ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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三陸復興国立公園

78件の記事があります。

2015年06月12日朝ヨガin種差海岸

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。


今年の5/30(土)から始まった、

種差海岸での朝ヨガに参加しました!!

地元の市民団体『種差あねっこ』と八戸観光コンベンション協会主催の朝ヨガは、

毎週土曜日午前7時から約1時間、9月末まで行われます。

予約不要!

雨天時は種差海岸近くの南浜公民館での開催になるそうです。

受付ではスタンプカードをいただきました♪

10個たまるとスムージー1杯がもらえるみたいです♪

大友は初めてのヨガ体験だったのですが、

つくづく身体がカタイなぁと実感しました(^^;)

静かな朝の種差海岸で、波の音、ウミネコの鳴き声を聞きながらの朝ヨガは、

とても爽やかで癒やされました!

種差海岸の自然に触れながらのヨガは心身を整えるには最高ですね!

週末に八戸市を訪れた際は是非、種差の朝ヨガに参加してみてください!!

☆★この時期の八戸はやませが到来し、朝は少し肌寒いことがあるので、

 羽織るものがあった方がよさそうです☆★

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さて、今月種差では、ヨガの他にも色々魅力的なイベントが行われます♪

13日(土)は種差インフォメーションセンターの体験プログラム、

『階上岳トレッキング』!

21日(日)は種差のうまっ!を巡る、

『たねさしマルシェ』!

たねさしマルシェは種差の民宿・食堂・商店10店舗の地場海鮮や名物料理を

ぶらり食べ歩くお祭りです!お祭り(^^)!

スタンプラリーもあって、

4スタンプ集めたらオリジナルグッズと交換できます♪

引換場所は種差インフォメーションセンターです。

http://tanesashi.info/

↑詳細はHPで(^^)

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2015年06月10日みちのく潮風トレイルの情報はこんなところにも!!

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

突然ですが問題です!

Q.平成27年6月現在、みちのく潮風トレイルにないものはどれでしょうか??

① みちのく潮風トレイルのホームページ

② みちのく潮風トレイルのフェイスブック

③ みちのく潮風トレイルの全区間のマップ

④ みちのく潮風トレイルの歌

答えはこのアクティブ・レンジャー日記の中に...!!

 

 

みちのく潮風トレイルの公式ホームページをご存じですか?

★みちのく潮風トレイル公式ホームページ

http://www.tohoku-trail.go.jp/

歩きたいけど何を準備すればいいか分からない!どこにどんな見どころがあるか知りたい!

という初めての方でも分かる解説や、ルートの紹介などがあります。

みちのく潮風トレイルを歩いた際の様子をアップしている「トレイル体験記」もあるのでご覧になってみては...?

 

また、みちのく潮風トレイルの公式ホームページのほかにFacebookでも随時発信しています!

★みちのく潮風トレイルFacebookページ

https://ja-jp.facebook.com/michinoku.trail

通れる道のスポットやイベント情報はもちろん、今準備中の道の様子もアップしています。

 

今回のアクティブ・レンジャー日記では、その準備中の道の一つ、宮古市区間を少しだけご紹介!

●潮風感じられる浜辺ルート(満潮・高潮時は迂回路をご通行ください。)

 

●木漏れ日広がる緑のトンネル

 

●初夏の訪れを知らせてくれるハマエンドウの群落

 

●大沢地区から眺めるローソク岩と日出島

 

ローソク岩は○で囲んだところですが、角度によって見え方が変わります。この角度から見た私はゾウの鼻に見えました...!

 

宮古区間は、山あり谷あり浜辺あり...!アップダウンが連続するルートです。

登り坂が辛くて励まされたいとき、潮風気持ち良くて鼻歌歌いたくなったときには、みちのく潮風トレイルの歌を!

歌が気になった方はこちらから聴けます↓

https://www.youtube.com/watch?v=IB0Ay528iE8

 

歩くはやさで触れてみる~みちのく潮風トレイル~♪

 

 

 

...ということで、正解は、③の「みちのく潮風トレイルの全区間のマップ」でした!

みなさん、正解しましたか?

 

今回ご紹介した公式ホームページ・Facebookをはじめ、今年もみちのく潮風トレイルの話題から目が離せません!

アクティブ・レンジャー日記でもみちのく潮風トレイルの情報をみなさんにお伝えしていきますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです!

