2006年11月
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2006年11月02日ネズミじゃないよ.
十和田八幡平国立公園 十和田 村田 野人
10月27日に鳥獣保護区の制札の位置確認を兼ねて巡視に行ってきました.その途中,水路から泡がブクブクと出ていたので,しばらく注目していると・・・こんな動物が水の中から現れました.
この動物はカワネズミです.名前はネズミですが,モグラの仲間です.青森県レッドデータブックによると,主に山地の渓流に棲み,潜って小魚や水生昆虫を食べる生活に適応しているそうです.なんと体の一部が耳栓の機能を果たすようになっているとか.
水生昆虫を食べています.
前足で器用に押さえていますね.
おかわりをとりにいきました.
1930年頃までは,平野部の小川でも生息していたという記録はあるそうですが,今では森林の伐採による渓流環境の悪化などで深い森の渓流でしか見られないそうです.
この動物はカワネズミです.名前はネズミですが,モグラの仲間です.青森県レッドデータブックによると,主に山地の渓流に棲み,潜って小魚や水生昆虫を食べる生活に適応しているそうです.なんと体の一部が耳栓の機能を果たすようになっているとか.
水生昆虫を食べています.
前足で器用に押さえていますね.
おかわりをとりにいきました.
1930年頃までは,平野部の小川でも生息していたという記録はあるそうですが,今では森林の伐採による渓流環境の悪化などで深い森の渓流でしか見られないそうです.
宮城県の県北に位置する伊豆沼、蕪栗沼に「マガン」というハクチョウよりも1まわり小さい鳥が飛来しています。夏の間シベリアで繁殖している彼らは、ハクチョウと同じように冬を越すために日本に飛来しています。
近年の日本で越冬するマガンは約10万羽ですが、そのうちの約8割がこの伊豆沼と蕪栗沼に飛来しています。
早朝、夜空が白み始める頃、マガン達はねぐらとしている沼からエサを求めて一斉に飛び立ちます。天候や時期などにより毎日飛び立ちの様子は変わりますが、沸き立つように飛び立つ様子は何度見ても感動します。
辺りがまだ暗いうちから飛び立ちます。迫力がなかなか表現できない・・・。
日中はエサ場である田んぼで落ち穂や草を食べたり、休んだり。
日暮れが近づくと鈎になり棹になり、マガン達は沼に戻ってきます。
伊豆沼、蕪栗沼周辺では、マガン達が繁殖地であるシベリアへと旅発つ3月頃まで、このような光景が毎日繰り広げられます。