ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

磐梯朝日国立公園 羽黒

247件の記事があります。

2011年05月24日月山VCイベント 羽黒山の自然を楽しもう

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 報告が遅くなりましたが、5月15日(日)に月山ビジターセンターイベント「羽黒山の自然を楽しもう」が開催されました。

 当日は天気も良く、気持ちの良い中のイベントとなりました。
遅かった芽吹きも見られ、新緑の中、羽黒山の古道を歩きました。



 パークボランティアから、羽黒山の古道の歴史を説明されます。


 春の花も見られました。シュンランです。


 これはクロモジの花です。
 クロモジからは芳香がします。高級な爪楊枝に使用されていることで有名です^^

ページ先頭へ↑

2011年05月09日月山ビジターセンターイベント よもぎ餅を作ろう!

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 5月3日(火・祝)に、月山ビジターセンターのイベント「ヨモギ餅を作ろう」が開催されました。
 
 毎年恒例のイベントで、身近な野草であるヨモギを餅に入れて、餅つきをしました。子どもたちは興味津々!


 さぁ~、お餅をつくぞ!
 

 よいしょよいしょ。お母さんの力を借りてがんばります。


 餅をついた後は、アンコと一緒にしてアンコ餅にして召し上がっていただきました。

 つきたてのお餅はとても美味しいと評判で、身近な野草であるヨモギも入っていて、皆さん「美味しい~」を連発していました^^ 
 本当につきたてのお餅は美味しいものです。

 連休中ということもあり、地元の方でもビジターセンターに来るのが初めてという方も多かったと思います。
今回は餅つきということでしたが、普段の週末は野鳥や自然観察会もやっていますので、また是非遊びに来てくださいね!

ページ先頭へ↑

2011年04月25日月山スキー場がオープンしました。

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 4月23日、月山スキー場開きが行われました。
「なぜ今頃スキー場開きなの?」という声が聞こえて来そうですが、月山はあまりにも豪雪で冬期は営業ができず、4月になってようやくスキー場がオープンするという全国でも珍しいスキー場です。

例年スキー場開きは4月10日に行われるのですが、今年は震災の影響もあって延期され、4月23日に行われました。
当日は残念ながら雨模様でしたが、本降りになるまえに祈願祭が終わりそれほど濡れずにすみました。


安全祈願祭の様子です。

 天気がよければ月山山頂まで足を伸ばすつもりでしたが、当日の天気予報は雨。
雨が降っていなければせめて姥ヶ岳まででも行ってみようと思っていましたが、ガスも濃くなってきて雨が降り出したので泣く泣く諦めました。

ページ先頭へ↑

2011年04月20日H23羽黒地区パークボランティア 集会・救命講習会

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 暖かくなったと思ったら、また昨日から寒くなりましたね。
十和田・種村ARの4/19日記を見て驚きました。
羽黒ではさすがに雪は降っていませんが、月山や飯豊・朝日ではきっと昨日は雪が降ったのだろうと思います。
今日もまた寒い一日なので、山では雪かもしれませんね。

 残雪の山を歩きたい衝動を抑えるのが大変ですが、今年は例年と雪の状況が少し違うようです。GWなど山に行く計画を立てている方は、よく準備・情報収集をしてから出かけてください。

 さて、遅くなりましたが、4/10に行われました
「VCイベント羽黒山新緑ウォッチング」
終了後に行った、羽黒地区パークボランティアの年度初めの集会と救命講習会について、報告させていただきます。

 平成23年度がスタートしましたので、今年度の活動予定や今後の実施体制等について打合せを行いました。


 年度初めということで集会が行われました。

 集会の後は、普通救命講習会を行いました。
内容は心肺蘇生法(AEDの使用を含む方法)や熱中症の対策等について、鶴岡市消防署から講義と実習を交えながら学びました。


 普通救命講習会の様子です。消防署の方から講義を受けます。


 講義後は実習です。
人が倒れていることを想定し、発見、周囲への呼びかけ・指示、心肺蘇生(心臓マッサージ、人工呼吸)を行う、と言う流れの実践的な実習です。
また、AEDの使用方法についても学びました。