 

 

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2015年05月27日第1回草刈清掃活動イベント

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

はじめまして。

八戸自然保護官事務所のアクティブレンジャーの大友千夏です。

4月から知識寛之(ちしきひろゆき)自然保護官と共に着任し、一新いたしました。

このアクティブレンジャー日記を通して、

三陸復興国立公園の種差海岸・階上岳地域、

みちのく潮風トレイルの情報を提供していきたいと思っております!

  (左:知識保護官   右:大友)

どうぞよろしくお願いいたします!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

5月23日、三陸復興国立公園に指定されている、

八戸市の種差海岸で、

種差インフォメーションセンター運営協議会主催の

「第1回 草刈清掃活動イベント」が行われました!

今年2~3月には種差インフォメーションセンターで3回にわたり

「草刈ミーティング」が開かれ、地元のそれぞれ草刈りに参加していた保護団体や町内会、

観光協会などの関係者が集結して話し合いを重ね、

春と秋の年2回、草刈りイベントをすることとなりました。

この日は各団体と一般市民、総勢40名が参加!
葦毛崎展望台付近に集合し「オオイタドリ」の刈り取りにとり組みました。

「オオイタドリ」は在来種ですが、背が高くなり、

日光を遮り綺麗な草花の成長を妨げ、景観に影響を与えるため、刈り取りが必要です。

これまでもこうやって人が管理して来る中で、維持されてきたという経緯があります。

これからも継続的に保全活動を続け、
種差の景観がずっと続きますように!!

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2015年03月31日特別企画!みちのく潮風トレイル踏破奮闘記その④~久慈編~

三陸復興国立公園 八戸 中居 巧貴

◆中居:みなさん、こんにちは!

特別企画としてお送りしてきた「みちのく潮風トレイル踏破奮闘記」も、いよいよこれで最後になります!

一体どんな結末が待ち受けているのでしょうか...それでは早速、ご覧下さい!

 

~最終章 久慈市編~

 

写真:北侍浜キャンプ場から眺める朝日。アカマツの影が綺麗に映し出されいる。

★古館:本日も朝日が昇るところをみなさんにお届けしようと思ったのですが、少し起きるのが遅く、厚い雲に隠れるところでした...。間に合って良かった!

◆中居:アカマツ林に囲まれた北侍浜キャンプ場の近くには、プールがあると聞いたのですが...どこですか!?

★古館:この岩場です!夏場になると海水プールに変身します。地元の方をはじめ、多くの方々に親しまれています。

◆中居:キャンプ場から近いから、キャンプしながら泳げちゃいますね!

 

上:北侍浜キャンプ場

下:侍浜海水プール(写真中央)

 

 

★古館:さて、それでは小袖海女センターに向けて出発しましょう!トレイルの途中にはベンチやテーブルもあるので、休憩しながら景色を楽しめますね!

◆中居:誘導看板もあるので、迷いやすい場所も安心して歩くことができます!

 

★古館:見晴らしがとても良い展望台があり、すばらしい!手すりはありますが、下を見ると断崖。高所恐怖症の私は足がすくんでしまいます...。

左上:ベンチに座り休憩や景色を楽しめる。

右上:道迷いしやすい場所には誘導看板が設置してある。

左下:ゴツゴツとした鋭い岩肌が続く三陸の景色が楽しめる横沼展望台

右下:森の中を抜けると、麦生(むぎょう)集落に抜ける。

 

◆中居: トレイルのコースに高低差が出てきたり、崖になっているところも多くなってきたり...今まで歩いて来た区間とは、また違った地形になってきましたね!

 

★古館:集落を抜け海岸線に下りると、「半崎の野田層群」というポイントを通過します。

◆中居:マップにも記載されていました!

★古館:長い時間かけて作られた地層がはっきり分かりますね。色が違う場所は岩石の種類も異なります。このようにはっきり地層が残っている場所はここだけではなく、野田村でも見ることができます。

◆中居:なんだか、太古のロマンを感じちゃう...!

 

写真:半崎の野田層群

 

◆中居:まちなかは、震災の爪痕が残っていたり、震災からの復旧工事をしている様子も見られますね。

★古館:久慈川にかかる湊橋からは、さきほど歩いた半崎を眺めることができます。

 

上:湊橋からの眺め

下:震災の爪痕が残るガードレール

  

ここからは工業地帯を抜けて、ただひたすらに小袖海岸を進みました。

もくもくと、ゴールとなる海女センターを目指して。

もう辺りは暗くなり、弱音を吐く元気すらもなくなってきた18時過ぎ...

