白神山地
202件の記事があります。
2007年12月06日世界遺産センターの様子
白神山地 石橋 史朗
ご無沙汰していました。
西目屋の石橋です。
白神ラインが冬期閉鎖になって、
事務所仕事が多くなりました。
最近は夏に行った登山者数調査(入山カウンタ)の結果を集計しています。
世界遺産センターの周りは、
昨日まで降り続いた雪で白銀の世界です。
今日は天気も良く遺産センターから岩木山もちらりと姿を
見せてくれました。
12/6 撮影
左が遺産センター、右がビジターセンター 右奥が岩木山です。
10/24 撮影
10月の紅葉の時期と比較すると本当に別世界です。
下の写真はおとなりのビジターセンターの昨日のブナの様子。
雪が降ったばかりで枝に雪がついています。
今日見たら温度があがったせいか雪は落ちていました。
雪の花が咲いています。
天気予報を見ると来週も雪のマークが…
しばらく、事務所での仕事になりそうです。
西目屋の石橋です。
白神ラインが冬期閉鎖になって、
事務所仕事が多くなりました。
最近は夏に行った登山者数調査(入山カウンタ)の結果を集計しています。
世界遺産センターの周りは、
昨日まで降り続いた雪で白銀の世界です。
今日は天気も良く遺産センターから岩木山もちらりと姿を
見せてくれました。
12/6 撮影
左が遺産センター、右がビジターセンター 右奥が岩木山です。
10/24 撮影
10月の紅葉の時期と比較すると本当に別世界です。
下の写真はおとなりのビジターセンターの昨日のブナの様子。
雪が降ったばかりで枝に雪がついています。
今日見たら温度があがったせいか雪は落ちていました。
雪の花が咲いています。
天気予報を見ると来週も雪のマークが…
しばらく、事務所での仕事になりそうです。
2007年11月07日ブナ林の調査
白神山地 石橋 史朗
先週の土曜日にブナ林の調査に行ってきました。
6月から毎月やっているブナ林モニタリング調査の一環で
白神山地のブナ林が、
●1年間にどれくらいの葉を落とすのか
●今年はどんな実がどれくらいなったのか
などを調べるために、
木の上から落ちて来た物を捕らえる網を白神山地の中に60個設置しています。
これがその網です。
落葉の時期なのでたくさんの葉がたまっていました。
白く見えるのが網です。
調査の様子を紹介します。
網の中のすべての葉や実を紙袋に入れて
葉が落ちないように紙袋にホッチキスをして、網を取り外します。
そして回収した落ち葉を持ち帰ります。
とても重そうですが、中身が落ち葉なので軽いです。
※これだけ去年の調査の写真です
6月から毎月行ってきた調査も今年はこれでおしまい。
調査に参加された方々本当にお疲れ様でした。
そして来年もまたお願いします。
モニタリングをもっと知りたい方は、
世界遺産センターのホームページをご覧ください。
6月から毎月やっているブナ林モニタリング調査の一環で
白神山地のブナ林が、
●1年間にどれくらいの葉を落とすのか
●今年はどんな実がどれくらいなったのか
などを調べるために、
木の上から落ちて来た物を捕らえる網を白神山地の中に60個設置しています。
これがその網です。
落葉の時期なのでたくさんの葉がたまっていました。
白く見えるのが網です。
調査の様子を紹介します。
網の中のすべての葉や実を紙袋に入れて
葉が落ちないように紙袋にホッチキスをして、網を取り外します。
そして回収した落ち葉を持ち帰ります。
とても重そうですが、中身が落ち葉なので軽いです。
※これだけ去年の調査の写真です
6月から毎月行ってきた調査も今年はこれでおしまい。
調査に参加された方々本当にお疲れ様でした。
そして来年もまたお願いします。
モニタリングをもっと知りたい方は、
世界遺産センターのホームページをご覧ください。
2007年10月24日暗門の紅葉
白神山地 石橋 史朗
