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東北地方環境事務所

白神山地におけるエコツーリズム推進

 白神山地エコツーリズム推進モデル事業(平成16~18年度)
 白神山地(西目屋村・藤里町)におけるエコツーリズムを推進するため、3年間にわたって地域が主体となって取り組むエコツーリズムモデル事業を支援し、「地域の自然環境・歴史文化を体験し学ぶとともに、地域の自然環境や歴史文化の保全に責任をもつ観光」を目標に掲げ、白神山地のエコツーリズムの普及・定着を目指しました。
 西目屋村や藤里町のエコツーリズム推進協議会が実施するエコツーリズムの基本方針や資源保全と利用のルールなどを定めた白神山地エコツーリズム推進基本計画の策定のための検討会の実施、ガイド育成事業の支援、自然・文化資源調査、モデルエコツアープログラム開発、エコツーリズム推進及び実施体制の整備などを支援しました。その結果、西目屋村と藤里町の資源や課題を抽出し、エコツーリズム推進の基本方針などを定めた『白神山地エコツーリズム推進基本計画』を平成19年3月に策定しました。

白神山地エコツーリズム推進事業支援事業(平成19~21年度)

 モデル事業に引き続き、平成19年度からの3年間、エコツーリズム推進基本計画に則ってエコツーリズムの基盤を確かなものとするために、地域が主体となって取り組む推進事業を支援しました。藤里町を中心とした地域を対象に、エコツアー実施者の育成などのエコツーリズム推進支援をおこなうとともに、あわせて、白神山地に関係する町村の連携の重要性から、環白神山地エコツーリズム推進に向けた準備を進めました。

宝探しアンケート

 地域の方から『じまんできる・大切にしたい・誇りに思う』歴史文化、食材、自然に関する情報を教えていただくために、平成21年度に西目屋村と藤里町で全戸アンケート調査をおこないました。

白神山地エコツーリズム推進事業支援事業(平成22年度)

平成21年度の準備会での方向性を受けて、環白神エコツーリズム推進協議会の設立に向け、会議設立の目的や内容、規約、取組み体制等の枠組を協議しました。また、地域の現状や資源の整理を行い、旅行会社などの専門家をモニターとして地域主体のモデルエコツアーを開催し、地域資源やプログラムに対して評価・診断しました。

モデルエコツアーの様子

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