ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2022年3月

15件の記事があります。

2022年03月31日みちのく潮風トレイル~南三陸・女川・石巻を歩く~

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

 石巻自然保護官事務所 晴山です。
今回は、みちのく潮風トレイル(MCT)の南三陸町・女川町・石巻市のルートの紹介です。


 南三陸町・女川町・石巻市の3市町のルートは、他の市町村のルートに比べて海から少し離れた里道や気仙道、金華山道などの旧街道を多く通ります。また、田束山、石投山、大六天山、金華山といった400メートルを超える山を登り降りする健脚向けのルートもあり、各山頂に向かう道中では志津川湾、雄勝湾、女川湾といったリアス海岸地形や世界三大漁場である三陸金華山沖に浮かぶ離島の綺麗な景色を眺望することができます。

 南三陸町の起点近くには、田束山登山道である「行者の道」があります。「行者の道」は古くは修験道として栄えて、苔むした渓流沿いに歩道がありマイナスイオンに包まれながら歩くのは格別です!ルートから少し外れた田束山頂上では、初夏には鮮やかなツツジが見られ、晴れた日には遠くに気仙沼大島や、栗駒山、蔵王連峰などの山々を望むことができます。

南三陸町・荒沢不動尊【「行者の道」へ向かう途中にある南三陸町・荒沢不動尊】

行者の道【田束山登山道「行者の道」】


 石巻市では、雄勝湾を望みながら「石投山」山頂を目指します。急登の疲れを吹き飛ばしてくれるほどの景色なので、ぜひ一度訪れて欲しい場所です。

石投山山頂からの景色【石投山 山頂からの景色(中央に金華山)】


 山頂で一休みした後は、心地よい杉林を抜けて女川町中心部を目指します。女川町中心部には飲食店や個性的なお店が沢山あるので美味しいごはんでエネルギーチャージをし、長旅の疲れを癒してください。

 女川町の次は、石巻市牡鹿半島に向かいます。牡鹿半島は三陸復興国立公園の南端に位置し、名前のとおりニホンジカの生息密度が高く、樹皮剝ぎ痕や踏み跡をあちこちで見かけます。
牡鹿半島南端の鮎川港から航路を使い金華山、網地島、田代島の離島を周り石巻市中心部に続きます。石巻市中心部からは旧北上川を望み、北上川運河沿いを経て東松島ルートに向かってください。

 みちのく潮風トレイルには「トレイル憲章」があり、その一つに「震災をいつまでも語り継ぐための記憶の道とします。」とあります。
ルート沿いには「南三陸旧防災対策庁舎」、「旧女川町交番」、「大川小学校跡地」などの震災遺構があります。是非お立ち寄り頂き、当時の事、また、今までの復興の歩みを見て頂きたいと思います。

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2022年03月25日環境大臣表彰&マンサク開花&春ちかづく八甲田

十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

春分の日が過ぎ、日ごとに日照時間が長くなりました。

出退勤時が真っ暗ではないと、やはり嬉しいものです。

通勤路から南八甲田櫛ヶ峯がくっきり見えます。

湖畔からは更に美しく輝いて見えました。

さて、環境省では、自然公園の保護と適正な利用に関して、顕著な功績があった方(団体も含む)を表彰する制度があります。

令和3年度自然公園関係功労者環境大臣表彰に、自然公園財団十和田支部に勤務されていらっしゃる山下清吉氏が表彰されました。十和田市長への報告会に同行させていただきました。