昨日は暗門滝のさらに上流の西又沢という所の巡視と
入山カウンタのメンテナンスに行ってきました。
暗門の滝の紅葉は今週がピークです。
歩道のまわりの紅葉
滝と紅葉
ブナ林の紅葉は派手さこそありませんが、
ブナの幹の白さと葉の黄色が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
西又沢のブナ林の紅葉
入山カウンタの値を見るとこの時期は平日でも500人ほど、
週末にもなると1000人近くもの人が
滝を見に訪れます。
特に10時から12時が混雑する時間のようです。
おすすめは早い時間。
太陽の光が滝の周りを照らし
紅葉と滝がいっそう美しく見えます。
西目屋村や弘前市に宿を取った方であればちょっと早起きして早朝の滝を散歩してみるのもいいかもしれません。
入山カウンタのメンテナンスに行ってきました。
暗門の滝の紅葉は今週がピークです。
歩道のまわりの紅葉
滝と紅葉
ブナ林の紅葉は派手さこそありませんが、
ブナの幹の白さと葉の黄色が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
西又沢のブナ林の紅葉
入山カウンタの値を見るとこの時期は平日でも500人ほど、
週末にもなると1000人近くもの人が
滝を見に訪れます。
特に10時から12時が混雑する時間のようです。
おすすめは早い時間。
太陽の光が滝の周りを照らし
紅葉と滝がいっそう美しく見えます。
西目屋村や弘前市に宿を取った方であればちょっと早起きして早朝の滝を散歩してみるのもいいかもしれません。
2007年10月19日太夫峰の紅葉
白神山地 檜垣 育子
2007年10月12日岩木山の紅葉
白神山地 石橋 史朗
日本海側の入山カウンタのメンテナンスに行くときには
岩木山のふもとを走ります。
今日車で走っていてふと見上げると、
岩木山が頂上の方から色づいてきました。
リンゴもいい色になってきました。
岩木山の紅葉
岩木山についてはここもみてみてください。去年私が書いた記事です。
岩木山のふもとを走ります。
今日車で走っていてふと見上げると、
岩木山が頂上の方から色づいてきました。
リンゴもいい色になってきました。
岩木山の紅葉
岩木山についてはここもみてみてください。去年私が書いた記事です。
2007年09月04日白神山地 合同パトロール
白神山地 檜垣 育子
こんにちは。西目屋自然保護官事務所アクティブレンジャーの檜垣です。
先日、白神山地世界遺産地域での密漁の禁止や白神山地でのマナーの呼びかけを行うため、関係団体,地元のボランティアの方々が集まり合同パトロールを行いました。
場所は、白神山地を流れる大川,赤石川,追良瀬川の3カ所。西目屋事務所からは大川へ植竹レンジャー,赤石川へ山田レンジャー,石橋アクティブレンジャー,わたしで行きました。
白神山地世界遺産地域内の川は、魚を育てる川としているためすべて禁漁区となっています。また世界遺産地域の核心地域にはほとんど道がなく、保護のために秋田県側は入山禁止。青森県側は27ルート(届け出が必要です)と概存の歩道に限り入山可能です。(詳細はこちらをご覧ください:入山マナー,入山手続き)
赤石川のパトロールは1泊2日で行われました。この日は晴天。赤石川源流から沢沿いを歩き、滝をいくつも越えながらのパトロールでした。
滑ってこけないように注意しながら歩きます。
大きな滝では、ザイルを使って降りる場面も。
ひんやりとした沢の水は、夏の暑さを忘れさせてくれます。カワガラスがビッビッビッ…と鳴きながら、沢沿いを飛んでいきました。
途中、山でテントを張っている登山者に出会い、マナーについて話す場面もありました。
夜は星を見ながら、情報交換をしました。
合同パトロールには、山歩きの達人がたくさんいらっしゃいました。
中には「疲れてないよ。」という強者も!!