 

 

◆中居・★古館:到着しました~!!

 

◆古館:海女センターはもう閉店時間を過ぎてしまったので開いていません...。暗いですが、足元を見ると、マンホールが海女さん!マンホールからも小袖らしさを感じられますよ!中居さん、久慈市エリアはいかがでしたか?

★中居:いやぁ~、4つの市町の中で、最も自然の迫力・スケールの大きさを感じましたね!なかでも小袖海岸の、荒波が岩礁にはじける音と波しぶきの迫力がとにかく凄かったです!!

 

 

《翌日》

★古館:暗くて写真を撮れなかった小袖海岸を、古館が追加で撮影しました!その中から2つご紹介いたします!

★古館:道から少し外れますが「五丈の滝」は、滝の近くまで行けるのでおすすめです。また、小袖海岸には名前がついた岩も点在しています。その中の1つ「つりがね洞」について触れると、つりがね洞の穴の部分に朝日を見ることができます。ただし年中ではなく、6月の夏至の頃にしか見られません!

◆中居:朝日が昇る期間があるなんて、初めて知りました!その期間を狙って訪れるのもいいですね。

★古館: 小袖海岸は道幅が狭い場所もあるので、車に気をつけながら小袖海岸の風景を楽しみましょうね!

 

写真:中居アクティブ・レンジャーが迫力が凄かったと言っていた小袖海岸の岩礁と波

 

写真:小袖海女センター。歩いた時は仮設店舗(写真上)だったが、昨年12月に完成氏、現在は3階建てとなっている(写真下は建設中の写真)。

 

★古館:・・・さて!というわけで!

 いままで4回に分けてお送りした「みちのく潮風トレイル踏破奮闘記」ですが、

 この日記を通してトレイルの魅力を感じていただけたでしょうか?!

 

 予定よりも遅れることが多くて、無事着けるのかと不安に思いましたが、

 気力で久慈市・海女センターに到着することができました!

 5日間という短い間でしたが、それぞれの地域の自然や文化をトレイルを通して見ることができ、

 歩く原動力につなげられたと感じます。足は疲労がたまっていますが(笑)

 

 中居さん、全体の感想としてはいかがでしたか?

◆中居:とにかくゴールできてホッとしました...もう本当に体力の限界だったと思います(笑)

 正直、当初考えていたよりかなりきつかったです。

 重い荷物をしょって歩くことの大変さや、自然の驚異を痛感しましたが、

 それ以上に、三陸の自然の豊かさ・美しさ・恵み・人の温かさを感じることが出来ました!

 外から来た人にもぜひトレイルを歩いて三陸の良さを知って欲しいですが、

 地元の方にもどんどん、どんどん歩いてほしいと思います。

 地元の方が歩くことで、必ず「地元の良さの再発見」があるはずです!

 ・・・と、いうわけで、無事に踏破することができましたね!

 いやぁ~よかったよかった!めでたしめでたし、おつかれさまでした~!


 

★古館:...中居さん、なんか一つ大事なこと言い忘れてませんか?

 

◆中居:えっ?あぁ、そうですね...ついにこのときが来ましたか...。

 実は、わたくし中居はこの3月末をもって...

 

 八戸自然保護官事務所のアクティブレンジャーを、卒業することとなりました!


 

 短い間でしたが、今までお付き合いいただき本当にありがとうございました!

 八戸ROのアクティブレンジャーとしてこの一年働かせていただき、

 今まで知らなかった地元の自然や、暮らしや、人々に出会うことが出来ました。

 とても楽しく、本当にあっという間の一年でした!

 

 ...いま、「もう中居のAR日記を読めないのかぁ~...がっくし。」という読者の皆様の思いが、

 痛いほど伝わってきてます...。


 

★古館:そういえば4月から八戸のアクティブレンジャーを勤めるのは、きれいな女性という噂ですね?


 

◆中居:...いま、読者の皆様が小さくガッツポーズしている姿が見えたような...。

 

★古館:き、気のせいですよ!ということで、

 4回にわたって連載した「特別企画!みちのく潮風トレイル踏破奮闘記」もこれにておしまいです!

 今までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

 私はこれからもみちのく潮風トレイルをはじめ、地域とともに取り組みを進めていく様子を、

 アクティブ・レンジャー日記でお伝えしていきます。

 4月からも三陸から目が離せないですね!それでは...

 

◆中居:えっ!ちょ、ちょっと待って~ちょっと待って~お姉さ~ん!...じゃなくて、古館さん!

