ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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仙台

257件の記事があります。

2008年07月08日オオヨシキリの子

仙台 三宅 源行

茂みの中からバサバサと音を立てながら出てきたオオヨシキリの子。


羽が生えそろっていないのか、妙に頭でっかちに見えます。

まだ飛ぶのに慣れていないのか、この後もガサガサと音を立てながら藪の中へと飛んでいきました。

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2008年07月01日目が合った!

仙台 三宅 源行

仙台アクティブレンジャーの三宅です。

先日、林の中を歩いていると、笹やぶの中からカサカサと音がしていました。
トカゲにしてはちょっと、大きな音だなと思って見てみると・・・

んん?何かいる!?

よーく見てみると・・・

お!いた!


タヌキ!こっちを見ています!

しばらく、カメラ越しに目が合った後、タヌキは来た道を引き返していってしまいました。

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2008年06月26日青空が恋しい

仙台 三宅 源行

仙台のアクティブレンジャーの三宅です。

仙台も先週から梅雨入りをしたようで、
雨が降りそうで降らないドンヨリドヨドヨした天気が続いています。

こちらは梅雨入り前の写真。


ホオジロのオスが木のてっぺんに止まってさえずっていました。
彼らは子育てを始めると、それまで一生懸命縄張り宣言や求愛のために鳴いていた「さえずり」をやめ、静かになります。
逆に、この時期にさえずっているのは、ペアを上手く見つけられなかったのではないか・・・と言われています。

さてさて、青空の下で気持ちよさそうにさえずっていた彼は、実は必死だったのかもしれません。

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2008年06月11日スズメの親子

仙台 三宅 源行

仙台アクティブレンジャーの三宅です。

小鳥のヒナの巣立ちシーズンが始まったようですね。

スズメのヒナが親鳥にご飯をねだっていました。

左側がヒナ、右側が親鳥

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2008年06月04日あぁトビか

仙台 三宅 源行

珍しい鳥や見たことがない鳥を見るのは、やっぱり嬉しいもので、
野鳥観察の醍醐味の一つのような気がします。

この時期に伊豆沼周辺でオジロワシが見られたら、ちょっと・・・嬉しい。

先日、伊豆沼でこんな猛禽類↓を見つけました。


茶色い体、翼に対して短い尾羽!お、オジロワシか!?

あらら、でもよーく見ると、トビの特徴の一つ、両翼に白いパッチが・・・。


あぁ、トビか。

伊豆沼などの里地で最も一般に見ることができる猛禽類でした。
どうやら、尾羽がぼろぼろにすり減っていて、短く見えていた様で、
ちょっと、早とちりでした。

珍しい鳥はなかなか見ることができないですね。
大潟草原にいたムラサキサギ、伊豆沼に飛んできたら面白いですねぇ。



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2008年05月20日キョウジョシギ

仙台 三宅 源行

仙台アクティブレンジャーの三宅です。

先日は仙台の砂浜を歩いていると、キョウジョシギを1羽見つけました。


このキョウジョシギ、地味で違いが分かりづらいシギの中では三毛猫のような色彩によって見分けやすいシギです。

クチバシを使って小石や浜に打ち上げられた海草などをヨイショっとひっくり返しては、その下に隠れている虫などを探して食べていました。

名前の由来を調べてみると、和名のキョウジョはその鮮やかな色彩から「京女」をイメージして付けられた名前のようです英名を調べてみると「Ruddy Turnstone(ラディー ターンストーン)」というようで、石をひっくり返すという行動をそのまま名前にしています。。

日本と外国とで、名前の付け方に着眼点の違いを調べるのも楽しいですね。


赤、黒、白の模様が着物を着た女性の様??
三毛猫のようにも見えませんか?


鮮やかな赤い足がよく目立つ。
シギの違いがさっぱり分からなかった頃、ぱっと見て種名が分かる数少ないシギ。
赤い足を持つシギは種類が少なくて種名を絞り込みやすい。


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2008年05月12日田んぼ

仙台 三宅 源行

伊豆沼周辺の田んぼでは田植えが始まり、水田にはシギ達が集まっていました。

セイタカシギ

田んぼに水が張られると、水辺が一気に増えて気持ちがいいですね。

さて田んぼでシギ達を観察をしていると、シギ達を頻繁に観察できる田んぼと、そうでない田んぼがあることに気づきます。

おそらく、エサとなるイトミミズなどが多い田んぼにいるんだろうなぁと思うのですが・・・、
この日、彼らがいた田んぼは冬水田んぼといって普通の田んぼとはちょっと違う田んぼで、冬の間も田んぼに水を張ることによってイトミミズが多く生息する事が知られている田んぼなのですが・・・、どうやって分かったんでしょう。

まさか全部の田んぼを逐一、クチバシを突っ込んでる?

不思議ですねぇ。

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2008年04月18日クサガメ

仙台 三宅 源行

春の陽気に誘われたのか、蕪栗沼ではクサガメが闊歩していました。


ちょっとビックリさせてしまいました。



クサガメです。

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2008年04月02日再会???

仙台 三宅 源行

仙台のアクティブレンジャーの三宅です。
今年度もよろしくお願いいたします。

4月の末までの間、10日1度伊豆沼鳥獣保護区へ行き、カモ類の数を数えています。

先日もカウントをしていると、おかしなオナガガモを発見!
その個体(オナガガモのメス)は、クチバシを水面に付けて小刻みにパクパクと動かしながら泳いでいるのですが、クチバシから水鉄砲のように噴出していました。

今年見つけたオナガガモのメス

どうやら、クチバシにケガをして穴があいているようです。
オナガガモは水面に浮遊する水草などを、水ごと口に入れてクチバシで漉して食べるようなのですが、こんなに水が噴出するほど勢いよく漉していたとは思いませんでした。

で、なにに驚いたかというと、実は昨年も同じように水を噴出している個体を見ていたことと、事務所に帰って気づいたのですが、見つけた日付が昨年と3日しかずれていないことです。

クチバシのキズ穴の位置、噴出角度が似ている事からも、
もしかしたら昨年と同じ個体かもしれないなぁ、と。

もし、そうなら感激です。

昨年、見つけたときはクチバシの穴はピンク色に見えて、いかにも痛そうで、今後生きていけるのか心配していたのですが、元気に噴出していました。


昨年みつけた個体

ただ、同一個体だ!とは言い切れないので、なんとも複雑な気分です。

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2008年03月17日仙台市八木山動物公園にて

仙台 三宅 源行

土曜日にイベントを行いました。

皆さんが熱心に見つめる視線の先は・・・



水に飛び込んだホッキョクグマ!



ダイナミックに動き回るホッキョクグマを見ながら、
飼育係の方と一緒に北極圏に適応した体についてお話をさせていただきました。



この日は嬉しいことがもう一つ。
以前に八木山動物公園と共催で行った「渡り鳥観察会」に参加して頂いた方と再会。

今回もこのイベントの情報を聞きつけて、来ていただいていたそうなのですが、あちらから私の名前を呼びかけていただいて、びっくり!
嬉しい再会でした。

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