詳細:https://www.env.go.jp/press/110611.html

山下さんは、十和田湖はもちろん、八甲田、奥入瀬のことでわからない事をたずねると、何でも答えてくださり、とても頼りになります。。

改めて、おめでとうございます。今後も元気でご活躍して下さることを祈念します。

先日、業務途中に湖畔のマンサクに会いに行ったら、かすかに微笑んでいました。

暖かい日が続いたかと思うと、寒さがぶりかえしたりする中、やっと眼を覚ましましたね。

春の日差しが眩しい日もある十和田湖畔ですが、業務の打ち合わせで行った八甲田はまだまだ雪に埋もれていました。

酸ヶ湯温泉の周辺の雪の壁はこれぐらいありました。

スキー場のブナの芽が色づいているのがわかります。

3月も間もなく終わります。

5年前からいつも側にいる龍神様は、姿こそ変わりましたが今日も十和田湖を見守っています。

時は過ぎ、変わりゆくものもあり、変わらぬものもあり、様々な想いが走馬燈のように頭をよぎります。

変わらぬ自然を守っていくために、自分の出来ることは微力かもしれませんが、日々研鑽し、業務に従事していきたいと思いました。

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2022年03月22日みちのく潮風トレイルを歩きに行こう!岩手釜石大船渡編

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

春の香りがしてきて、どこかに行きたい!とウキウキしてきますね。

歩く旅の道「みちのく潮風トレイル(MCT)」はいかがですか?

 MCTは、青森県八戸市から福島県相馬市まで続く1000㎞を超える歩くための道です。1000㎞と聞くと「ちょっと厳しい・・・」と思われるかもしれませんね。しかしその歩き方は多様で、自分好みにアレンジ自在です。全線歩ききる必要はありませんし、週末にふらっと駅周辺だけ、牡蠣が食べたいからあの港を目指して、など気軽にお出かけ材料にしていただきたいと思います。

 そんなちょこちょこつまみ食いトレイル(区切って歩く=セクションハイク)には車と鉄道が強い味方になります。MCTの通る三陸沿岸は自動車道(三陸沿岸道路)と三陸鉄道、JRと相性ばっちりなので地図とにらめっこしながら計画も楽しんでくださいね。

 今、快適にドライブできる『復興道路』として繋がれた三陸沿岸道路は地域間の物流への貢献ばかりでなく、医療支援や地域産業、観光への振興に期待されています。この三陸沿岸道路は、三陸沿岸の大動脈国道45号に沿っていますがその元となっているのが『三陸浜街道』です。こう呼ばれるようになったのは明治以降ですが、江戸時代から海産物の移送や海運の主要港を結ぶ脇街道として経済や文化の発展に寄与してきました。物資をできるだけ早く運ぶためにリアス海岸特有のギザギザの海岸線をなぞらず最短距離で結び、現在の国道45号にほぼ重なり敷き替わっているわけですが、当時のまま残されている部分があります。道路を敷けず下にトンネルを通した『峠道』です。半島の根元を貫くには難所の峠が立ちはだかりました。

 MCT岩手県南部ではこうして残っているいくつかの峠道をルートにしています。今回はその中から釜石市と大船渡市にまたがる『三陸浜街道鍬台峠』をご紹介します。

 三陸鉄道唐丹駅スタート、三陸駅ゴールの歩行距離約20㎞。鍬台峠には、当時の技術を集結して組まれた石垣や側溝、石畳の名残や一里塚など、先人たちの息づかいが感じられるような道や、まるで絵本の中に迷い込んだかのような世界の美林帯があります。標高430mに広がる自然や古の風景はたくさんのハイカーを魅了してきました。新緑の春、ツツジやクリンソウが咲き乱れる初夏は特にオススメですよ。

鍬台峠から南下し下り立つ地は奇跡の集落吉浜です。かつての度重なる大津波の経験を元に政策を打ち、東日本大震災での被害を回避した集落です。そしてその先の羅生峠を越えると次の集落、越喜来が待っています。ここにはハイカーはもちろん、旅人や地域住民など誰にでも開放している優しい場所、震災伝承施設『潮目』があります。ここを訪れ、地元の方の思いを聞いてみてください。これまで立ち寄った旅人の写真やメッセージも見られますよ。

人が紡いできた歴史・道が感じられるこのコース、海岸風景だけではないMCTの変化球を堪能できます。歴史や人、そしてその思いに触れることこそがMCTを楽しむ秘訣かもしれません。

今回のご紹介コース(オレンジ色の線)を地図で示すと以下のようになります。

三陸沿岸道路(黄緑色の線)と三陸鉄道(黒線(破線はトンネル))と国道45号(ピンク色の線)が並走しているのが分かりますね。

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2022年03月17日雪解け時期の到来!