 俺のいいとこ取らないでよ!

 

★古館:あぁ、ついうっかり、すみません!それでは気をとりなおして、

 皆さん4月からのアクティブレンジャー日記も楽しみにしていて下さいね!

 
◆中居★古館:それでは、また!

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2015年03月27日特別企画!みちのく潮風トレイル踏破奮闘記その②~階上編~

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

みなさん、こんにちは!

八戸自然保護官事務所の中居アクティブ・レンジャーに続き、リレー方式で調査の様子をお送りしています!第2章は八戸市の南に位置する青森県階上(はしかみ)町。沿岸から離れ、階上岳を目指します!

  

~第2章 階上町編~

◆中居:階上町エリアのメインは、なんといっても階上岳登山!海岸線だけではなく階上岳もトレイルコースとなっており、海も山も両方楽しめます。

★古館:階上岳のキャンプ場まで体力が持つか心配ですが景色を楽しみながら目指します!

 

上:水平線のパノラマが広がる海沿いコース

下:階上町最初のチェックポイントに到着

 

★古館:海沿いのコースは、水平線のパノラマが広がっていて、全身で三陸の潮風を感じられますね。

◆中居:地元の小学生が描いた壁画があり、どれも個性あふれる作品ばかりで元気をもらいました!

★古館:さらに海沿いを進んで階上町最初のチェックポイントに到着です!階上町エリアのチェックポイントは4ヵ所。訪れる際には、定休日や営業時間を確認してから行くようにしましょう。

 
◆中居:さて、いよいよ海沿いを離れて、商店街や階上駅を通り、階上岳に登ります!

★古館:階上駅では、大正13年に開業し、平成17年まで使用されていた駅がそのまま残されています。腕木式の遮断機もあり、トレイル沿線上の見どころの一つにもなっています。

◆中居:さらに歩みを進めていくと、薪ストーブの販売をしているお店があります。こちらでは薪割りや、薪に火をつける体験もできるそうです。また訪れた時に体験したくなりました!

 

左:大正13年から平成17年まで使用されていた階上駅

右:薪ストーブ販売しているお店。店内は非常に暖かく、体の芯まで温めてくれた。

 

◆中居:2つ目のチェックポイントでも無事スタンプを押し、水分補給をしてもうひと踏ん張り。今日はつつじの森キャンプ場を目指します。

★古館:16時半過ぎに、鳥屋部登山口に到着しました。陽も傾いてきたので、ここからはヘッドライトを付けます。

◆中居:階上岳には、矢印で進路が示されている標識があるので安心して登山することができます!

★古館:中居さん、動作がすばやすぎて写真の手がぶれています...。

 

上:鳥屋部登山口

左下:暗くなってきたのでヘッドライトを装着

右下:階上岳登山道の標識

 

 

★古館:17時30分、キャンプ場に到着。気力で登ったためか1時間という速さで到着しましたが、普通は1時間半~ゆっくり登ると約2時間かかります。私たちのように夕暮れに焦って登らないように、余裕を持って登山を計画するよう心掛けましょう...!私たちも反省します。。。それにしても中居さん、ペースが早すぎてついていくのが必死でした。

◆中居:予定より歩くのに時間がかかったから、その分遅れを取り戻さないとという気力が足を動かしたのさ。この日は食事もしっかり摂れず足が悲鳴を上げるなか、事前に運んであるテントを避難小屋に取りに向かおうとすると、一筋の明かりが...!宮古自然保護官事務所の櫻庭自然保護官が、サポートに駆けつけてくださりました!テントなども運んでくださったほか、食事などの世話もしてくださり、本当に助かりました。ありがとうございました!ゆっくり疲れをとって、翌日に備えます。

 
 

《翌日》

★古館:朝の5時半頃のキャンプ場の様子です。風が多少ありましたが晴れていたので星空を観察することができました。

◆中居:階上岳は、初心者の方でも登りやすい登山道です。キャンプ場から上は比較的穏やかな道になっていて、6月初旬頃はツツジ、秋は紅葉と、何度訪れても飽きません!

★古館:山頂からの景色は、晴れていれば遠くは八甲田連峰までくっきりと見ることができます。この日は雲があり、見ることができませんでしたが、八戸市街地が見えました!

