の体験では、現役漁師の方の案内で「サッパ船」と呼ばれる小型船で北山崎周辺の断崖を案内していただきました。

【サッパ船アドベンチャーズ】

 

多少見えづらいかもしれませんが、○印で囲んだ部分にサッパ船がいます!200mある断崖をこんなに近くに見上げながら海上を進んでいくクルーズは、迫力満点!また、ガイドの方のお話しが面白く、とても魅力あふれるサッパ船アドベンチャーズでした。

 

各メニューを体験したあとは、机浜番屋群の立ち上げ・運営に携わっているNPO法人体験村・たのはたネットワークの方・田野畑村役場の方から、組織を立ち上げた当時のお話・運営体制や運営経費のお話などを伺いました。

 

一連の視察を終えて、机浜番屋群で体験型観光に携わる方々の、お客さまへの細やかな気遣いや工夫がそれぞれの体験メニューから感じられる部分があり、視察に訪れた山田町のエコツーリズムメンバーは、とても参考になったのではないでしょうか。

 

また、お話の最後にはNPO法人体験村・たのはたネットワークの方から「みんなで三陸を盛り上げていきましょう!」という言葉をいただきました。

山田町は、体験型観光を進めていく運営体制が十分に整っておらず、提供できる体験メニューも、モニターツアーを行うなどして試行錯誤している段階です。体験型観光の先進地である田野畑村とは違いがありますが、三陸で観光に携わり盛り上げようとしていることは同じ。お客さんの取り合いをするのではなく、地域全体で観光を盛り上げていこうという意識が伝わってきました。

 

 

今回の視察で体験したメニューは、一般の方々も体験できます。

机浜番屋群や体験メニューについて、興味がある方はこちらから↓

http://www.tanohata-taiken.jp/

 

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2015年09月09日愛鳥週間ポスター展と9月の森吉山野生鳥獣センター

秋田 足利 直哉

 今日は雨の秋田です。これから雨脚が強くなっていく予報ですので、今後の雨の降り方に注意し、最新の気象情報を入手し、無理の無い行動を心がけましょう。

  

 さて・・秋の気配が日に日に色濃くなってます。秋と言えば、「○○の秋」が色々とありますが、森吉山野生鳥獣センターで芸術の秋を堪能してみてはいかがでしょうか?

 

 現在、森吉山野生鳥獣センターでは秋田県自然保護課と県内各地域振興局のご協力を得て、『愛鳥週間ポスター展』を開催中です。毎年5月の愛鳥週間(バードウィーク)の時に各所でポスターを目にすることもあるかと思いますが、そのポスターに採用されるのは僅か1作品のみ。しかしその他にも全国各地で多くの小中高生が作品を描いてくれています。秋田県でも各地域振興局から管内の小中学校に制作依頼がなされて、それに応じて毎年100から150枚ほどの作品が集まります。そこから審査を経て、10枚ほどが東京に送られて、更に審査を受けます。こうして全国から送られた作品が一堂に集められて、絞り込まれていくようです。と・・こんな事が47都道府県全てで行われているはずです。と言う事で、あまり人目に触れる事の無い作品が数多くあるのです。

 そんな作品達も是非多くの方々に見ていただきたいと思って、始めたのがこの『愛鳥週間ポスター展』です。先月までは五城目町にある「秋田県環境と文化のむら」の「愛鳥山荘」という施設で、地域毎に展示されてました。森吉山野生鳥獣センターでは趣向を変えて、描いてくれた児童生徒の学年毎に並べて展示してみました。100枚を超える絵画が並ぶと壮観です!!

 

 小学生の作品。1年生から6年生まで多くの作品が並びます。

  

 中学生の作品。さすが中学生と思うようなレベルの高い作品が並びます。

 

 もう一つ、昨年とってもに好評だった『花絵付け Nakajima Eriko』も同時開催中です。地元北秋田市在住の女性がトートバッグや食器などにリアルな花の絵を描いた作品です。全て手描きのonly one作品は特に女性に人気で『欲しい』という声をよく聞きます。

 

 およそ3分の1は新作で、昨年よりも更に洗練された作品が加わりました。是非間近でご覧になってお気に入りを探してみてはいかがでしょうか?

  
  

<おまけ>
 秋田県環境と文化のむらのふれあいセンター1階で、森吉山野生鳥獣センタースタッフ写真展『もりよし水景』が開催中です。秋田県環境と文化のむらを訪れた方々に森吉のPRを兼ねて、開催している写真展です。ご覧頂いた方が、一人でも多く森吉に足を運んでいただくきっかけになれば嬉しく思います。

 

 

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2015年09月09日三陸復興国立公園 階上岳大開平休憩所オープン!!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

9月5日に階上岳の8合目、大開平に休憩所がオープンしました!

この日は大開平で開所式が行われ、

普段お世話になっている方々、登山中の方々に、

ご披露させていただきました。

開所式後は、そばジェラートの振る舞いも行われました!

スギを中心に青森県産の木材をふんだんに使った施設内は、

木の香りがして、とても心地よいです。

トイレはバイオ分解式で、水を使わないので、

冬期でも使用する事が出来ます。

水と二酸化炭素に分解するので、ニオイもほとんどしません!

内装もキレイなトイレなので、利用者のみなさんに喜んでもらえたら嬉しいです!!

通年24時間開いているので、トレイルを歩く際、

階上岳登山をする際には是非、

階上岳大開平休憩所を利用してみてください!!

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2015年09月08日平成27年度朝日連峰合同保全作業を実施しました!