磐梯朝日国立公園 羽黒 風間彩野

こんにちは。

磐梯朝日国立公園 羽黒自然保護官事務所の風間彩野です。

気温がだんだんとあがってきました。

羽黒自然保護官事務所の周りでは、雪解けが進んでいます。

今週も、上池下池の巡視に行ってきました。

先週と同じ場所で写真を撮りましたら、驚きのbefore afterになっていましたのでご覧ください。

上池 before

上池 after

下池散策路 before

下池散策路 after

1週間で雪がすっかり溶けてしましました。雪解けはとても早いですね。

ハクチョウたちは一段と少なくなりました。無事に北帰行していったのでしょう。

春が来るのが待ち遠しいです!

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2022年03月15日まだまだ開催中の写真展&企画展

十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

11年目の3月11日が過ぎました。

三陸生まれの私は、何年過ぎようとも心穏やかではいられない日です。

訪れるたびに、少しは変化があるものの、相変わらず明かりの少ない町は、

震災前と同じように、夜空に星が瞬いて、

大自然は何も変わっていないのだな、と強く思いました。

火山噴火で出来た十和田湖は、静かに悠久の時を刻んでいます。

再噴火の可能性もあるとの指摘もあり、今一度防災用品をチェックが必要ですね。   

さて、令和3年度12箇所で開催していた「令和3年度十和田八幡平国立公園写真展」は、

おかげさまで、イオンモール大曲会場が最後の展示会場となりました。

関係各位の皆様には大変お世話になり、感謝いたします。

「十和田八幡平国立公園写真展」は、十和田八幡平国立公園管内のアクティブレンジャー5名が、十和田八幡平国立公園の自然をテーマに、現地巡視や自然ふれあい活動などの業務中に撮影した写真を展示し、十和田八幡平の豊かで多様な自然の魅力を発信することを目的として令和元年より行っているものです。

その中で、イオンモール大曲会場で行われていた写真展は、

会場のご厚意により会期を延長して開催しておりました。

更に写真を追加して、「十和田湖の移り変わり」の展示を加え、

3月31日まで再延長して展示を開催しています。

https://www.aeon.jp/sc/omagari/event/event_e355143.html

大きい写真を追加しました。

十和田八幡平国立公園の映像もご覧になれます。


昨年度の写真を追加しました。

十和田湖の移り変わりのパネル展示もあります。

また、4月2日より、同会場にて「国立公園がやってきた」と題した、新しい展示を企画しております。

私達アクティブレンジャーの仕事を、具体的に紹介した展示もただいま準備中です。。

お近くお越しの際は、どうぞお立ち寄りいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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2022年03月14日冬の八幡平の魅力

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

盛岡市内では徐々に気温も上がり道路や歩道の雪はほとんど消えて、歩きやすくなってきました。

先日、八幡平頂上付近の巡視を行いましたのでご報告いたします。

夏の八幡平は、頂上付近まで車で容易にアクセスが可能ですが、冬の八幡平はその雪の多さから岩手県、秋田県をつなぐ八幡平アスピーテラインという景勝道路が閉鎖され、特に岩手県側からのアクセスが困難なことから、パウダースノーを求めバックカントリーで入山される方以外は利用者は多くありません。

今回は国立公園区域外で雪上車を使い高度を稼いでからスノーシューで巡視を行いました。

20名くらいの方々とすれ違いましたが、お話しを伺った多くの方がアクセスの比較的容易な秋田県側から入山されたとのことです。皆さんのお目当てはやはりスノーモンスターと呼ばれる樹氷です。今年は見応えのある大きさにまで成長し、樹氷を見つめる皆さんは笑顔でした。