 

左・右下:階上岳登山道

右上:階上岳山頂からの景色

 
 

◆中居:階上岳の山頂に登ったら、再び海岸線に向けて歩き出します!階上岳を下山してからも景色がよい場所がいくつもあります。放牧場がコースとなっているため、牛も見ることができます。気持ちよさそうに寝転んでいる牛を見ていると寝転がりたくなってきた...。

★古館:気持ちは分かりますが、海岸線の潮風が待っていますよ!

 

 
 

★古館:海岸線に向かう道も、森・砂利道・アスファルトなど様々なところを通っていきます。中でも、寺下観音に抜ける森のトンネルは木漏れ日が差してとても綺麗ですよ!

 

左:森のトンネル。来た道を振り返ると木漏れ日が差していました。

右上・右下:トレイルコースの道も様々。

 

◆中居:階上岳キャンプ場から海岸線のルートまでたどり着くと、もう夕方になっていました。途中、寺下観音の近くでコウモリに遭遇するサプライズもありましたね。あとは、道の途中にあった「ど根性ひまわり」!アスファルトを突き破り立派に立つ姿に元気をもらいました(笑)

 

左:コウモリ(写真中央)

右:中居アクティブ・レンジャーが元気をもらった「ど根性ひまわり」

 
★古館:コウモリは、このあと中居さんの顔をめがけて飛びました(笑)私たちを出迎えてくれたのかもしれませんね。階上町のチェックポイントも4ヵ所集め、ついに岩手県に足を踏み入れます。この続きは洋野町編でお伝えしますので、次回お楽しみに!



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2015年03月27日特別企画!みちのく潮風トレイル踏破奮闘記その③~洋野編~

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

 青森県八戸市をスタートして3日目、岩手県洋野町に入りました!1日あたり約20キロペースで歩いてきました。久慈市・小袖海女センターを目指し、後半戦まだまだ続きます。

 

~第3章 洋野町編~

◆中居:陽もだんだんに傾いてきましたね...。本日の宿までもう少し!

★古館:宿に向かう前に、次の日の出発が早いので洋野町のチェックポイント「ひろの水産会館ウニーク」に行きたいです!

◆中居:朝出発するときは開店前ですもんね。行きましょう!

 

18時の閉店時間迫るなか、二人の歩くペースも速くなります。

 

◆中居:古館さん、ペースが早い...どんどん速くなってますよ...。気力の強さには脱帽だな...。

★古館:何か言いました?!

◆中居:いえ、何も!!

 

 その後も徐々に二人の距離は離れ、古館アクティブ・レンジャーが閉店時間5分前に「ひろの水産会館ウニーク」に到着。その後5分遅れで中居アクティブ・レンジャーも無事に到着しました。

 

◆中居:ここはスタンプを押せる他にも海産物やお土産を買うことができます!

★古館:中居さんが到着する前にスタッフの方から色々とお話を伺っていました!お食事処もあって、美味しそうな料理の写真もたくさん並んでいます!

◆中居:古館さん、食べ物には目がないですね。でも確かに美味しそう...!スタンプも押したので、今度こそ本日のお宿「マリンサイドスパたねいち」に向かいましょう!

 

◆中居:この日は、海のすぐそばに建つ波音が聞こえる宿に宿泊です。お風呂から上がって夕飯を...と思ったら、待ち合わせ時間になっても古館さんが来ない!!

★古館:...すみません、時間に間に合うように来たつもりですが、ついお風呂でゆっくりしてしまいました...。

◆中居:どんどんペースを上げて歩いていたけど、疲れが溜まっていたんですね!今日の疲れをしっかりと取って翌日に備えましょう。

 

 

《翌日》

★古館:本日も晴れの予報です。宿から太平洋に昇る朝日を見ることができます。それにしても綺麗ですね!

◆中居:朝食でも、太平洋を眺めながら新鮮な食材が食べられて幸せです!栄養をつけて、本日は久慈の侍浜を目指して歩きましょう!

 

 

★古館:あ!サケが遡上しています!

◆中居:トレイルマップにも載っていますが、秋になるとサケの遡上がみられる場所もあります。一生懸命川を遡ろうとしている姿を見ると泣けてくる...。このようにトレイル沿いには、まだまだ見どころがたくさんあります!