私はまだまだで、2日目に帰ってきたときにはヘトヘトになってしまいましたが、とてもいい経験になりました。これからももっと山を歩き、しっかり現場を見て少しでも役立てるよう頑張りたいと思います。
白神山地には、世界遺産地域はもちろんですが、世界遺産地域ではない周辺の地域にもとても素晴らしい場所・景色がたくさんあります。
この風景を10年後、100年後もずっと残していけるだろうか、と考えさせられる2日間でした。
オヤマリンドウ
先日、白神山地世界遺産地域での密漁の禁止や白神山地でのマナーの呼びかけを行うため、関係団体,地元のボランティアの方々が集まり合同パトロールを行いました。
場所は、白神山地を流れる大川,赤石川,追良瀬川の3カ所。西目屋事務所からは大川へ植竹レンジャー,赤石川へ山田レンジャー,石橋アクティブレンジャー,わたしで行きました。
白神山地世界遺産地域内の川は、魚を育てる川としているためすべて禁漁区となっています。また世界遺産地域の核心地域にはほとんど道がなく、保護のために秋田県側は入山禁止。青森県側は27ルート(届け出が必要です)と概存の歩道に限り入山可能です。(詳細はこちらをご覧ください:入山マナー,入山手続き)
赤石川のパトロールは1泊2日で行われました。この日は晴天。赤石川源流から沢沿いを歩き、滝をいくつも越えながらのパトロールでした。
滑ってこけないように注意しながら歩きます。
大きな滝では、ザイルを使って降りる場面も。
ひんやりとした沢の水は、夏の暑さを忘れさせてくれます。カワガラスがビッビッビッ…と鳴きながら、沢沿いを飛んでいきました。
途中、山でテントを張っている登山者に出会い、マナーについて話す場面もありました。
夜は星を見ながら、情報交換をしました。
合同パトロールには、山歩きの達人がたくさんいらっしゃいました。
中には「疲れてないよ。」という強者も!!
私はまだまだで、2日目に帰ってきたときにはヘトヘトになってしまいましたが、とてもいい経験になりました。これからももっと山を歩き、しっかり現場を見て少しでも役立てるよう頑張りたいと思います。
白神山地には、世界遺産地域はもちろんですが、世界遺産地域ではない周辺の地域にもとても素晴らしい場所・景色がたくさんあります。
この風景を10年後、100年後もずっと残していけるだろうか、と考えさせられる2日間でした。
オヤマリンドウ
2007年08月14日子どもパークレンジャーに参加しませんか?
白神山地 檜垣 育子
こんにちは。西目屋自然保護官事務所アクティブレンジャーの檜垣です。
今回は白神山地のクマゲラの森で行われる子どもパークレンジャーのお知らせです。
9月15?16日(土、日)に小学3年生から中学生を対象とした、子どもパークレンジャー「世界遺産白神山地『クマゲラの森』パトロール」が行われます。
ここでは、レンジャーの仕事体験を通じて白神山地に対する理解を深めていただくことを目的とし、クマゲラの森で子どもたちと一緒にパトロール活動や生き物調査、キャンプを行います。
申し込みは20名程度になり次第、締め切ります。
興味のある子どもたち、集まれ!
詳細、申込先を知りたい方は、東北地方環境事務所webページTOPIC一覧にある【募集】世界遺産白神山地子どもパークレンジャー「白神山地」クマゲラの森を守ろう!をご覧ください。
クマゲラの森
今回は白神山地のクマゲラの森で行われる子どもパークレンジャーのお知らせです。
9月15?16日(土、日)に小学3年生から中学生を対象とした、子どもパークレンジャー「世界遺産白神山地『クマゲラの森』パトロール」が行われます。
ここでは、レンジャーの仕事体験を通じて白神山地に対する理解を深めていただくことを目的とし、クマゲラの森で子どもたちと一緒にパトロール活動や生き物調査、キャンプを行います。
申し込みは20名程度になり次第、締め切ります。
興味のある子どもたち、集まれ!