冬の八幡平は3月になると晴天率が上がり、この日も高気圧の影響で穏やかに晴れました。

渾身の一枚(歩きながらコンパクトカメラのシャッターボタン押しただけ)をご覧下さい。

 

雪原の向こうに樹氷、その奥には岩手山、早池峰山も確認できました。

 

モンスターがぞろぞろ行進しているように見えて面白かったので撮影しました。

多くの方に冬の八幡平の魅力を知っていただきたいですが、天候が悪化すればたちまちホワイトアウトとなり上下感覚も失われるような危険な状況になり得ますので、適切な装備と天気図・地図読み等の熟練者の同行が必須です。

現在CATという雪上車を使ってバックカントリーツアーを行っている事業者がありますが、今後はスノーシューツアーも事業化しようとする動きもあるようです。

安全に楽しく国立公園を楽しんでいただけたら嬉しいです。

国立公園でお会いしましょう。

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2022年03月11日震災遺構・震災メモリアルパーク中の浜

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

宮古自然保護官事務所の古館です。

本日311日で東日本大震災から11年。今年は曜日の並びが11年前と同じなので、震災前後の記憶も含め、色濃く蘇ってくる感覚があります。

 

三陸復興国立公園は、昭和30年に創設された陸中海岸国立公園の区域を平成25年に拡張し、創設された国立公園です。豊かな自然と、その地域で暮らす人々の文化や暮らしを感じられるだけではなく、自然の恐ろしさと震災からの復興を感じられる地でもあります。

 


こちらは、震災メモリアルパーク中の浜という震災遺構の施設です。

津波の被害を受けたキャンプ場の一部施設を震災遺構として保存しており、津波の怖さを伝えるほか、今後いつどこで起こるか分からない津波災害への備えについても学べます。今回は、その一部をご紹介いたします。

 


ほぼ被災当時の状態のまま残っている炊事棟(左)とトイレ(右)です。

 

炊事棟の左側の柱は海側に向かって折れており、津波が押し寄せるすさまじさだけではなく、引き波の威力を想像させるものとなっています。

このトイレの左側の基礎部分は写真には写っていませんが、本来ならある土壌が大きくえぐられています。こちらもまた引き波がトイレ横の岩にぶつかり渦を巻いたと想像させます。

 


園内にある展望の丘(左)と展望デッキ(右)からの風景です。

 

どちらも、ちょっとした高台にある景色の良い場所ですが、展望の丘の左側に見える赤いパネルには、東日本大震災の津波が押し寄せた高さを示す線が刻まれています。そう、この高さまで津波が押し寄せたのです。高さ15mほどですが、いざというときにはここよりもっと高いところに逃げなくてはなりません。

この震災メモリアルパーク中の浜の避難場所は、展望の丘の写真で右奥に写っている山の上にある展望デッキです。

園内には避難路に誘導する案内版もあるので、いざというときは慌てずに避難しましょう。

 

このほかにも、津波の遡上高や津波記念碑が守った集落の物語などについても展示しています。

 

震災メモリアルパーク中の浜は20145月に開園し、今年5月で丸8年を迎えます。

※開園から今までの出来事が気になる方はこちらの過去日記をチェック↓

20140618日 震災メモリアルパーク中の浜開園式・植樹祭①

20140623日 震災メモリアルパーク中の浜開園式・植樹祭②

20200520日 宮古市中の浜開園から6年目の生長

 

震災メモリアルパーク中の浜に限らず、いざというときに自分を、大切な人を守るための情報が得られる震災の記憶・記録を伝承する施設が、沿岸各地に点在しています。気になる方は、3.11伝承ロードもチェックしてみてください。