 

左上:黄金に染まる稲穂と収穫後の風景。遠くに太平洋が望める。

下:原子内付近のトレイルコース。

右上:有家の海岸には大きな砂浜があり、サーフポイントにもなっている。

 

★古館:海から離れると田園風景が広がっているほか、集落の中を通り抜けたりと、地域の方々の生活を間近に感じられますね。

◆中居:そうですね!また、海沿いコースも波を間近に感じながら通るコースがあり癒やされます。ただ波が高い時は無理せずマップ上に記載してある迂回路を歩きましょう。

 

 

 

左:洋野町中野エリアのルートは、海岸線に沿って続く松林の中の道路。

右:洋野町と久慈市の境界。この川を渡って久慈市エリアに入る。増水時は迂回路もある。

★古館:時間が経つのが早いもので17時を過ぎ、暗くなってきましたね。陸中中野から北侍浜キャンプ場まで結構距離ありますけど、大丈夫ですか?

◆中居:んー...なんだか心配だな...。どうしましょうか...。

 

そんな話しをしていると、1台の車が停車。通りすがりの地元の方でした。

 

●地元の方:「どこまで行くの?」

◆中居・★古館:「侍浜までです。」

●地元の方:「暗くなってきたから車に乗りなさい。」

◆中居・★古館:「でも、私たち歩いて侍浜まで行くことを目指しているんです。」

●地元の方:「森の中はもっと暗いから乗りな。ちょうど帰る道の途中だから。今まで人の世話になって生きてきたから、今度は自分が人の世話をしたいんだ。」

 

 私たちも引くに引けなくなり、お言葉に甘えて乗せていただくことに。久慈市のチェックポイントの1つ「侍の湯きのこ屋」で降ろしてくださりました。スタンプを押し、夕食・お風呂をいただいた後は北侍浜キャンプ場まで歩き、テント泊。着いた頃には月も高く上がっていました。

 

 

◆中居:洋野町エリアを歩き終えて、いかがでしたか?

★古館:3日目は特に人の温かみに触れた日でした。洋野町のチェックポイントも全箇所を訪れ、そのうちの1つでは、トレイルハイカーにいつもプレゼントしているからと昆布を頂きました。昆布を噛む度に、汗をかいた体に塩分が浸透するのが分かりました。本日も予定より、遅れてしまったのが反省ですが...。

◆中居:そうですね、反省します...。「人の温かさ」と言えば、「うにめし」「ほやめし」のお持ち帰りパックの販売を始めたお店もあったり、ハイカー向けのサービスをしているところで気遣いが感じられました。また、JR八戸線のレストラン列車が通過するときに、地元の方々が大漁旗などを振る「おもてなし」の取り組み「洋野エモーション」も偶然見ることができましたね。

★古館:洋野エモーションで温かく迎えてくださった方々、チェックポイントでお世話になった方々、車に乗せてくださった方、ありがとうございました。

◆中居:次回はいよいよ最終章・久慈編に続きます!無事に小袖海女センターまでたどり着けるのか!?

 

◆中居・★古館:それではまた最終章で!

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2015年03月26日特別企画!みちのく潮風トレイル踏破奮闘記その①~八戸編~

三陸復興国立公園 八戸 中居 巧貴

~プロローグ~

昨年10月8日から12日までの5日間、みちのく潮風トレイルの八戸市-久慈市区間の調査で歩く機会がありました。今回、調査で歩いたのは、

◆右:八戸自然保護官事務所 中居巧貴(なかい こうき):27歳

★左:宮古自然保護官事務所 古館百合子(ふるだて ゆりこ):23歳

 両者ともアクティブ・レンジャー1年目。八戸市から久慈市までの約100キロを通して歩くのは、今回が初めてでした。

 この二人の対談形式により、みちのく潮風トレイルの沿線風景などを4回(八戸市編・階上町編・洋野町編・久慈市編)にわたって紹介していきます!

~第1章 八戸市編~

◆中居:1日目の八戸市は、台風一過の晴天に恵まれ、まさにトレイル日和ですね、古館さん!

★古館:一時は台風でどうなることかと思いましたが、無事にスタートすることができそうでホッとしました!まずは、1つ目のチェックポイントであり出発点である蕪嶋神社で、安全祈願をしましょう。

★古館:ここで祀られている弁財天は、商売繁盛や子授けにもご利益があるとされていて、漁業の守り神でもあるそうです。今(10月)はあまりウミネコはいませんが、春先にはたくさんのウミネコが島全体を埋め尽くしますよね!

◆中居:春になると約3~4万羽ものウミネコがここにやってきます!ウミネコは「弁天様の使い」と言われ、漁場を知らせてくれる鳥として昔から大切にされてきました。

★古館:トレイルスタンプ帳に1つ目のスタンプを押し、いよいよ久慈市に向けて出発です!