 心肺蘇生については、テレビなどで時々見ることがありますが、実際に自分で行うのでは想像と違います。想像以上に大変な作業で、短い時間でも汗が吹き出してくるほどです。
場合によっては大切な人の命を救うことができるかもしれません。皆さん真剣に受講されておりました。

ページ先頭へ↑

2011年04月15日下池にも春が来ました。

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 暖かい日が続いています。今日は気温が20度を超えました。

 14日に下池に巡視に行きました。
とても天気が良く、気持ちが良い中の巡視でした。春の花がたくさん咲いていました。


春と言えばやはりこの花。カタクリです。
私はこの花を見て「あぁ今年も春が来たのだなぁ」と実感します。本当にキレイで愛らしい花ですね。


 キブシが花をたくさん咲かせていました。
この花は、葉が芽吹く前の森で黄色い花をたくさん付けるので、早春に森を歩くととても目立ちます。
花は木からぶら下がっていて、よく観察してみると、小さい花をたくさんつけています。


 花でもなく定番ですが、ツクシです。
ツクシは漢字で「土筆」と書きます。なるほど、まるで土から筆が出ているみたいですね。

今週末は、土曜日はあまり天気が良さそうではありませんが、日曜日は天気が良さそうなので、皆さんも外に出られてはいかがでしょうか?^^

(※パークボランティアの研修については来週にアップしますね。春の花の写真を皆さんにお見せしたくて、先にこちらの日記を書かせてもらいました)

ページ先頭へ↑

2011年04月13日【VCイベント】羽黒山新緑ウォッチング

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 羽黒自然保護官事務所の佐々木です。
4月になって、事務所周りにあった雪も一気に融け始めてきました。去年は寒い4月でしたが、今年はどうでしょうか。

 さて、4月10日(日)に、月山ビジターセンターのイベント、「羽黒山新緑ウォッチング」が開催されました。
例年ならば、芽吹きが見られるところなのですが、今年は雪が多く寒い冬だったこともあり、まだまだ芽吹く様子はなく、残雪も多いのでスノーシューを履いて羽黒山から旧参道を歩きました。

 春の花もあまり咲いていなかったのですが、マンサクが咲いていました。


 スノーシューを履いての散策です。今年は本当に残雪が多く、まるで冬に行ったスノーシューハイキングのようです。


 パークボランティアが解説してくれます。


 たくさん穴が開いているけれど何だろう?これはキツツキが開けた穴です。

 年度が明けて初めてのイベントでした。
パークボランティアも年度初の顔合わせということで、イベント後は集会と救命講習会を行いました。
その様子は次回の日記でお伝えします^^

ページ先頭へ↑

2011年04月04日今年度もよろしくお願い致します。

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 羽黒自然保護官事務所の佐々木です。
 4月となり、平成23年度がスタートしましたね。皆さま今年度もよろしくお願い致します。

 今は東北や日本が元気になれるように、私も自分ができることをやりたいと思っている毎日です。
 
 今回は新年度の短い挨拶だけで恐縮ですが、今後ともよろしくお願いします。
今年もまた、皆さまと山でお会いできることを楽しみにしています。
 

まっ白になった月山です。
月山は冬の間は雲に隠れてなかなか顔を出してくれません。
写真は2月に撮ったものですが、今年は雪が多く、たっぷりと雪がついています。

例年4月10日にオープンしている月山スキーですが、震災の影響により今年は延期するそうです。
下記のホームページにて、ご確認ください。

月山朝日観光協会ホームページ

ページ先頭へ↑

2011年02月22日月山ビジターセンターイベント スノーシュートレッキング

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 羽黒自然保護官事務所の佐々木です。
昨日今日と快晴が続いています。
事務所の前から月山が見えるのですが、まっ白になった月山が顔を出していて、見ているだけで嬉しくなるような、そんな気持ちの良い天気です。

 2月20日、月山ビジターセンター(以下VC)の冬イベント、スノーシュートレッキングが行われました。
コースは、VC~羽黒山旧参道~南谷~羽黒山頂~スキー場~VCというコースを歩きました。当日は雪の天気でしたが、気持ちよく歩きました。
 
 講師は、月山頂上小屋の芳賀竹志さんです。
月山周辺の山については何でも知っていると言えるほど、芳賀さんは月山周辺のことを知り尽くしている人です。他スタッフはパークボランティアです。