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2022年03月10日いつまでいるの?ハクチョウさん

磐梯朝日国立公園 羽黒 風間彩野

こんにちは。

羽黒自然保護官事務所の風間彩野です。

皆さんご存じのハクチョウは、10月頃に庄内地方に飛来してきます。

ハクチョウの古里は4000kmも離れたシベリア。極寒のシベリアでの生活を避けるため、北海道や青森などを経由してここ上池下池にたどり着きます。

その長い長い旅を想うと、舞い降りてきたハクチョウの姿に生命の素晴らしさを感じるのです。

10月以降、朝はハクチョウの声で起き、田んぼにご飯を食べに行く彼らと共に通勤し、ご飯を食べ終わって上池下池に帰る彼らと共に帰宅する生活が始まります。飛んでいる彼らの姿はとても美しいです。白い翼で風を切りながら飛ぶ大きな姿に圧倒されます。その姿とは対照的に、白い顔に黒くてつぶらなかわいい瞳を持っているのでハートを射貫かれます。

そして一冬を日本で過ごした後、2月頃にまたシベリアへ帰って行くのですが・・・今年は3月になっても多くのハクチョウが日本にいるようです。そして残念ながら日本で命を落としてしまった個体が例年より多くなっています。原因は色々と考えられるようですが、今年の大雪や寒波などによるえさ不足も一因となっている可能性があるとのことです。

そんな状況の中、国指定鳥獣保護区である、大山上池下池の巡視に行ってきました。

まずは上池の様子から。

全面が凍結していました。驚きの光景です。

最近は少しずつ晴れている日が増えてきて、心が躍ります。後ろに見えるのは高館山。実は、有名な心霊スポットでもあります。

上池の奥の方にハクチョウの姿が見えました。昼間はご飯を食べに田んぼの方へ行っているハクチョウが多いようです。少し閑散としていました。

お次は下池の様子を。

下池は、凍結はなくいつも通りでした。

カモ類が沢山います。どこを歩いてもカモたちの鳴き声が聞こえてきます。最近都会に出ていないせいか、カモたちの鳴き声が街中の人の話し声に聞こえてくるのは私だけでしょうか。カモたちも同じことを話しているのかもしれません。「おなかすいたー」「ねむいー」「コロナ早く収まらないかなー」「まだまだ寒いねー」

奥の方にも数羽、まだ日本に残っているハクチョウたちがいました。

下池の周りにはぐるっと一周できる散策路があります。まだ雪が積もっていてとても転びやすいですが、皆さん元気にお散歩されていました。散策路からも鳥たちの姿が観察できますので是非歩いてみてくださいね。

「まだこいの~(またきてね~)」の看板があります。奥に見えるのは四阿です。上池も下池も休憩スペースやトイレが完備されています。どんな方でも気軽に訪れられるのは素晴らしいですね。

今回の巡視では特に異常は見られませんでした。

これからも鳥たちがのんびり過ごせるこの環境を残していきたいものです。

そして、ハクチョウが無事にシベリアに帰れることを願いましょう。

おまけ

雪の上にかわいい足跡がついていました。てくてくてく。癒やされます。

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2022年03月09日お宝マップ完成しました2021~陸前高田市広田小学校~