左上:ハマギクの群落

右上:鮫角灯台

左下:葦毛崎展望台

右下:葦毛崎展望台からの景色

★古館:沿線上では、ちょうどハマギクの群落があり、とても綺麗です!また、緑広がる草原で種差の海を見守っている鮫角(さめかど)灯台や、弓状の海岸線を眺めることができる葦毛崎(あしげざき)展望台も絶好のビュースポットです。

◆中居:綺麗な花や景色に夢中になって歩いていたら、お腹が減ってきました!

★古館:ちょうど次のチェックポイントである「ホロンバイル」に到着するので、お昼をいただきましょう!

★古館:軽食だけではなく、食事もあるので、しっかり食べたい人にもいいですね。

◆中居:このように、地域のグルメを楽しむのも、トレイルの楽しみ方の一つですね。

◆中居:八戸市区間の魅力は、岩礁→砂浜→松林→草原と、短い海岸線の中でもコロコロと景色が変わることです。歩いていて楽しいですし、飽きることがありません。豊かな自然環境があるおかげで植物も豊富です。夏はニッコウキスゲとノハナショウブの競演が見ものですよ!

左上:岩礁並ぶ中須賀

右上:夏に見られる、ニッコウキスゲとノハナショウブ

左下:樹齢90年以上のクロマツが広がる淀(よど)の松原

右下:「鳴き砂」の大須賀海岸

★古館:淀の松原を抜けると、種差海岸を代表する景勝地、「種差天然芝生地」に到着です!

◆中居:ここには仕事でもプライベートでもよく来ますが、何度来てもこの景観を見るたびに「やっぱり、良いわぁ...。」とつぶやいてしまいます笑

★古館:この芝生地では1965年(昭和40年)までは馬が放牧されていて、名馬の産地として知られていました。馬が草を食んだり踏みしめたりすることで圧力に強い芝が生き残り、草原が維持していたされてきたようです。

◆中居:...古館さん、なんか俺より八戸に詳しくなってますね...。

★古館:芝生地の向かいにある、チェックポイント「種差海岸インフォメーションセンター(以下、種差海岸IC)」で教えていただきました!

◆中居:種差海岸インフォメーションセンターは木造平屋建ての施設で、木の香りでほっこり癒やされます。近くには民宿や食堂もあり、隣の休憩所では、種差をイメージしたスイーツも食べることができます。

★古館:潮風トレイルの情報コーナーの他にも、三陸復興国立公園や、地域の自然と暮らしのつながりの紹介などもあるので、スタンプを押しながらゆっくり見学するのもいいですね!

◆中居:おっと!スタンプといえば、ここでついに八戸市区間のスタンプが3つ揃い、八戸市区間を踏破した証として、「ピンバッジ」と「八戸市区間踏破証明書」をいただきました!


左上:種差海岸インフォメーションセンター

右上:八戸市区間踏破証明書とピンバッジ

左下:八戸市区間のスタンプが揃って喜ぶ中居アクティブ・レンジャー

右下:踏破証明書をGETした中居・古館アクティブ・レンジャー

★古館:さて、ここでだいぶ日も暮れてきたので、この日は芝生地の近くにある民宿に泊まりましょう!

◆中居:種差に民宿はいくつかありますが、どこに宿泊しても旬な食材を活用した新鮮なお料理をいただくことができます!

★古館:さらに、この日は偶然ながら、皆既月食が見られる日で、多くの方々が芝生地で観測していました。

◆中居:皆既月食も綺麗ですが、芝生地から見る朝日も綺麗なんですよ!

★古館:本当ですね!水平線から昇る朝日を撮ろうと遠くから訪れていたり、散歩で毎日歩いている方もいますね。種差がたくさんの人に愛されているのが伝わってきました!


◆中居:景色を満喫して、また民宿に戻って朝食をたべたあとは、大久喜・金浜を抜け、ついに隣町の階上(はしかみ)町です!古館さん、初めての八戸市区間のトレイルはいかがでしたか!?

★自分の管轄地域とは違った特色があって、歩いているだけで楽しかったです!天然芝生地はもちろん、普段なかなか歩くことのない広い砂浜が特に印象的でした!途中、種差の植物を研究している先生に出会って2時間くらい一緒に歩いたおかげで、種差の興味深い生き物についてもだいぶ詳しくなった気がします!民宿の女将さんをはじめ、出会う方々みんな気さくで素敵でした!