 パークボランティアの解説に熱心に聞き入る参加者の皆さんです。

 スノーシューの履くのは初めて、という方もいるので、まずは履き方からです。
無事に履くことができたら歩いてみます。
当日の雪はとても締まっていたので、ラッセルも全く必要なくどこでも歩けました。
旧参道はVCイベントでよく使われるのですが、夏の景色とは全く違っています。


 石段になっている参道も、今の時期は雪の下です。
最後の急斜面をがんばって登ります!
 トレッキング後は、VCに戻って、皆で昼ご飯を食べてから解散となりました。


 最後に講師の芳賀さんから挨拶です。


 今年初めてのイベントでしたが、関東方面から参加された方もいて、参加者の皆さんは満足されていたように感じました。どうもありがとうございました。
 次回のイベントは、3月20日です。よろしくお願い致します。

ページ先頭へ↑

2011年02月14日大山・下池野鳥観察会が行われました。

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 羽黒自然保護官事務所の佐々木です。
関東や太平洋側では連休は雪が降ったそうですが、山形では降り続いた雪もようやく落ち着き、ほっとしているところです。

 さて、毎年行われております鶴岡冬祭りの一つ、大山新酒酒蔵まつりとの連携行事で、大山の下池で野鳥観察会が2月12日(土)に行われました。
例年天気が悪いことが多いのですが、今年は穏やかな天気の中で行われました。
  
 講師は、大山・上池下池鳥獣保護区管理員の宮川氏を始め、尾浦の自然を守る会の水野氏、工藤氏にお願いしました。

 当日は湖面が凍っていて水鳥はそれほどいませんでしたが、さすが講師の皆様です。
湖面にはいない猛禽類や、氷の切れ間にいるハクチョウなどをすぐに見つけました。
また、パークボランティアの大澤氏や遠藤氏、今野氏もお手伝いいただき、参加者の皆様は楽しんでおりました。
 

 観察会を実施した下池にあるおうら愛鳥館です。


 フィールドスコープで水鳥や猛禽類を観察。

 また来年も酒蔵まつりと連携行事で行いますので、近くに来られた際は是非お越し下さい。遊びに来てくれた皆様ありがとうございました。


 別件になりますが、飯豊連峰保全連絡会のニュースレター第12号が発行されました。
下記から閲覧できますので、ご覧下さい。

http://c-tohoku.env.go.jp/to_2010/0204b.html

ページ先頭へ↑

2011年01月27日飯豊連峰保全連絡会 第6回会合が開催されました。

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

 羽黒自然保護官事務所の佐々木です。
今年は本当に雪が多くて、毎朝の事務所周りの除雪が日課になりました。
今日は久しぶりに天気が良く、ほっとしているところです。

 1月25日に飯豊連峰保全連絡会第6回会合が開催されました。
各団体の今年度の活動報告がされまして、また来年度の合同保全作業についても話し合いがなされました。

 取り急ぎの報告として、来年度の作業日等が決まりましたのでご報告します。

 来年度の合同保全作業は、飯豊連峰の草月平周辺での作業を予定しておりまして、日程は10月1日(土)~2日(日)になりました。
 また事前の勉強会を9月3日(土)~4日(日)に予定しています。

 詳細は会員の皆様や関係者の皆様には、後日ニュースレターにてご報告させていただきます。


会議の様子です。

 連絡会も立ち上げって3年目になりますが、3年目の最後の会合が終わりました。
 改めてですが、飯豊連峰保全連絡会の設立趣旨・目的について、会則第2条を以下に引用させていただきます。
_________________________________________________________

 この会は飯豊連峰を愛する人たち、飯豊連峰に関わる人たち、飯豊連峰に登る人たちの協働により、人為的な影響で荒廃した自然を復元させ、原始性の高い飯豊連峰の自然が永続的に維持されるように、その保全活動を推進することを目的とする。

 このため、飯豊連峰に関する様々な主体の保全活動が無秩序とならないよう、広範囲な関係者が様々な立場で連携・分担するための情報交換、意思疎通を図るものとする。
_________________________________________________________

 また、飯豊連峰保全連絡会が立ち上がった経緯など、以下から閲覧できます。
http://c-tohoku.env.go.jp/to_2008/0417a.html

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