磐梯朝日国立公園 羽黒 白銀 顕

 朝日連峰保全協議会の平成27年度合同保全作業が8月29日(土)~30日(日)、銀玉水上部の荒廃箇所にて開催され、事務局として参加してきました。両日ともにあいにくの雨模様となりましたが、朝日連峰を取り巻く各山岳会の皆さんをはじめ、総勢約50名が集結しました。

【登山口にて各班打合せの様子】

 作業地は「銀玉水」という水場の上部、標高約1680m周辺の人為的な影響で荒廃が進行している箇所です。ここは、平成21年設立の当協議会が初めて合同保全作業を実施した箇所でもあります。当時、緑化ネット敷設や分散排水などの作業を行い、一旦は回復した植生も、ネットの消滅や歩行路が再び複線化したことなどにより喪失され始めていました。そこで、再度保全作業を行うことになりました。

【荒廃の状況(7/14)】

 7月に事前下見を兼ねた講習会を開催し、作業計画図の作製や資材・工具の必要量の算出を予め行いました。そして・・・

【荷上げされた資材(黄麻製ネット、ヤシ製土のう袋・ネット・繊維など)】

 事前の保全資材荷上げ協力の呼び掛けに、何と400㎏弱の資材が人力で作業地へ荷上げされました(毎年恒例の荷上げは通称「荷上げ祭」とも呼ばれ、楽しみ?の一つとなっています)。これも朝日連峰を愛する方々の力です。

【作業の様子】

 作業は3班に分かれ、計画図と班長らの指示をもとに、各班着々と進みました。本来の自然の復元に向けて、土砂流出抑制・水流速度低減を図るために土留めをつくったり、植生回復のために緑化ネットを敷設したりします。歩行路の作業では、登山者が歩きやすいように何度も何度も歩いて足の置場を確認しながら、土のうを設置するなどの配慮もされています。皆さん、雨降りの中で土砂にまみれながらも、朝日の山を守りたい一心に一生懸命、ですが、とても賑やかに楽しく進みます(もちろん私も)。

【作業ふりかえりの様子】

 作業終了後には、全員の共有を図るために、各班班長より作業の意図や成果や発表しあいます。ここの荒廃地も二度目の作業となったように、一度作業をしたら終わりではなく、何度も手を入れてあげたり、回復の状況をモニタリングし続けたりしています。とても厳しい自然相手の植生復元には長い時間も、手間も掛かります。また、施工方法も試行錯誤しながら取り組んでいるので、時には上手くいかないこともありますが、保全作業をしたところは「今、どうなっているだろう?」とつい気になり、ますます今後の状況が楽しみに、そして、愛着が増していきます。

 作業にご参加いただいた皆様、大変お疲れ様でした!また、当日の作業に参加できずとも、荷上げにご協力いただきました皆様も、大変ありがとうございました。

■お願い

 作業地には「植生復元中 通行をご遠慮ください」といった掲示がされています。一部登山道が細くなり、登りと下りのすれ違いの際にご面倒をお掛けしますが、その掲示のある箇所は歩くのを避けて通行いただくようお願いします。

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2015年09月04日森吉 オオハンゴンソウ駆除作業

秋田 足利 直哉

 一雨毎に涼しくなっていく今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?季節の変わり目は体調管理にはお気を付け下さいね。
   

 8月29日(土)国指定森吉山鳥獣保護区内で特定外来生物のオオハンゴンソウ駆除作業を実施しました。地元のNPO法人冒険の鍵クーンが主催し、米代東部森林管理署上小阿仁支署、秋田県自然保護課、北秋田市商工観光課の関係行政機関と一般参加者併せて40人ほどが集まって、近頃分布を広げ、かつ勢力を強めているように感じられるオオハンゴンソウの引き抜き作業を行いました。

  

  

 オオハンゴンソウはこんな花です。この花を見ると、"子どもの頃描いた花の絵ってこんな感じだったような"って思います。しかしこのオオハンゴンソウ、こう見えてとっても繁殖力が旺盛なんです。

    

 森吉でのオオハンゴンソウの分布は道路沿いに集中しています。かつて牧場だった場所には一面オオハンゴンソウだらけの"お花畑"も複数箇所で見られます。それに立ち向かうには一人ではちょっと厳しいので、仲間に集まってもらって力を合わせて作業する必要があります。

 

 仲間が集まれば作業も分担できます。私はヤブに分け入っては、ひたすらに引き抜き続け道路に戻ったときにはオオハンゴンソウの束をどさっと袋詰めしてくれている方の所へ置くことの繰り返し。他の方々もしつこい根っこを残さないように道具を使ったり、湿り気のある場所でも気にせず入っていって引き抜いてくださる方もいたようで、皆さん真剣に作業してくださったそうです。

 

   

 その甲斐あって、集めたオオハンゴンソウは45㍑入りゴミ袋が70袋(上の写真は私が参加した班で集めた35袋)。軽トラックと1トントラックに分けて運搬しました。これをみて『頑張ったな!!』と思いましたが付近にはまだまだ黄色い花が目立っていました。今期中もまだまだこうした作業を続けなければいけないと思いますし、この先も継続して実施しなければならない活動なんだと感じました。

 作業に参加してくださいました皆様お疲れさまでした。またこの様な機会があれば是非ご参加いただきたいと思います。また今年は参加できなかった皆さんも是非次の機会にはお力を分けてください。よろしくお願いします。


<追記>

 この作業に当たっては必要な手続き等を行って、適正に実施しましたし、この後の運搬も飛散防止措置などをして行いました。

 

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