詳細、申込先を知りたい方は、東北地方環境事務所webページTOPIC一覧にある【募集】世界遺産白神山地子どもパークレンジャー「白神山地」クマゲラの森を守ろう!をご覧ください。
クマゲラの森
2007年08月10日ネジバナ
白神山地 石橋 史朗
先週までは水不足が心配されていましたが、
今週はうそみたいに雨が降り続いています。
おかげで事務所に缶詰です。
晴れ間を見つけて外に出たら事務所の脇に
ランの仲間のネジバナが咲いていました。
ネジバナ
ネジバナの葉
名前の由来は直ぐに分かりますよね。
花がらせん状に並んでいるからです。
ランの仲間といえば山の中でひっそりと咲いている
イメージがありますが、
ネジバナは公園で見かけることもあり
身近な花です。
よく見ると
右巻きと左巻きがあるようです。
なにか理由があるのでしょうか?
左側が右巻き右側が左巻き
右巻きでも左巻きでも昆虫を呼び寄せるには問題なさそうだし…。
もしかするとあんまり理由はないのかもしれませんね。
おまけ
私が働いている事務所の外観です。
今日は雨で暗門の滝まで行く歩道が通行止めになっているので、
お客さんがいつもより多いようです。
※雨が降ると暗門の滝までの歩道が通行止めになることもあります。歩道の状況をご確認の上お出かけください。アクアグリーンビレッジ暗門
今週はうそみたいに雨が降り続いています。
おかげで事務所に缶詰です。
晴れ間を見つけて外に出たら事務所の脇に
ランの仲間のネジバナが咲いていました。
ネジバナ
ネジバナの葉
名前の由来は直ぐに分かりますよね。
花がらせん状に並んでいるからです。
ランの仲間といえば山の中でひっそりと咲いている
イメージがありますが、
ネジバナは公園で見かけることもあり
身近な花です。
よく見ると
右巻きと左巻きがあるようです。
なにか理由があるのでしょうか?
左側が右巻き右側が左巻き
右巻きでも左巻きでも昆虫を呼び寄せるには問題なさそうだし…。
もしかするとあんまり理由はないのかもしれませんね。
おまけ
私が働いている事務所の外観です。
今日は雨で暗門の滝まで行く歩道が通行止めになっているので、
お客さんがいつもより多いようです。
※雨が降ると暗門の滝までの歩道が通行止めになることもあります。歩道の状況をご確認の上お出かけください。アクアグリーンビレッジ暗門
クロスカントリースキーを履いて巡視する植竹Rと石橋AR
すこし歩くと、前の夜に降りつもった雪の上にくっきりと足跡が!実際に動物の姿を見ることは出来ませんでしたが、かなりの数の足跡がありました。今回の日記は、小さな生きものたちの足跡をご紹介します。
何の足跡かわかりますか?
これは、ノウサギです。なんだか顔みたいに見えます。
まっすぐに伸びた足跡。なんだろう?
わたしも分からなかったので、詳しい方に聞いてみると「うーん。まっすぐな足跡だね。キツネかも知れないけど、この辺にはキツネは少ないし大きさからしてテンじゃないかな」とのことでした。
では、これは?
ひとみたい!
これは、サルの足跡です。これは別の日に撮影したものですが、はっきりと親指が離れているのが分かります。これはサルの足跡の特徴です。
サルは、この辺でよく目にしますがあまりひとを恐れていないように感じます。この日も私たちを見てもすぐには逃げずゆっくりとこちらを観察しているようでした。村の人から、だんだんとサルが里へ降りてくるようになったと聞きます。サルがひとに慣れてしまうと、農家の畑に入って荒らしたり、ひとの持ち物を狙うようになるおそれがあります。
この場を借りて、お願いがあります。みなさんがもし、山や里でサルに会ったとしても決して餌を与えないでくださいね。
それでは最後に・・・
道が付いてるみたい。ちょっと見づらいかもしれませんが、小さな足跡が。
小人!?ではありません。
ヒントは、来年の干支の動物・・・
もうわかったかな?可愛らしい足跡です。
冬は寒いけれど、たまには外に出て雪の中を様々な動物の足跡を探してみるのも楽しいものです。
それでは、みなさま良いお年を・・・!!!