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

1学期2学期とご紹介してきた広田小学校のマップ作りの授業ですが

この度完成したことを報告させていただきます。

↓これまでの軌跡はコチラ↓

お宝マップができるまで2021①~陸前高田市広田小学校~

お宝マップができるまで2021②~陸前高田市広田小学校~

6年生の総合的授業の一環でおこなう地域学のツールとして

みちのく潮風トレイルを活用しています。

完成したマップはみちのく潮風トレイルを歩くハイカーはもちろん

観光で訪れる人やさらには近隣地域の人にも使っていただける

広田町の紹介マップとなっています。

みんながおすすめする、広田で是非立ち寄ってほしい

『広田半島みどころスポット』20カ所が

生徒自身の言葉で紹介されていたり、

みちのく潮風トレイルのルートを見やすく、トイレなどの

歩く人にとって必要だろうと思うポイントが書かれています。

みちのく潮風トレイル「歩く旅」を意識したら

今年度の6年生は水分補給のお知らせとして自動販売機の

位置を地図に記そうとひらめきました。

昨年度に続いて同じテーマの授業でしたが

先輩達と違った目線もあっておもしろいなと感心しました。

完成したマップを多くの人へ届けて欲しいと

陸前高田市観光物産協会へお願いする会を開きました。

地元新聞記者もかけつけ、緊張の瞬間でした。

その後、みちのく潮風トレイルの統括本部や関係者、

実際に広田半島を歩いたことのあるハイカーなどと

オンラインで交流会を行いました。

利用者目線のコメントを聞いたり

地図のできあがりの感想を聞いたり

また歩きに行くね!といった声を聞け

自分たちがやってきたことへの自信に繋がったことでしょう。

今年度の広田小の授業はこれで完了です。

岩手県立大学島田先生、陸前高田市観光物産協会さん、

広田小学校の先生方、色々教えてくれた地域の方々、

ずっと支えてくださった親御さんたちなど、

たくさんのご協力があり

6年生の楽しく取り組むパワーで大成功でした。

この広田半島マップは陸前高田市観光物産協会や

碁石海岸インフォメーションセンターなどに置かれています。

是非お手にとって見て、広田半島を歩いてみてください。

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2022年03月09日弥生

十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

降り積もる雪の重さも、頬をなでる風の温度も、前とは少し違っているように感じる弥生です。

桃の節句に合わせて、花桃を飾りました。

今の時期、自宅では留守中に花が凍ってしまうので、事務所の玄関に置かせてもらいました。

短い命を精一杯に輝かせる生花に、いつもエネルギーをもらいます。

間もなく、まばゆいばかりの春の花々の様子をお届けするのも、また楽しみです。

三月の別名「弥生」が代表的ですが、調べてみたら他にもたくさんの別名がありました。

「桜月」「雛月」「早花咲月(さはなさつき)」「夢見月」「染色月」「嘉月」「花津月」「季春」

「花見月」「晩春」「春惜月」「暮春」「花月」「建辰月(けんしんづき)」「蚕月」「宿月」「桃月」など、歴史や風土とも関連していて、調べてみるととても興味深いものがあります。

二週間に一度、休屋地区の建物を写真に残す業務があり、途中で必ず湖畔の様子が気になってしまいます。

強風で押し寄せた湖水が岸の氷にぶつかり、しぶきが上がっています。2022/3/4

しぶきをズームアップしてみてみました。火山の噴火のようです

梢に鳥の陰が見えたので、シャッターを押したらこんな図が撮れました。カケスです。

遠くの蓮葉氷(はすばごおり)の周辺にはオオバンがいました。

さかんに水中の何かを啄んでいます。

一昨年はすでにマンサクが開花していたようです。(過去の日記より)

今年の同じ日3月4日のマンサクです。

少し黄色の花が見えますが、まだまだです。開いても、寒いと閉じてしまいます。

3月8日の朝、御前ヶ浜のマンサクが気になって行ってみました。

先日は少し黄色がのぞいていたのに、全く見えません。

暖かい日が続くと開花宣言できるでしょうか。お楽しみに。

マンサクに関しての過去の日記をご興味有る方はよろしければご覧ください。

http://tohoku.env.go.jp/blog/2021/03/post_597.html

http://tohoku.env.go.jp/blog/2020/03/post_516.html

http://tohoku.env.go.jp/blog/2020/03/post_514.html

http://tohoku.env.go.jp/blog/2020/03/post_512.html

奥入瀬渓流の氷瀑もゆっくり見る間もなく冬が終わってしまうのは寂しいものです。

2022/2/22 奥入瀬渓流

人と人も、大自然でも、そこには出会いがあり、別れもあります。

急ぎ足で流れていく怒濤の時の中にあっても、その大切さや美しさに気付くことが出来る心を持ち続けたいものです。

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