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東北地方環境事務所

この冬、マガンの羽音を体感しよう!

2014年12月16日

この冬、マガンの羽音を体感しよう!

 日本で越冬するガンの仲間の8割ほどが集中する宮城県北部には、伊豆沼、蕪栗沼・周辺水田、化女沼の3つの国指定鳥獣保護区があり、いずれもラムサール条約湿地に登録されています。

 伊豆沼や蕪栗沼では、それぞれ6万5千羽を超えるガン類が越冬しており、その飛び立ちやねぐら入りの迫力には圧倒されます

写真:伊豆沼のねぐら入り

伊豆沼のねぐら入り

写真:蕪栗沼の飛び立ち

蕪栗沼の飛び立ち

 化女沼は長者原スマートインターを利用すると手軽に到達でき、ダム堰堤から間近に飛ぶガン類を観察できることが大きな魅力となっています。

写真:化女沼の飛び立ち

化女沼の飛び立ち

 いずれの鳥獣保護区でも11月から2月上旬頃がお勧めです。皆さんも是非、環境省の音百選にも選ばれたマガンの羽音、何万羽のガンが次々ねぐら入りする美しい風景を五感で体感してください。

 野鳥観察の際には、マナーを守って観察しましょう。