◆中居:古館さんもすっかり八戸市区間の魅力に惚れましたか...!景色だけではなく、地域の方々との交流もトレイルの魅力の一つですよね。八戸市のコースは比較的平坦で歩きやすいので、普段あまり歩かない、という初心者の方も気軽に楽しむことができます。種差海岸インフォメーションセンターでは、様々な体験プログラムやトレッキングイベントを用意しているので、そちらも気軽に参加していただけたら、種差の魅力をより感じられるかと思います

※種差海岸インフォメーションセンター ホームページhttp://tanesashi.info/

★古館:次回は「第2章 階上町編」をお送りします!今回はこの辺で!

◆中居・★古館:それではまた!

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2015年02月05日山田町でモニターツアー開催しました!~復興エコツーリズム事業~

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

みなさん、こんにちは。

前回のアクティブレンジャー日記でお知らせしました、山田町での復興エコツーリズムモニターツアーの様子をお伝えします。

モニターツアーの参加者は10名。当日の朝に降っていた雨もあがり、太陽の日差し降り注ぐ中でツアー開始!

ツアータイトルは「山田の楽しさ見て触れて!!人・海・祭り!3つ揃って山田町エコツアー」で、キーワードは「山田湾」。

山田町中心部が見渡せる丘や、地元の漁師のガイドで海上から、さらに海の幸の収穫作業の一部を体験し、魅力あふれる山田湾を伝えるツアーとなっています。

まずは、地元の漁師のガイドによる「山田湾クルーズ」!海上から震災の爪痕が残る海岸線や、カキの養殖棚を間近で見学しました。

カキの養殖棚の見学では、ガイドが育てているカキの養殖棚へ船を近づけ、1年ものと3年もののカキの大きさの比較に、ガイドが海中からカキを引き上げると参加者も興味津々。「カキは何を食べて育ちますか?」など質問が飛び交いました。

ちなみに、カキはプランクトンを食べて育つそうです!

船から降りると、カキがいくつも密着して1つの塊になっているものを、1つ1つ切り離す作業とカキの殻むき体験です。
漁師ガイドにカキを切り離すポイントを教わり、最初は手慣れず苦戦していた参加者もだんだんと慣れてきて夢中になっていました。

また、カキの殻むき体験では「カキの塊を切り離すよりも難しい!」と話しながらも、参加したみなさん、きれいにむいていました。

体験も一段落し、待ちに待ったお昼ごはんの時間!

昼食は、山田町名物の「わかめラーメン」とカキ・ホタテなどの海産物の蒸し焼き。


写真のとおり、わかめラーメンの特徴は麺の色。わかめが麺に練り込まれているため、きれいな緑色をしています。

ラーメンの上にホタテなどをトッピングして海鮮ラーメン風にする方も!会場はあっという間に海の幸の香りに包まれました。

ツアーの中では、山田町のお祭りの映像も流しました。実は、この映像も今回のツアーのキーワード「山田湾」と関係があり、お祭りで、みこしを担いだ人々が山田の海に入っていく海上渡御が行われるのです。

映像でお祭りの歴史を振り返りながらスタッフが自信の体験談を交えながら語ります。郷土芸能の虎舞や海上渡御が映し出されると、語りにも熱が入ります。郷土愛が強い方が多く、この山田のお祭りを見るために帰省する人も少なくないそうです。

参加者の中には山田町のお祭りに訪れた方もおり、一気に祭りムードに。初めて知る方も興味深そうに見入っていました。

昼食後は、神社のある高台へ向かい、登りきると山田湾や復興に向けて日々姿を変えつつある町の中心部が見渡せました。

スタッフが、復興に向け日々変わり続けている山田町の復興の様子についても触れ、最後に町の復興を祈願してツアーを締めくくりました。

夏に行われたモニターツアーの反省会では、スタッフの緊張が参加者にも伝わっていた様子だった、参加者とスタッフの交流の時間をもっと持てたら良かった、などの意見があり、今回のツアーは参加者と交流する時間を増やしました。そのためか、ツアー中は参加者とスタッフとの心の距離が近く、お見送りの際には参加者がスタッフに駆け寄り感謝の気持ちを伝える場面も多く見受けられ、終始和やかな雰囲気に包まれていました。

ツアー終了後は振り返りを行い、良かったところ・もっと工夫が必要なところ・今後の目標など様々な意見を出し合い、スタッフの結束を深めました。

モニターツアーに参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

最後に...。ツアー後に撮影した山田湾の夕暮れ。

途中雪が舞うこともありましたが、最後まで天候も味方になってくれました!

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